渦度の極大値

はじめに フォーラム めざてん掲示板1 渦度の極大値

  • このトピックには7件の返信、2人の参加者があり、最後に吉之介により4年、 8ヶ月前に更新されました。
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    • #11677
      吉之介
      ゲスト

      いつも疑問になっているのですが、渦度の極大値を読み取れという問題で、回答見ると+があったりなかったりしてますが、+は書くべきでしょうか?
      例)平成27年度第1回(第44回)実技1問2(1)③
      回答 +なし
      例)同年 実技2 問2(1)+あり

    • #11697
      ヤマウミ
      ゲスト

      こんにちは

      とてもいい疑問だと思います。

      極大値には正と負がありますから、問題文で、正負のことを言っていない場合には必ず符号+、−をつけるべきです。

      逆に、正渦度の極大値を問われている場合には、正ということが自明ですので、符号を付けても付けなくても構いませんが、問題文で符号は付けない、つまり数字だけで答えなさいとある場合にはプラスを付けません。

      補足ですが、正渦度の極大値をよく問われるのは、極大値自体に意味があるわけではなく、極大値を手掛かりに正の渦度移流という低気圧発達などの状況を周辺含めて的確に把握するためです。

      • #11698
        ヤマウミ
        ゲスト

        補足です。

        正渦度の極大値が大きい場合、正の渦度移流がどの程度なのかなどを必ず確認します。等渦度線と等高度線がともに混み合っていれば、渦度移流は大きいです。500hPa天気図で確認できます。

        厳密には、渦度はある条件では保存量になりませんから、その場合には渦位を考慮しますが、予報士試験の範囲外と思います。現業では必要になります。

    • #11700
      吉之介
      ゲスト

      ヤマウミさま
      詳しいご説明ありがとうございます。
      問題文で、正負のことを言っていない場合には必ず符号+、−をつけるようにいたします。また、問題文をよーく読むべきてすね。

      ついでに恐縮ですが・・
      渦位とは、何でしょうか?簡単でよいので教えてください。
      あと、現業とは何なのでしょうか??

    • #11701
      北上大
      キーマスター

      吉之介さん

      平成27年度第1回(第44回)実技1問2(1)③については、
      『渦度の極大値を単位を付して』
      との問題文ですから、符号については特別な指定はありません。
      この場合の符号は任意で良いと思います。
      センター発表は『188×10^-6/s』ですが
      符号を付けて『+188×10^-6/s』として減点されることはないと思います。

      逆に『絶対値を書け』のように符号を禁止する指定があれば『+』を書いたら減点です。
      そのような指定がなければ『+』を書いて悪い理由はないと思います。

      試験場で無駄な時間を使うのは損ですから、迷ったら『+』を付けてはいかがですか。

      平成27年度第1回(第44回)実技2問2(1)については、
      『500hPaの極大値を、符号と単位を付して答えよ』
      と指定されているので、悩むまでもなく『+』は必須ですね。

      • この返信は4年、 8ヶ月前に北上大が編集しました。
    • #11708
      吉之介
      ゲスト

      北上大さま
      ありがとうございます。
      特に指示がない限り「+」を書いても間違いではないようですね。
      「絶対値を書け」とや符号を付してには、気をつけます。
      気象予報士レベル外でしょうけれど、「渦位」とは何のでしょうか?勉強ついでですので簡単に聞いておきたいです。

    • #11710
      ウルトラゾーン
      ゲスト

      お久しぶりです。
      渦度は、受験生が誰しも必ずぶつかる壁のひとつですよね。

      渦位にについて簡単に!
      ヤマウミさんが書かれているように、渦位は保存される量みたいですよ。
      渦度は500hPa予想図などに書かれているように平面(実際には等圧面)、すなわち2次元での値なので、上下に出入りがあったりすると、保存されません。上下に出入りってのは、風のことではなくて渦のグルグルが上下に伝わるということです。対流圏の中間層である500hPaは風(空気)は上下へ大きく動きますが、渦の上下移動は比較的少ないので、500hPaでの渦度が予想の材料として使われているようです。
      これに対して、渦位は平面ではなく渦の上下の出入りも考慮した概念で、そのため渦位は保存されるということのようですよ。
      正確さに書けますが、温度はある位置での温度を指すのに対して、温位は上下の変化も考慮した値であるのと同じようなイメージかなぁ。

      以下、参考文献「気象のABC 渦のいろいろ」です。
      https://www.metsoc.jp/tenki/pdf/2011/2011_11_0063.pdf

      試験前なので、がっつり読まず、勉強の合間にでも気分転換にどうぞ。

    • #11712
      吉之介
      ゲスト

      ウルトラゾーンさま
      お久しぶりです。 
      細かいご説明ありがとうございます。
      うーん”(-“”-;)” はっきりいって、よくわかりません。とりあえず、参考資料を読みなおしてみます。
      (多分、私には理解不能かも?)

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