試験問題を見てみましたが
なぜ49mmではなく50mmとなるのか?というと、問題に「5mm刻みで答えよ」と指示があるからです。
読み取ったり、計算した数値が誤差を含んでいたりする場合に下位の桁を切り上げたり、切り捨てたり、四捨五入したりする事を、数値を「丸める」と言います。
切り上げ、切り捨て、四捨五入の場合は、どの桁について行うのか指定があります。
1の位を四捨五入なら、1の位が4なら切り捨て、5なら切り上げ
二捨三入は文字だけ見ると2は切り捨て、3以上は切り上げかと思ってしまいますが、一般にはそうではなく、数値を5づつ(もしくは50ずつ、500ずつ、0.5ずつなどなど)に区切って表す時に使います。
この問題では5mm刻みとあるので、・・・、40、45、50、55、・・・といった、まさに5mm刻みで答えなさいと言っています。
なので、
42であれば、2を切り捨てて40
43であれば、3を切り上げて45
47であれば、45+2なので、2を切り捨てて45
48であれば、45+3なので、3を切り上げて50
といった具合です。
問題では、48.5mmならば、45+3.5mmなので1の位が3なので切り上げて50mmとします。