第52回一般知識問5 はじめに › フォーラム › めざてん掲示板1 › 第52回一般知識問5 このトピックには4件の返信、1人の参加者があり、最後にtyにより4年、 8ヶ月前に更新されました。 4件の返信スレッドを表示中 投稿者 投稿 2020年6月6日 22:10 #15031 tyゲスト ご教示ください。 誤 (a)表⾯張⼒のために,雲粒が⼩さいほど低い過飽和度で⽣成される。(低い→高い の誤り) 正 (b)雲粒が凝結過程によって成⻑するとき,周囲の空気の過飽和度が同じであれば,雲粒の半径が⼩さいほど⼀定時間内での半径の増加量が⼤きい。 (a)で「雲粒が小さいほど生成には高い過飽和度が必要」なのに、(b)で「同じ過飽和度なら、雲粒が小さいほど成長速度が速い」 のは矛盾してるように思うのですが、なぜでしょう? 2020年6月7日 08:00 #15039 とうりゲスト ty様、当方も、雲の物理学には苦戦しています。荒木健太郎氏の本を一度通しで読みたいと考えてる次第。その意味では、解説にはなりませんが、どのように解答していくか、あくまでも個人的な見解。 この手の問題文には、略されていることが多く、どのように解答しているのか、いつも困惑しています。 (a)では、表面張力ですから、雲粒を考える場合、純水でのことと、サイズが3ミクロンから10ミクロンまでの大きさを考えて(これは書かれていない)、過飽和度(つまり、水蒸気圧と純水の飽和水蒸気圧の比から1を減じる)がどうなるか、と考えて、当方は解答をいたします。 (b)では、(a)を踏まえているので(おそらく)、過飽和度が同じである、としているので、その一定であるときの、雲粒の増加量(つまり、時間的な変化率)がどうなるか、ざっくり言って(その半径に反比例するならば)、どうなるか、で判断します。 何か参考になれば幸いです。 2020年6月7日 10:08 #15040 Prometheusゲスト 小倉義光先生の『一般気象学』に「4.3凝結過程による雲粒の成長」という節がありますので、そこを読んでみて下さい。 万が一、お持ちでなければダッシュで書店まで買いに行きましょう。一般知識(法令を除く)の出題内容と回答は、全てと言って良い程この本の何処かに書かれています。 2020年6月7日 10:16 #15041 tyゲスト とうり様 どうもありがとうございます。 なるほど、(a)は生成(発生)する過程、(b)は成長(時間的増加割合)する過程であり、その条件が異なるということですね。 2020年6月7日 10:18 #15042 tyゲスト Prometheusさま どうもありがとうございます。 もう一度読み直してみます。 投稿者 投稿 4件の返信スレッドを表示中 フォーラム「めざてん掲示板1」には新規投稿および返信を追加できません。