第51回気象予報士試験 実技2 問3

第51回気象予報士試験 実技2 問3(1)

 この①から⑩の10問は、チャートを読み取るだけの問題で
悩み要素ゼロです。
確実にゲットしてくださいね。

ここでミスをするようだと、合格は難しいですよ。

『西南西』
見慣れない風のチャートですが、目盛りを見れば容易に意味がつかめますね。

前半で圧倒的に多いポジションは『西南西』です。
『南西』も正解にしていますが、16方位との指定ですから、これは甘い採点だとと思いますよ。

『7時』
チャートから簡単に分かります。

『3hPa』
これもチャートから簡単に読み取れます。

『南西』
①の説明をご覧ください。

『8℃』
これもチャートを読み取るだけ

『3hPa』『増加』『降下』
2.7hPaくらいですが、整数指定なので③は『3hPa』になります。

⑦風速は強くなりますから、わたしは『増加』としましたが、模範解答の『増大』のほうが適切なようです。
おそらく、どちらでも良いでしょう。

⑧気温は下がりますから『降下』でも『低下』でも良いと思います。

『北北西』 ⑩『瞬間風速』
下図のとおりです。

第51回気象予報士試験 実技2 問3(2)

これは難しいですよ。

図9を総観的に見てみると、次のような状況が浮かび上がります。

じょう乱Aは、13時頃上陸して、14時に境に最接近します。
その後、東に進んで消滅するようです。

じょう乱Aを取り囲んでいる細いレーダーエコーが、9時から11時まで境にかかっていますが、12時から14時にはじょう乱Aの中心付近に近づき降水がありません。

この辺から、じょう乱B存在が明確化して、降水が強まります。

15時にはじょう乱Bの厚いレーダーエコーが境に到達して、16時には中心付近が境を通過します。

このような状況を頭に入れて時間チャートを見ると、時間の速い(ア)と(イ)をじょう乱A、後半の(エ)と(オ)をじょう乱Bの影響と見ると、矛盾がありません。

(ア)じょう乱Aの中心が西から境に近づいたために、気圧が下がり風向は変わらないと考えられます。

(イ)すでにじょう乱Aの中心に入っているので、気圧の変化がなかった。

(ウ)14時から15時は、じょう乱Bが境に急接近しているので、風速が強くなったと判断できます。

(エ)この時間帯にはじょう乱Aの影響は考えられません。
一方じょう乱Bの中心が通過したことにより、気圧が回復して上昇に転じたと見れば、前述の総観と矛盾しません。

これは、判断が難しいですね。
実際の試験会場だったら、わたしは混乱して、おそらく答えられなかったでしょう。
でも、前半がA、後半がBとか、適当に書いて、偶然当たっているかもしれません(笑)

第51回気象予報士試験 実技2 問3(3)

またまた緯度経度の問題ですね。
しかも今度は0.1°刻みで求めています。

じょう乱Bの中心位置のヒントになるのは次の点です。

・勾玉状エコーの先端付近
・中心付近の風の旋回流の中心
・降水量が強い領域

これを参考して観察してみると、下図の黄色い星印付近だと思います。

星を打った地点は、『北緯35.53°』『東経133.36°』でした。
数値を丸めると『北緯35.5°』『東経133.4°』になります。

しかし、この図で0.1°の差で減点されたら仕方ありませんね。

第51回気象予報士試験 実技2 問3(4)

海岸線に到達したのは『13時』(下図)です。

12時から13時の進行方向は『南東』
『東南東』
でも正解。

12時から13時の距離が35km(上図)なので、時速『35km』
『30km』
でも正解。
北緯35°~北緯36°間の距離は、111kmであることは覚えておかなければなりませんよ。

『消滅』
じょう乱Aは上陸してから急速に衰えて、16時には消えてしまいます。

『南南東』

『16時』

『15時30分』
図8のチャートで、境の気圧が最も低い時間を探します。

『東側』理由は下記の通り

丸a『風向が西南西から北北西に時計回りに変化したから。』(24字)
『台風の左に立てば左巻き』を参照すると、右巻き(時計回り)ならじょう乱B通過の右側に立っていたことが分かります。

右側に立っていたのだから、じょう乱Bが通過したのは左側ということになります。
じょう乱Bは境付近を南下したので、左側とは『東側』を意味します。

これは、実技1問4(1)⑤でも出題されましたね。

模範解答

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