気象庁HPの潮汐力の説明について

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    • #13790
      SMAT
      ゲスト

      おそらく試験とは無関係なので試験前に投稿する内容ではないと思っていた事柄になります。

      気象庁のHPの潮汐力に関する記述に誤りがあると考えています。しばらく前に気が付いた時に”気象庁ホームページに関するご意見・ご感想”にて指摘を送ったのですが、現時点で無反応です。
      問題の文章は
      http://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/knowledge/tide/choseki.html
      の 
      ”潮汐が起こる主な原因は、月が地球に及ぼす引力と、地球が月と地球の共通の重心の周りを回転することで生じる遠心力を合わせた「起潮力」です。”と図です。

      潮汐力に遠心力は無関係です。誤解されることが多い事柄でネット上でも多く取り上げられています。
      例えば下記のサイト、”潮汐力と遠心力を巡るよくある誤解”
      http://jein.jp/jifs/scientific-topics/908-topic50.html
      に説明があります。
      少々長いですが、”潮汐力と遠心力は関係ない”との項があります。

      地球と月の関係では、引力と遠心力を考慮しないわけにはいかないので、潮汐力に無関係ということは直観に反してしまうのですが、潮汐力は公転運動を伴わない、例えば強い重力を持つ星に物体が自由落下する場合にも生じます。
      その潮汐力によって物体が破壊されない距離のことを”ロッシュ限界”と呼びます。
      https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E9%99%90%E7%95%8C

      気象予報士を目指す立場においては雑学に過ぎませんが、気象庁のHPとしてはいかがなものかと思っています。
      潮汐力に関する正しい理解を広める一助になれば幸いです。

    • #13794
      とうり
      ゲスト

      SMAT様、つね日頃、これについては興味を持っていました。潮汐力。毎日、広島市内からクレアラインを通って江田島に向います(広島になじみのない方にはわかりにくい)。そのラインを車で走りますと、広島湾に逆に(平行)走ることになります(帰りは逆方向)。「カキいかだ」が陸からはなれた海上に浮かんでいる(浮きがついている)のを、山沿いの中腹(かなりの遠望)から右(帰りは左側)にみます。
       ①その行き帰りに「カキいかだ」が回転しているのを目撃(時計回り、あるいは反時計回り)
        朝には、陸に対して直角(湾曲)、そして夕方には平行
        (1月28日には、干潮5:34(18:03)、満潮12:00(23:47))
       ②干潮、満潮による「力」を利用(カキ漁師さんの言)。しかしよくわからない。
        (私の推測);潮汐力が湾に対して干潮・満潮時に働くのを利用するには(そこまで考えているのかな)、「カキいかだ」の下に、おもりが、左右(端)と真ん中にぶら下がっている(左右はうごかないように固定)。真ん中には、回転のためのおもり。回転や振動がカキの生育にいい。回転の理屈はどうなんでしょうか。イメージしにくいですが・・・。

    • #13878
      とうり
      ゲスト

      今日も同じルート。ひらめきがありました。広島湾(正確には三角州の南)には100台(台と呼ぶかどうか不明)。一台には10組のカキいかだが連結。クレアライン沿いにも(呉に向う山沿いの高速道路)カキいかだあり。どうやら前者は、潮汐流(干潮・満潮)の高さの変化として約2mの高低変化。これをカキの育成に利用。常に潮汐の流れは連なったいかだの間を平行に行き来している。つまり、回転せず、高低変化のみ。しかし、後者の場合、陸に直角に沿ってあるためか、カキいかだの海側の端に流動的な重り、陸側には固定の重り。そのために、陸に直角に設置されたカキいかだは、潮汐の影響で弓のように湾曲、次いで、「楕円潮流」(つまり沿岸に向って生じるらしい)によって、陸と平行にカキいかだが強く動き(時計回り)、一定時間ののち再び反時計回りに「楕円潮流」が作用して陸と直角。一連の動き(はじめには陸と直角、そして湾曲、右回転、左回転で元の位置)のようです。(あくまでも、私の推測です)。

    • #13883
      とうり
      ゲスト

      広島市内の広島市水産振興センターを訪問。カキいかだの「回転」を説明したものの、「否定」。
       ①カキいかだは回転しない。
       ②広島湾北部には、1100台(1台につき10組にいかだが連なる、計11000のいかだ)のカキいかだがある(300強の業者)
       ③それぞれ、いかだは、その左右に重りがあり、真ん中に袋状のワイヤーのなかに固定。
       ④干潮・満潮は約2mの高低差を与える。
       ⑤潮汐力は、陸に直角いかだを湾曲させるだけ。回転させない。
      ということで、カキいかだの回転のメカニズムは否定されました。しかし、帰り際に、私が「あのいかだは、陸に平行にありますね、あの天応地区で」と聞くと、「その地区のいかだに接して、陸に直角のいかだは、小屋浦地区」と係員。「えっ、見間違えたのか」。その可能性があります、とのこと。「なぜ」と私。
       解決しないまま、私はあとにした。なぜ、見間違えたのか。その答えはすぐ見つかった。つまり、呉への高速道路の通行では、行きは左側(すなわち山際)を通るために、行き(天応から小屋浦へ)は、陸に垂直ないかだが「湾曲した」のを見る。帰り(小屋浦から天応へ)は右側(海側)の通行で、行きには見えなかった陸側の「陸に平行な」いかだを見ることになる。(そういうことだった、ミステリアスでした)。

    • #13891
      ウルトラゾーン
      ゲスト

      今年は広島のカキが不漁らしいですね。海水温の影響か?とか書いてありましたが。
      中学の頃に親父と釣り大会に参加して、カキいかだの上から釣りをしましたが、大型のカレイが大漁でした。
      ちなみにカキは、陸から遠いところのものは生食用、陸に近いものは加熱用として売られているそうです(昔、テレビで言ってました)。
      潮汐力とは関係なくてごめん

    • #13909
      とうり
      ゲスト

      ウルトラゾーン様、広島のカキ、そのようになっています。温暖化によって(海水温の上昇など、先のセンターで観測中)不作になったのでしょうか。また一方で、カキいかだの管理も人手不足のため、毎日の管理もままならぬことも原因の一端のようです。カレイ釣りなどもいまだ盛んです。
       ところで、潮汐力、江戸時代の広島城の外堀と元安川(太田川水系)の間で、そのような力を利用して、堀の水の入れ替えを3日ぐらいでしていた。すごいですね。現在では、川の上流から地下水道を通じて広島城の内堀の水を、また地下水道を通じて川の下流に排出。さらに、現在、新しいサッカースタジアムの建設予定地のあたるので、その地区全体が新しい街の再開発(紙屋町一体)との関連で大・再開発が進んでいます。いろんなものが意味は違いますが「潮汐力」で動いています。ちょっと、次の試験対策の合間に息抜き中です。干潮状態です。

    • #13927
      ウルトラゾーン
      ゲスト

      広島もどんどん変わっていってるんですね。
      以前里帰りしたときに、広島湾の埋め立てが進んで、昔海だったところが広範囲にわたって陸地になっていて、これは津波が来たらアウトやなぁ!と思ったことがありましたが、内海だからそれほど心配することもないってことなんでしょうか。
      ところで中学生の頃、熊野から自転車で呉に降りて、そのまま倉橋島→能美島→江田島と釣りツーリングをしたことがありますが、能美島から見た広島湾は南国の海のように綺麗でした。

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