第30回 実技試験1 問2 (3)前線解析の質問

はじめに フォーラム めざてん掲示板1 第30回 実技試験1 問2 (3)前線解析の質問

  • このトピックには5件の返信、2人の参加者があり、最後にactorにより4年、 7ヶ月前に更新されました。
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    • #11996
      actor
      ゲスト

      もし同一のトピックがあった場合は申し訳ございません。

      前線解析に関して質問させていただきます。

      閉塞点が中々回答例と同じ位置に打つことができません。

      500hPa強風軸との交点に打つようにしています。

      閉塞前線を決めるにあたり、より優先事項の高い気象条件などがあればお教えください。

      本トピックの問題の正答例では閉塞点がN40°E146°付近に閉塞点が打たれています。

      自分は強風軸との交点を意識してN38°E147°付近に打ちました。
      それに伴い寒冷前線も正答例より2°近く南側にズレてしまっています。

      今回閉塞点を打つ決め手はどこにあったのでしょうか?

      850hPaの等相当温位線のくさび型に暖気が北上しているくさび型の南縁先端に重なっているように思うのですが、それであっていますでしょうか?

      今回の件に限らず閉塞点及び閉塞前線を解析する基本があればお教え頂きたいです。よろしくお願いします。

    • #12002
      北上大
      キーマスター

      actorさん

      どなたからもまだレスがつかないようですね。
      第30回というと、資料をお持ちの方も少ないと思います。
      メンバーズルームで閲覧はできます。

      正解かどうかはともかく、私なりの解説を書くつもりですが、今週は21日まで外泊なので動けません。
      22日以降になりますが少しお待ち下さい。

    • #12004
      とうり
      ゲスト

      actor様、ほとんど同じような解析を私もしています。苦労しています。「閉塞点」、「閉塞前線」、それらを含めて前線解析。30回気象予報士試験、見ていませんので、すいません。50回気象予報士試験実技1の問3を見ますと、すでに「閉塞点」、「閉塞前線」が書かれていますので、あとはご存知のように、相当温位場の南端に注目。しかし、これがどれを採用するかで、微妙に閉塞点がずれます。その点に合致するように書いて(次の小問(2)の強風軸にほぼ真下、ということ)いきます。しかし、難問は、「キンク」です。これをかかなければ、おそらく不正解。135度の西側に(どこかに)「停滞前線の記号」を一つ書いて(ごまかす)、そしてそこからはなして寒冷前線の記号。今回は地上前線と850hPa前線がほぼ同じ。相当温位場の南端を「微妙に」閉塞点に合わせて前線を書きます。すいません、答えになっていないようですが。

    • #12018
      ウルトラゾーン
      ゲスト

      前線や閉塞点の解析は、みんな苦手意識がありますよね。
      前線は地上におけるラインなので、寒冷前線や温暖前線の強さ(鉛直方向の傾き)や、閉塞が寒冷型なのか温暖型なのか、強風軸における風の強さなどによって、テキストに書いてある解析手法とは多少ズレた位置になってしまうのではないかと思います。(テキストでは曖昧なやり方は書けないので、ある程度画一的に、「850hPa集中線の南縁のだいたい〇度南辺りに線を引く」などとして、手法を書いていると思います。これと実際の解答がズレていた場合に???となってしまう)
      この辺りの肌感覚は難しいですよね。私も解答通りの位置に解析できる自信は未だにありません。
      答えになってなくてすいません。

    • #12047
      北上大
      キーマスター

      actorさん

      確かにこれは迷いますね。
      情報量が多すぎるために、いろいろ迷うようです。

      わたしは、次のような手順で、閉塞点を北緯40°付近と判断しました。

      〔1〕図6の850hPa等相当温位線と風の図から、850hPa面での閉塞点はN42°E148°付近と判断しました。

      〔2〕図5(下)の等温線と上昇流の図からも、850hPa面ではほぼ同じ結論です。

      これを地上におろしたときにどの程度南に移動するかの問題ですね。
      ヒントにしたのは、

      〔3〕上で解析した850hPa面の温暖前線の位置よりも、解答図に示された地上温暖前線の位置が2°ほど南にずれている。
       850hPa面での閉塞点がN42°付近だったので、地上ではN40°になるだろう。

      〔4〕上昇流の極大値(-97)がN40°付近にある。
       閉塞点付近では、暖気遺留と寒気移流がぶつかり上昇流が強くなりやすいので、閉塞点の目安として使われます。

      〔5〕図4(下)の地上天気図との整合性。
       最も惹かれたのが、996hPaの等圧線の湾曲です。
       N36°E34°の南に凸の鋭角な湾曲は、寒冷前線を通したくなる形です(笑)
       降水域の形にも沿わせたいです。

      以上のような過程で北緯40°付近を閉塞点と判断して、総合的に矛盾がない。

      図がないと分かりにくいですね。
      後で、第30回実技のこの問題だけでも解説を作ります。

    • #12056
      actor
      ゲスト

      皆様ご回答ありがとうございます。

      直前対策に追われてしまってやっと閲覧出来ました。

      明日、受験される方がいれば一緒にがんばりましょう!

      改めて前線解析の復習ができたように感じました、ありがとうございます。

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