自己採点

[ヘクトパスカル]

　実技の問題演習をしたのちの採点の際どのようなどのような基準で採点し，点数を決めればよいのでしょうか．

　模範解答にあるキーワードらしいワードが自分の解答には抜けているから0点，若干違うけどニュアンス的にはあってるから満点という決め方を現状ではしています．

　皆さんどのようにしているのか教えてください．

[まだ]

自己採点は難しいですよね。
特に、初心者のうちは、どの程度部分点がもらえるか、見当もつかないと思います。
自分は、過去問の模範解答のほか、「ひとりで学べる！気象予報士実技試験」（ナツメ社）の解答例を参考に、以下の基準で自己採点をしていました。

・過去問の模範解答は絶対的に正しい。安易に「この表現でも正解としてもらえるはず」などど考えない。
・結論が間違っている場合は0点とする。例えば、「台風は～した後、温帯低気圧化する」が模範解答のとき、「温帯低気圧」が無ければ0点とする。
・点数は、先に満点の0％～100％を10％刻みで決め、小数1位まで出す。6点問題の80％だから4.8点など。
・迷ったら、低めに付ける。よほど自信のない限り満点にしない。「これでもいいはず」として誤りを覚えてしまうのが一番怖い。
・字数制限は、5字までの過不足は減点しない。5字以上は、5字ごとに10％の減点とする。

参考までに、今回（48回）試験の実技２の私の解答と自己採点を下記します。
自己採点では合計61点でしたが、実際は62～65点ほどもらえたようです。

問１（３）2
前線の付近とその南側は上昇流域、北側は下降流域である。（90％）

問１（３）4
前線の北側で湿度の傾度が大きく、北側は乾燥、南側は湿潤の領域である。（40％）

問１（４）3
前線付近とその南側は乾燥した領域であり、前線から離れた北側に湿潤の領域が存在する。（30％）

問２（１）2
トラフは深まりながら当初は南東、その後は東に移動する。（0％）

問２（３）2
初期時刻では低気圧として認識されていないが、次第に発達しながら東北東に進むと予想される。（70％）

問２（３）3
北側の前線が南下し、南側の前線はほぼ停滞のため、前線同士が接近する。（70％）

問３（２）5
両地点とも通過後は風速が増している。（80％）

[電球]

ヘクトパスカルさん、まださん、こんばんは。
４５回試験で何とか合格した電球です。

過去問演習の自己採点・・・たしかに難しいですね。
拙者も、まださんが参考図書としてあげられている
「ひとりで学べる！気象予報士実技試験」（ナツメ社）
かなりボロボロになるまで参照しました。
（章ごとに分解して持ち歩きました・・・）

文章題の自己採点はザックリ２割きざみでやりました。
①必要な結論とキーワードが揃っていれば６割。
②上記に加えて言い回しまでほぼ合っていれば８割。
③結論が合っていてもキーワード不足は４割～２割。
※言い回しまで完璧な解答を書けたことがない・・・

過去問演習で困ったな・・・と思ったのは、
同じような現象を問うている（はず）にもかかわらず
模範解答がやや異なるキーワードや文言になっていた
場合で、作問者のクセとか考え方があるのかなあと
漠然と思っていました（たぶん拙者が未熟者だったの
で本質に気づかなかったためと今思い返しています）。

自己採点は、どうしても個人差がでると思いますので
まださんご指摘のとおり「低め低め」に査定した上で、
細かい素点は気にせず、トータルで６０％？６５％？
それとも合格点？程度で判断してはいかがでしょうか。

[ヘクトパスカル]

まださん，電球さんありがとうございます．

自己採点の基準についてはやはり難しい問題なのですね．
振り返ってみると「まっ，OKでしょ」という感じで採点していたこともあったので，
今後は模範解答や参考書を参考にしたり，お二人のように独自の基準を設定して辛口な
採点で取り組んでいこうと思います．

[投稿者]

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