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2020年7月13日 14:20 #15386
みなみ
ゲスト「低気圧とトラフが結びつく」という表現は、低気圧とトラフが接近し低気圧の発達にトラフが寄与するという解釈でよろしのでしょうか?
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2020年7月13日 16:49 #15389
とうり
ゲストみなみ様、「トラフ」と「低気圧」、年々、正確に表現(求めること)が要求されているような思いです。
ある放送で、実技問題を何周もしていると、そこから出られなくなる、という11回目で気象予報士試験に合格された方が言われていました。2回目(?)で専門知識一つ足りないために実技はパーフェクトだったのに、不合格、その後従来通リに何周も毎回くりかえしたが、そこから抜け出せなかったらしい。考えさせられます。
当方もすこしやり方を変えて(テーマごとにミスの出やすい箇所をさがす)、残りの一ヶ月をがんばっておこなっています。
そこで、低気圧の発達について。「急発達」(24時間で20hPa以上)、「発達」(10~20hPa)、「非発達」(10hPaより小さな深まり)。1999年3月(鈴木和史、気象衛星センター技術報告第37号)より。
例題として、47回気象予報士試験実技2問2では、(1)でトラフと低気圧の「追い越す」「接近する」などを答えさせて、(2)低気圧の発達が12時間の時間帯で(!、困りますね)その間の気圧降下量を尋ねて、(3)低気圧が「急速に発達しながら北北東へ進む」、ということを答えさせる流れになっています。
低気圧の移動速度でなく、中心降下量(24時間の時間帯)で、先の、発達を判断するようです。参考になれば幸いです。 -
2020年7月13日 21:21 #15391
天亀
ゲスト正渦度移流域では、上昇流が励起されます。トラフの前面(東側)は正渦度移流域になっていますので、ここに低気圧が位置すると、上昇流が強化されて低気圧が強まることになります。
このため、低気圧の西側からトラフが接近してきて、低気圧がトラフの東側の正渦度移流域に入ったとき、「低気圧とトラフが結びついた」といい、このときトラフの寄与により低気圧が発達します。最近の試験の傾向についてはとうり様の投稿が大変参考になりますが、みなみ様の現象の認識は間違っていないと思います。 -
2020年7月15日 17:48 #15407
みなみ
ゲストとうりさま、細かい考察ありがとうございます。
正確な表現が求められているということでとても勉強になりました!私も約残り一ヶ月とうりさまが指摘なさっていることに目を向けながら取り組んでいきたいと思います。。 -
2020年7月15日 17:51 #15408
みなみ
ゲスト天亀さま、ありがとうございます。
私の認識は間違ってはいないということで安心致しました。試験の傾向を掴みながら頑張ります! -
2020年7月15日 19:41 #15410
あああ
ゲスト「結びつく」は疑問に思われたように何を示しているか分かり辛いので、よほど文字数制限が厳しいとき以外は使わない方がよいと思います。
位置関係を聞かれているなら、「(地上低気圧の中心は)トラフの前面に位置する」「(地上低気圧の中心は)トラフの真下に位置する」など、明確に答えるように意識した方がよいです。
字数が厳しいときでも「トラフとの対応が明瞭になる」ぐらいは書きたいですね。「結びつく」よりはまだ「接近する」の方が意味がはっきりした記述で好ましいと思いますが、どうでしょうか。 -
2020年7月16日 06:57 #15414
とうり
ゲストみなみ様、当方は、自分なりに、最近の気象予報士試験(正答)をまとめていますが、次のようです。と、思い、念のためにWEB上で、低気圧、トラフ、接近、結びつく、を与えますと、実は、すでにまとめられていました。参考になります。
一般には、「トラフは深まりながら後ろから接近し、この低気圧と結びつく。」(強・弱の表現)、「トラフが低気圧の西側から近づき、低気圧と結びつく」(移動の表現)、となります。
あああ様、上のように、当方はしています。天亀様、詳細な書き込み、参考になります。
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