下層(850、925、975hPaなど)の気温・風・相当温位で地中に埋まっちゃってる部分は?

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  • このトピックには2件の返信、1人の参加者があり、最後にウルトラゾーンにより5年、 9ヶ月前に更新されました。
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    • #8999
      ウルトラゾーン
      ゲスト

      本日第33回実技2(←古くてすいません)の答え合わせをしていて、ふと疑問に思ってしまった事があります。
      なぜ今まで疑問に思わなかったのか不思議で、明らかに私の勉強不足なんですが・・・

      第33回実技2には、関東の975hPaの気温・風の予想図が資料として提示されており
      資料には、標高が概ね400m以上の領域が灰色で着色されており、等温線と矢羽(風向・風速)が描かれています。
      等温線は、概ね標高400m以上の領域には描かれていないのですが、矢羽は標高400m以上の領域も含み、図の全域に等しい格子間隔で描かれています(数値予報計算で導き出された結果を全て掲載)
      問題を解く時は、特に疑問にも思わず全ての領域の風向を眺めて解答したんですが、答え合わせをしている時に、よくよく考えてみると、975hPaなのに標高400mどころか1500m近いところまで矢羽が描かれているのはおかしくありませんか?山では風が地中に埋まっちゃってるよ!と思うのですが。

      確か気圧については海面更生で現地気圧を標高0mの気圧に補正して表示するが、標高800m以上では海面更生を行わずそのまま表示しているんだったと思いますが、風については山がないとみなした時のその等圧面での風を記載しているんでしょうか?(←ただし計算の過程では地形を考慮している)それとも等圧面より高い標高の場所はその標高で吹く風に換算して記載しているんでしょうか?
      山の地中で吹く風を見ても仕方がないので実際に吹く風に補正して表示していると考えるのが妥当な気がしますが。

      また、上の資料では気温は400m以上の領域には描かれていませんでしたが、資料によっては等温線や等相当温位線も、その等圧面より高い山にも描かれているものがあります。このような場合はどのように考えればいいのか?
      等温線や等相当温位線は標高の影響を明らかに受けると思われるので、全体の繫がりを重視し、等圧面より標高が高いところでも計算結果を補正せず、山がないと仮定した場合の気温・相当温位を表示しているのかな?
      その方がスムーズに解析できるから

    • #9006
      あきら
      ゲスト

      ウルトラゾーンさん、
      なんと!すごいところに気がつくんですねぇ。私は灰色で着色された標高の高い山地部分は全く見ていませんでした。2℃の等温線と平野部の風の状況だけを見て解答していました。確かに975hPaは400mくらいなので山地に行くと埋もれてしまいますね。この予想図は数値予報プロダクトなのである格子点とその他の格子点や近い観測点などとの関係で計算上出てくるものなのではないかなぁ。

      言われてみると、850hPa(高度約1500m)の相当温位、気温、風の図も富士山やアルプスなんかどうするんだろうという疑問が出てきます。推測するに、周辺の情報を加味して連続性が保たれるよう(内挿?)に計算されているように思います。

      山地の影響が関係する問題では主にレーダーエコーなどが引き合いに出されていて、850hPa相当温位の傾度や風の図で影響を判断させる問題はなかったような気がします。

    • #9012
      ウルトラゾーン
      ゲスト

      相当温位や気温は連続性が保たれるように(その図を見て流れや分布などがわかるように)してあるように思えますよね。
      でも風は計算の過程で地形も考慮しているはずなので、そうすると山の上(地上)で吹く風になってしまうような気もするし、計算で出たその等圧面の風を表示しても意味はない気もするし、よくわかりません。

      きっと、決まりがあって、よくよく調べるとどこかに書いてあるはずだと思うんですけどねぇ。

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