第43回気象予報士試験 実技1&2

第43回気象予報士試験 実技1

問1
(1)は天気図の読み取りですが、前半は表の数字の読み取りなので、比較的簡単です。
このレベルの問題は、全問正解したいところだ。
問1(2)(3)については、問題文をよく読んでくださいね。

問2(1)前線位置の解析だが、比較的分かりやすい問題。

(2)閉塞した温帯低気圧の中心付近にあらわれる特徴的な温度分布の解析屠蘇の表現力。
表現が難しい。
入り組んだ等温線から、暖気と寒気の絡まり具合を瞬時に読み取る能力があると便利。
そんな特殊能力がなければ、マーカーか色鉛筆で着色して目安にしましょう。

問3(1)の最大風速と日時を読み取るのは簡単な作業。

(2)は、状況分析は比較的簡単なのですが、日本語の表現力が問われる。
地名を入れるのが重要なポイントだとすれば、わたしは減点されています。

問4(1)一見複雑な表だが、個別要素を分離すると単純な問題。

(2)計算式に数値を入れて計算するだけ。

(3)波の問題で現象を把握するのは容易だが、文章にまとめるのがなかなか難しい。

(4)波の成長に関する問題。
これも表現力が問われる、理系の試験というよりも、国語の試験ですね。

 問5(1)この[2]は分からなかった。
[2]を限定する意味が無いような気がする。大雨でも良いと思うし。
[5]も分からなかった。

(2)表を作って穴埋めをすれば、簡単な問題だが、試験時間最後の間際にこんな冷静なことをやっていられるか?
焦って、何もできないかも。


第43回気象予報士試験 実技2

問1(1)文章の穴埋め問題。
[5]は正解を聞かされても、なんだか納得出来ない。
これ以外は難しくはない。

(2)1014hPaの等圧線を解析するのだが、なかなかトリッキーで面白い問題だ。
うまく解けると気分が良い。

(3)グラフの読み取り問題だが、問題文が長いので、これを理解するのに時間が取られてしまう。
結構厄介な問題だ。

問2(1)衰退期の低気圧の特徴を書かせる問題は珍しい。
普段書き慣れていないので、文章が作れないので、意外と難しかった。

(2)表の読み取り問題なので簡単。
ただし、[7]は、予報円が重なっているので、気がつかないと分からないかも。

(3)文章の穴埋め問題。
冷静に判断すれば、間違うことはないでしょう。

問3
発達する低気圧の構造を文章で書く問題。
指定文字数が、30字から55字と長いので、文章力が問われる。

この作文は難しかった。

問4
(1)レーダーチャートを解析して低気圧中心を描く。
一見簡単なのだが、位置が0.8mmずれていると、速度計算に誤差が出る。
この精度で答えを描くのは不可能に近い。

(2)グラフの読み取り問題。
手順に進めていけば、簡単。

(3)強風軸と雲域の位置関係を問う。
冷静に判断すれば間違うことはないでしょう。

(4)気温が急低下、湿度が急上昇。
この理由を考えるのだが、まったく発想が追いつかなかった。

言われてみれば、そういうことかと。

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