1海里の距離は、1.852km、1ノットの速さは、秒速0.514mの意味だ。
そもそも、海里の定義は、下の図のように、地球の子午線(4万km)の1分(1度の60分の1)の長さである。
だから、緯度間の距離は、1度なら60海里で、10度なら600海里になる。
10度が600海里は実技試験に出るので、覚えておかなければならない。
また、ノットは時速1海里の速度である。
時速なら、1KT=1.852km/hだが、風速に使うときには秒速に換算する。
3600秒で割って、1852m÷3600秒=0.514m/sになる。
通常は、ノットを2で割って、小数以下を四捨五入する程度の概算で良い。