第60回気象予報士試験合格者の声

はじめに フォーラム めざてん掲示板 第60回気象予報士試験合格者の声

  • このトピックには23件の返信、1人の参加者があり、最後にDeanにより1年前に更新されました。
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    • #44877 返信
      北上大
      キーマスター

      10月06日に第60回気象予報士試験の結果が発表されます。
      合格された方の嬉しい声を聞かせてください。

      次のような情報を入れてくださると、合格者の声に転載したときに見やすくなるので、可能な範囲で結構ですのでご協力をお願いします。
      自分と似た状況の方の合格体験記は、これから受験する人にとって大きな力になります。

      ==========
      合格までの受験回数、今回の受験科目、年齢(40代とか50代とか)、性別、お仕事
      これまでの学習状況、これから受験する人へのアドバイス。
      ==========

      後日、ブログやサイト、公開可能なSNSなどを作成された場合に、URLをご連絡ください。
      合格者の声欄にてリンクを紹介します。

    • #44886 返信
      ていねんまじか
      ゲスト

      第60回試験で無事合格することができました。
      第58回 約1年独学後の初受験。学科一般のみ合格
      第59回 学科専門不合格
      第60回 学科専門と実技合格

      ハンドルネームの通り、定年が見えてきた58歳のオヤジが、NHK朝ドラの影響で試験を受けることを考え、めざてんにも登録しました。趣味の範囲のため、お金はかけられず、一般気象学とらくらく突破シリーズを古本で買い、めざてんサイトの解説記事&メール配信で勉強しました。理工系出身で、少し前に娘の高校受験の勉強の相談にも乗っていたおかげもあり?、学科一般はわりと簡単に合格できたのですが、比較的わかったつもりで臨んだ専門の方が結果的には苦労しました(うっかりミスが多かったです)。実のところ、第60回の専門も自己採点は10点だったので、またダメかと思っていたのですが、合格ラインが下げられたことでギリギリ救われたようです。
      試験が一旦終わるとモチベーションが下がって、勉強しない生活を楽しんでしまうため、受験生モードに戻すのに手こずりました。
      そのうえ、他のことにすぐ興味を惹かれてしまったり、つい晩酌をして眠くなってしまったりで、あまり長時間勉強に集中することはできず、今年もGWが明けてから週4日、2-3時間で実技過去問1問をこなすペースで、飽きたら専門の過去問を周回するような感じでした。
      正直、この夏もやり切った感はなく、来年また学科一般からやりおなしかぁ、どうやってやる気スイッチをいれようと悩んでいたくらいだったので、合格者の中に自分の受験番号を見つけた時は、やったーというよりは、これで受験生生活に戻らずに済むという開放感の方が強かったです。

      思い返すと、物理法則に基づいて、毎日のマクロ的な天気事象が変化することへの興味や、雲の形の違いを不思議に思う好奇心からスタートしたので、合格しなければ的な自己脅迫感が強くなって「何で俺はこんな苦労しているだろう」なんて考えてしまったこともありました。
      そんなときにもめざてんサイトの掲示板は役立ちました。他の方の疑問点の答えを探すことで気が紛れると同時に、正しい答えを出せるようになりたい->まずは予報士に合格しようと気持ちを立て直せました。

      わたしの場合は、無理に自分を追い込まず、合格したいという気持ちを自然に育んだ流れが、結果的には勉強を持続できた要因かと思います。

      つたない経験談となってしまいましたが、最後にこれから受験される方々の合格をお祈りいたします。

      P.S.
      今後も、ハンドルネーム ていねんすぎた で、このサイトの掲示板でのやりとりにお邪魔できたらと思っています。

    • #44888 返信
      物理好きおじさん
      ゲスト

      3回目で合格しました。 実技2で一部に時間切れとなり、ほとんどあきらめていたのでビックリです。

      コロナをビビり3回受験をパスして58回が初受験です。58回で学科合格・実技ドボン、59回実技ドボン、60回実技合格。 76歳の男です。

      好きな気象を深めようと図書館通いをしていて受験の欲ができ、参考書を読み漁り分厚いメモができました。 5年余前頃にめざてんを知り、過去問が大事なことが分かり、過去問とめざてん資料に取り組みました。

      過去問は第15回くらいまで遡りました。多いのは15回位反復しています。始めは点数が悪くどうなるかと思いましたが、段々よくなってきました。 実技は80点前後までになりました。

      やはり過去問が大事です。 取り組みは、過去問を覚える事ではなく、過去問を使って自分の知識を確認すること。問題の様式を理解することだと思います。 特に実技は問題に慣れることが大事です。

      実技は59回の合格者がQとAの丸写しを作成したとのコメントがあり、私もどの問題にも共通するような問題のQとAと、関連する学科のメモを改めてエクセルに順次書き足して毎晩再確認しました。

      とにかく北上さんを知らなければ合格はなかったでしょう。 北上さんありがとうございました。
      私の経験は現役の皆さんには時間が足りないでしょうが、参考までに。

    • #44889 返信
      だいちゃん
      ゲスト

      念願叶って、3回目の受験で合格することができました!!(30代男性)
       第58回 専門 合格
       第59回 一般 合格
       第60回 合格(専門・一般科目免除)
       仕事は公務員で下水道関係の業務に携わっています。下水は汚れた生活排水を綺麗にするだけではなく、大雨時に市街地が浸水しないようにする役割を担っています。したがって、普段から気象情報を確認する機会が多く、もっと専門的な内容を学びたいと思い、気象予報士の試験を受験することにしました。
       有料の講座を受講することも考えましたが、金銭的な余裕がなく、独学で勉強をしてきました。使用した参考書は、以下になります。
       一般気象学
       気象予報士かんたん合格テキスト(一般知識、専門知識、実技)
       よくわかる気象学(第2版)
       U-CANの気象予報士 これだけ!一問一答&要点まとめ(第3版)
       気象予報士試験精選問題集
       参考書で基礎知識を学んだ後に、過去問5年分くらいを繰返し解きました。これが一番重要かと思います。不明点は北上さんのサイトやメールマガジンの過去問解説動画が非常に分かり易く、そこで理解を深めていきました。また、実技試験を受ける上でのテクニックや心構えなども伝えてくださり、落ち着いて試験に臨むことが出来ました。ありがとうございます。
       気象予報士に合格することがゴールにせず、これからも気象学への見識を深め、業務に活かすことが出来たらよいなと思っています。
       北上さんには感謝してもしきれません。本当にありがとうございました!

    • #44890 返信
      お米
      ゲスト

      二回目の受験で無事合格することができました!
      第59回 一般&専門合格
      第60回 実技合格

      16歳男、高校一年生です。今回の最年少合格者(の一人?)です。
      私は中学三年生の夏休みに勉強を始めました。というのも、私の学校は中高一貫校で高校受験がないため、その時間を気象予報士試験に充てました。小学生の頃から漠然と気象に興味をもっており、学生時代のうちに何か一つにはチャレンジしたいという思いもあり、受験を決めました。
      そこからはひたすら勉強の日々でした。使った教材はらくらくシリーズ(一般、専門、実技)、精選問題集、一問一答、そして大量の過去問です。まずは学科免除を目指し、らくらくシリーズでインプット、精選問題集でアウトプットをしました。暗記系は単語カードにまとめ、出来るだけ毎日やりました。しかし、これだけでは絶対に足りません。一般、専門共に過去10年分を4~5周したように思います。
      迎えた第59回試験。マニアックな出題に戸惑いながらも、一般14点、専門12点で両方合格しました。
      しかし、実技試験の壁はこれらよりさらに高いです。この試験を乗り越えた秘訣はズバリこのめざてんです。大量の過去問と北上先生の受験者目線の解説、そして先輩たちの合格体験記無くしてこの合格は無かったでしょう。実技試験では学科よりも過去問の重要性が高いと思います。毎日2時間は机に向かい、ひたすら過去問を消化しました。最終的には過去10年分を4~5周し、50分で90点を取れるレベルに達しました。
      そして運命の第60回試験。実技1で合格を確信しかけましたが、実技2の計算問題がボロボロでした。甘めの自己採点では実技1が83点、実技2が74点で悪くなかったのですが、おそらく自己採点が甘々なだけです。
      過去問はとにかく大事(特に実技)。そして、その過程で気象予報士試験特有のワード、言い回しを研究し、使ってみることが重要だと思います。そうすると自ずと模範解答に似た文が書けるのではないでしょうか。
      最後に、このめざてん無くしては絶対に合格することはできませんでした。北上先生には感謝しかありません。拙い文ですが、これから受験される皆様の参考になれば幸いです。

    • #44891 返信
      長谷川順一
      ゲスト

      今回、やっと合格💮しました‼️
      63歳で医師です。大阪会場で60歳以上の合格者は、僕だけでした。
      北上さんには感謝の言葉しかありません。

    • #44892 返信
      aya
      ゲスト

      ★合格までの受験回数:5回
      <56回>一般○、専門記念受験×、実技未受験
      <57回>一般免、専門○、実技お試し受験(勉強0)
      <58回>一般免、専門免、実技×
      <59回>一般○、専門免、実技×
      <60回>一般免、専門○、実技○
      ★今回の受験科目:専門と実技
      ★年齢・性別:30代前半・女性
      ★職業:研究開発職

      ★これまでの学習状況
      2021年1月、受験を決意。
      一般合格→専門合格→実技合格、の3段階合格の計画で独学開始。
      物理は未履修ながら理系人間のため得意科目の数学のおかげで数式に拒否感がなく、一般の計算問題が楽しく感じながら1回目の受験が無事終わる。しかしながら一般科目の範囲を理解しての合格というよりは、過去問をやったおかげで合格できた、という恩恵が大きく、のちの実技試験の勉強で苦戦することになる。

      2021年10月、無事一般免除を獲得したので、専門の勉強にとりかかる。しかしながら圧倒的に勉強時間が足りず、結局ラスト1ヶ月で過去問をひたすらに解きまくることに。結局2度目の受験で専門科目に合格するものの、やはり専門科目の知識を理解しきったわけではないため、のちの実技試験の勉強で(以下略)

      2022年2月、計画通り学科2科目免除になり、ついに実技試験の勉強を始める。ここでご縁があり、ずっと登録していためざてんメールで募集されていためざてんゼミ58のメンバーに選んでいただけることに。
      めざてんゼミでは古い過去問を基にした模擬試験があり北上さんに採点をしてもらえたが、いかんせん実技の勉強を始めたばかりのため、「なかなか見ないミスが多いですね・・・ですが字は綺麗です」とコメントをもらって30点代を取る。ここからなんとか逆転を、と努力したものの、本番でありえないほど緊張したことも重なり3回目の受験は玉砕。

      2022年10月、ついに全科目復活のため、計画の第二サイクルへ。6回目の受験を2科目免除で迎えるため、まずは一般の免除をとるべく一般科目の勉強に集中する。そこでやっと過去問を拐うだけの勉強では本質的理解ができていないことに気づくと同時に、一般科目を勉強すればするほど実技の自己採点が伸び始めたことに気づく。結局4回目の試験は一般合格のみに留まるも、少しずつ手応えを感じ始めて実技を解くのが楽しくなってきた。

      2023年3月、予定通り専門科目の勉強を開始。以前のような過去問だけを周回する勉強ではなく、なぜそうなるかを理解することを重視。結局仕事が忙しく思うように勉強時間が取れなかったため、実技の勉強は試験日2週間前に開始。適当な過去問3回分を選び、75分で解く感覚を取り戻すくらいしか出来なかったが「あれ?久しぶりにしては結構解けるかも?」という感覚を持っていざ試験へ。

      2年半の勉強期間なのでだいぶ端折ったつもりでも長くなってしまいました。
      今後受験される方に伝えたいことは、【実技の基礎は学科で勉強する内容】【学科は暗記ではなく理解することが大事】の2点です。めざてんメールを利用した独学で計800時間ほどの勉強でしたが、おそらく600時間ほどを学科の勉強に割いています。実技については学科の知識を組み合わせ、出題者に問われていることを過不足なく書いているか?を常に気を付けて答案作成を行うようにしました。

      長くなりましたが、今日まで楽しく勉強を続けられたのは北上さんとめざてんゼミ58メンバーの皆様のおかげです。
      あまり参考になる内容ではないかもしれませんが、この体験記がいつかどなたかの励みになれば幸いです。

    • #44893 返信
      まーくん
      ゲスト

      10回目試験で合格。
      今回は実技のみ。
      40代男性。気象とは全く関係のない自営業。文系です。

      実技1は75点、実技2は50点位かなと自己採点していましたが、合格できていました。

      めざてんサイトで過去問を少なくとも10周し、他スクールのオンラインの模擬試験を受けたり、オリジナル実技問題を20事例ほど演習しました。

      第51〜54回は学科が主で、第55回でそれまでちんぷんかんぷんだった実技試験が何を問うているか、初めて実技というものを理解しました。壁の高さに気付いたのもこの頃です。

      第57回の不合格で学科免除期間が切れ、心が折れかけましたが、他のことをしても心の隅で気象予報士試験のことが気にかかり、再度受験を申し込み、第58回で学科免除、第60回で合格となりました。

      5年前に勉強をし始めてから毎日欠かさずめざてんサイトはチェックしていました。
      他の方の質問も勉強になりましたし、等圧線の質問をさせて頂いたとき、北上マスターが丁寧に動画解説をしてくださったことがとても印象強く、今日までのモチベーション維持に繋がっていると思います。

      今回の実技1の冬型の日本海の気圧の谷についてや、実技2の台風温帯低気圧化の条件の問題共に、気象現象の原因を理解して、問題に対して勉強してきた通りの言葉で必要な回答をすれば、模範解答通りの答えでなくても、点数は貰えていると思います。

      ケアレスミスは無くしたいところですが、短時間で沢山の問題がある試験なのでどうしても出てきてしまいます。
      ケアレスミスがあっても、現象を理解できて、他で回答出来ていれば、ミスの分を取り戻せると思います。
      実際、自分も実技1と2の雪水比問題など両方とも計算問題を間違えていました。

      試験で大切なことは、
      「今まで勉強してきたことをしっかり答える」
      ことが大事だと思います。
      求められている答えはシンプルなのに自分で勝手に応用したり曲げて論術して回答して、模範解答と大きく異なっていたときの後悔と言ったらそれは大きいです(10回受けた自分の経験上です)。

      どれだけ勉強してきたか、どれだけ数ある気象の本を読んできたか、が75分の試験で速く正確に点を取る引き出しを増やすことに繋がると思います。

      北上マスターはじめ、めざてんサイトには毎日、お世話になりました。ありがとうございました!

    • #44895 返信
      chimi
      ゲスト

      3回目で合格できました。

      58回 一般✕ 専門○ 実技✕
      59回 一般○ 実技✕
      60回 実技○

      60台後半の会社員です。(と言っても週のうち半分位しか働いていません。)
      子供の頃から天気予報をみたり、天気図をみたりするのが好きで、趣味が海釣りなので、いつかチャレンジしようと思っていました。
      最初の学科は完全独学で、市販のテキストと過去問10年位を2~3周で受かることができました。
      さすがに実技は独学だけでは歯が立たなかったので、今年の3月から有料のWeb講座を併用しました。過去問は過去7~8年分を4~5周しました。

      実技の本番では時間が足りず、空欄もそこそこあったのですが、運良く合格できました。

      やはり過去問をしっかりやり込む事が第一だと実感しました。このサイトには言葉ではあらわせられない程お世話になりました。

      余談ですが、副業の相談を北上さんにしたら、「学科免除ならば、今は気象予報士に集中すべし」との叱咤激励を頂き心より感謝しております。
      本当にありがとうございました。

    • #44897 返信
      みきてぃ
      ゲスト

      ★合格までの受験回数:2回(59回学科2科目合格、60回実技合格)
      ★今回の受験科目:実技のみ
      ★年齢:30代
      ★性別:女
      ★お仕事:マスコミ系

      ★これまでの学習状況:
      去年9月から学習開始。最初の半年は学科だけを勉強し、今年1月の試験で学科2科目合格。今年2月からの半年は実技に専念し、今回合格しました。

      ★これから受験する人へのアドバイス:

      長くなりますが…

      まず大前提として、社会人など忙しい人は学科と実技を分けて勉強することを強くお勧めします。実技の内容の一部は学科の知識を混乱させるものもありますし、そもそも学科がパスできていないと実技を採点してもらえないので、両方一気に手をつけても「実技は手応えあったが学科でこけてしまった」という本末転倒なことになりかねません。先に学科を2つ取っておけば、次は絶対に実技を採点してもらえるので、勉強のモチベーションもあがります。

      その上で、私の勉強法などを少しご紹介します。
      あくまで一つの参考としていただければ嬉しいです。

      <<1>>勉強のやり方について
      「気象予報士試験を受験するなら過去問研究が一番!」ということで、どんどん問題を解いていくスタイルで1年間勉強しました。

      >>>学科

      ①インプット期

      とりあえず教科書になるものを探したのですが「一般気象学」や気象庁の「ガイダンスの解説」は難解すぎ、「よくわかる気象学」はゆるすぎ分厚すぎ、という感じで、私にはどちらも合いませんでした。そこでメルカリでユーキャンのテキストを購入しました。たまたまバラ売りしていた人がいたので、学科の2冊だけ買いました。いわゆる”教科書”的なものを求めている人には結構いいんじゃないかと思います。
      テキストを読んでもそれだけでは頭に入らないので、「気象予報士試験精選問題集」を併用しました。テキストを読む→問題集解く→間違えたところをテキストで確認したりノートにメモしたり、というスタイルでとりあえず一般・専門通して1周しました。10月末ぐらいには終わっていたと思います。

      ②アウトプット期

      とにかく過去問演習をしました!
      10年20回分を5周をやりました。机に向かえる時間が短かったので、主にスマホかiPadで勉強していました。
      めざてんの過去問解説は基本的に問題も埋め込まれているので、問題が画面の1番下に来ている状態で頭の中で解いて、答えが出たらスクロールして答え合わせして…というふうにやると、通勤時間でもトイレの中でも隙間時間に結構勉強できます。計算問題もそこまで大変なものは出ないので、スマホの手書きメモ機能でちゃちゃっと筆算したりしていました。
      3周目以降は、間違えた選択肢をフラッシュカードに貯めていきました。これは「Goodnotes」というアプリを使いました。1つの問題でも迷った選択肢が2つあればそれぞれフラッシュカードに落とし込んでいく感じにしました。4択では正解できても、1つ1つの選択肢の「ここが違うから×」みたいな部分が間違っていたり曖昧だったりしたら全部溜めていきました。
      フラッシュカードは単元別に並べておいて、過去問5周目では1問間違えたら該当単元の暗記カード全部やるようにしました。確実に分かったものは捨てながらフラッシュカードと過去問を併用したことで、5周目を終えて試験まであと数日…となったときに苦手問題だけが手元に蓄積されていて重宝しました。

      ③直前期

      フラッシュカードだけだと不安だったので、SABOTEN模試を3回分買いました。59回専門の雪の問題など的中もあったので、ラッキーでした。

      >>>実技

      ①インプット期

      「らくらく突破気象予報士<実技編>」を使いました。テキスト部分は1回通しで読んで、演習部分は解きながら進みました。
      「らくらく」は重いので、1周した後は思い切って裁断し、前半のテキスト部分と付録の部分だけくっつけたものを作って持ち歩きました。

      ②アウトプット期

      過去問を43回から59回まで3周しました。3周目は間違えた問題などの「苦手リスト」を作りながら解き進め、最後に苦手な問題だけ(全体の半分弱がリストアップされてました)もう1周しました。
      過去問解説は最初「てるてる風雲録」ブログを使っていましたが、ぶっちゃけこれだけではわからないところがいっぱいで…。めざてんでも質問できなかったので、意を決して毎日1日3問まで質問を受けてくれる通信講座を契約しました。最初はちょっと高いなーと思ったけど、わかりづらい問題を詳しく聞けたり、「この図のここに注目してこう考えたのですが何故だめなのですか?」というように自分の解法のどこが間違っているのかなども答えてもらえたので、結果コスパ的にはかなり良かったです。

      ーー「シナリオを覚える」ことを意識しました

      実技試験で問われる大気現象にはシナリオがあります。60回は若干シナリオからずれる問題があり「?!」となりましたが、基本的にはシナリオ通りのことが問われるはずです…笑
      たとえば台風なら、「発達する熱帯低気圧に関する情報」が出て、熱低から台風になり、雲域がドーナツ状に厚くなっていって目がはっきりし、どんどん勢力を強め、最盛期を迎えたあたりで渦度や鉛直流の極大点が中心からずれてきて、相当温位線集中帯が中心付近を通るようになって、温低化していく…みたいな良く問われるシナリオの流れがあると思います。
      このシナリオの流れと、それぞれのタイミングでの天気図の特徴を覚えることを意識しました。これにより問題の流れに乗りやすいのと、図の読み取り問題は「多分こうだろう」と先に思い浮かべたうえでの確認作業になるので解くスピードが速くなりました。

      ーー図の特徴は、またもや「フラッシュカード」で覚えました

      学科と違って問題そのままというわけには当然いかないので、【問題のエッセンスを抽出する】ようにしました。
      先ほども書いたように、記述問題のたびに「この問題はシナリオの中のどの場面で」「その場面で読み取るべき特徴は何か」というところに分解して解説を読んで、理解が不足しているところはフラッシュカードにまとめていきます。
      たとえば、こんな感じです。

      問) 閉塞した低気圧の相当温位分布の特徴 2つ
      答)①相当温位線が袋状になり、さらに進むと中心付近に極大域が取り残される
        ②相当温位線集中帯が中心から離れた東側に位置する
             ※間違ってたらごめんなさい

      私は机に向かえる時間が少なくて、毎日1回分解けるかどうかだったので、通勤時間にこのフラッシュカードを活用していました。
      もちろん記号系や表現(Q「ときどき」は?A合計1/2未満、とか)などのフラッシュカードも作っていました。
      こんな感じで進めてきて、あっという間の1年でした。

      <<2>>勉強ノートについて

      私は基本的にインプットが苦手な人間で、演習を重ねながら覚えていくスタイルでした。
      なのでノートまとめにはなるべく時間をかけず、問題を解きながらそれぞれの分野で覚えておきたい内容をメモしていくスタイルをとりました。

      ーーノートはデジタルにしました

      手書きではなく、デジタルでノート作りをしました。なぜデジタルかというと

      ①手で書くより速い。手書きじゃなくても、ちゃんと自分の頭の中で考えて文章を打てば内容は頭に入る。
      ②画像の添付が楽。解説動画のキャプチャもちろん、問題集などの図もスマホで写真を撮って貼ればOK。いちいち印刷して余白を切って糊付けするのはだるい。
      ③レイアウト変更が楽。学習を進めていく中で、実はこれとこれは一緒にまとめた方が良かった等出てきた場合、コピペで簡単にお引越しできる。アプリ内のリンクを貼って、別の参照すべきページに飛ばすのも楽。

      といったメリットを感じたからです。
      とはいえ、実際は私が死ぬほど不器用できれいな手書きノートが作れないというところも大きいです。

      ーー「Onenote」というアプリを使いました

      Googleドキュメントとかいろいろあると思うのですが、このアプリは
      ①手書きとキーボード入力を併用できる(一般の「大気の力学」とかは手書きがないときつい)
      ②画像の上に書き込みができる
      ③ノートの階層化が楽
      というところにメリットを感じて選びました。
      学科の勉強を始めた初期にいろいろと試行錯誤しました。最初のひと月ほどで自分のスタイルを定められるといいと思います。

      <<3>>オリジナル呪文(実技)
       …あんまり意味をなしていないものもありますが、少しでもお役に立てれば

      ・風の強さ
       風が吹いたら、入れよ(10)囲碁(15)兄(20)さん(30)やつひも

      ・波の高さ
       高くてにっこり(2.5)
       獅子(しけ4)がオムツ(大しけ6)を黙々と(猛烈な9)はく

      ・台風の大きさ <海里>
       大型 270nm  超大型 425nm
       ニナ、しにこ   ※意味はないですが「になしにこ」ってリズムで覚える

      ・台風の強さ <ノット>
       三枝(台風34kt)が無視(強い64)したヤッコ(非常に強い85)に入れよゴー!(猛烈105)

      ・十種雲形 の英語表記
       <下層>
        積乱雲Cb →Cloud Burst(どしゃぶり)
        積雲Cu →記号がCの上にちっちゃいuが乗ってるっぽい
        層雲St  記号が直線なのでStraight
        ⇒「積」=C、「層」=S
        なので層積雲Sc
       <中層>
        乱層雲Ns →このまま覚える
        「高」=A
        なので「高」「積」雲はAc、高層雲As
       <上層>
        巻雲Ci →このまま覚える
        ⇒「巻」=C
        なので巻積雲Cc、巻層雲Cs

      ===
      これから受験されるみなさんも、諦めずに勉強を続ければ絶対に受かると思います。
      めざてんの標語「過去問研究が一番」は本当にその通りで、答えを覚えてしまうほど勉強すれば、本番の試験でも見たことある内容がほとんどになります。過去問で見たことあるところだけ確実に解ければ、7割は超えてくると思います。完全に知らないやつは解けなくても大丈夫、3割は落としていいんですから!
      ご健闘をお祈りしています。

    • #44898 返信
      WX
      ゲスト

      24歳 男性 気象に関する仕事をしています。

      第58回 一般と専門合格
      第59回 実技不合格
      第60回 実技合格

      3回目でやっとの合格となりました。本当は1回目でストレート合格するつもりだったのですが、実技で2回も落ちてしまいました。

      第58回に向けた勉強(期間8ヶ月):
      まず最初に取り組んだのは中島俊夫著の「イラスト図解よくわかる気象学第2版」で気象学の基礎的な部分を学習しました。
      次に「U-CANの気象予報士これだけ!一問一答集第2版」で語句や内容をおさえました。
      そして小倉義光著の「一般気象学第2版補訂版」で過去問と照らし合わせながら重要な所を学習しました。
      私は先述の通り気象に関する仕事をしており、職場に気象予報士試験の過去問の解説本が第1回目から概ね揃っている状態だったので、全ての一般と専門を解いて、全ての問題の正誤がわかる状態にして、繰り返し間違えた所を総復習しました。めざてんの渦度や正渦度移流域、エマグラム、語呂合わせが非常に役に立ちました。
      実技は第36回〜57回までを一通り解いて自己採点して70点未満だったらもう一度解き直すといったことをしていました。

      第59回に向けた勉強(6ヶ月)
      不合格のショックに立ち直れずにほとんど勉強出来ませんでした。

      第60回に向けた勉強(6ヶ月)
      このままでは最初からやり直しになってしまうと危機感を持ち、過去10年分を勉強する。試験1ヶ月前からは過去5年分だけを勉強する。

      おすすめの勉強方法
      最近の予報士の傾向としては捻った問題が多いです。(あくまで個人の感想ですが)
      そのため基礎的な知識に関する問題は絶対に落とせません。私としては教材は一般気象学とめざてんと過去問だけでいいと思います。これをひたすら解けば一般と専門は受かるレベルにはあります。
      また学科に受かっていて実技に苦しんでいる人は、知識よりも記述を大事にした方が良いです。問われている事に対する解答の要素、キーワードが抜けて減点される事が多いからです。
      そして時間管理です。普段から時間設定を10分ほど短めにして本番の時に時間を余らせるくらいにしないと、かなり厳しいと思います。

      最後は折れない心です。今回落ちてしまってもめげずに合格目指して頑張って下さい!!応援しています!

    • #44900 返信
      rbf緯度
      ゲスト

      20代半ば 男 文系学部卒 IT系サラリーマンです
      総学習時間(見込み):300時間程度 独学

      ==========

      59回 専門〇
      60回 一般〇 実技〇

      ==========

      ■ 3科目それぞれで最も時間をかけた学習

      □ 一般
      一般気象学の精読です。何周したかは分かりませんが、部分読みを含めて5周はしていると思います。読みながら大事そうなところに線を引いていくというベタなやり方をしていました。数式が多いためとっつきにくい印象を持たれていますが、結局はここで得た知見が専門科目や実技科目に活きていったために、ここに時間をかけたのは正解だったと思っています。偉そうなことを言いましたが一般は1度落ちています。しかし考えは変わらずです。

      □ 専門
      気象庁のWebサイト閲覧です。問題を演習しながら初見のキーワードはもちろん、意味を忘れつつある単語を適宜サイト内検索してページを精読していました。数値予報解説資料は全てに目を通したはずです。59回試験では直前に解説積雪深のページを読んでいたところ、試験で出題されたので1問拾っています。

      □ 実技
      過去問演習です。ほかの方とやったことは同様に思います。公式?の解答解説はひとつも購入していないので、めざてんと、外部ブログになりますが”てるてる風雲録”を参照していました。こなした分量は58回から40回あたりまでを1周です。自分の解答の脇に模範解答を写経する勢いで取り組んでいました。そのうちに、ブログ等の解説は要らずに問題とその解答だけで出題者が問いたいことと着目すべきポイントが分かるようになってきます。このレベルまで達すると合格点に至っているように思います。

      ■ やってよかったと思うこと
      ・みんなが買っている本を読むこと
      この試験は合格率が一定をキープするように設計されており、上位5%が合格という相対評価のきらいがあります。その性質がある以上、他の受験生が正解する問題を誤答してはいけません。それを避ける策で、有名どころの本は全て押さえておきましょう。僕は先述の一般気象学のほかに”らくらく”系統3冊と精選問題集は揃えてあります。もちろん、”めざてん”も該当すると考えます。

      ・細かい暗記系の学習をすべて直前に回したこと
      思い切った策です。具体的には、雲形記号や天気記号、風や雨や台風の強さ区分定義の暗記を直前3日前まで敢えて放置していました(もちろん過去問演習で出てきたものはその場で覚える)。理由は結局直前に確認するのだから余裕のある学習前中期はとにかく過去問の演習に充てたかったのと、単純にこちらの方が背水の陣となるので気合が入るためです。この学習を後回しにしたが故の過去問演習中の失点は見ないことにしていました。合格したので結果正解だったと思っています。

      ・ユーキャンの資格本アプリを導入したこと
      単純に”スキマ時間”の活用です。質はたいしたことないのですが、アプリで学習できるものがこれしかなかったために選択肢はありませんでした。移動中や夜間眠れないちょっとした時間を無駄にせずに済みます。

      ■ さいごに
      合格するまで受験すれば合格します。僕が、仕事をしながらでも、講座に頼らなくても比較して短期合格できることの証人です。受験生の方へ、応援しています。

    • #44904 返信
      さとか
      ゲスト

      4回目で合格しました。今回は専門と実技の受験でした。

      北上さん、ここでアドバイスいただいた皆様ありがとうございました。

      学科実技ともに過去問を30回台までやりました。実技の50回台は5周ほどやったと思います。

      独学も良いですが、個人的には実技はある程度他者からの添削を受けることをおすすめします。模試などでも良いと思います。
      自分では気づかない減点ポイントにきづかせてもらい、修正していくことで無駄な減点を抑えることができるからです。

      特に実技は、どうしても運の要素もあるのでみんなができる穴埋めなどの問題は落とさないことが本当に大切だと感じました。逆にそれができていればチャンスはあると感じました。

    • #44905 返信
      特盛しいたけ
      ゲスト

      <合格までの受験回数>
      7回

      <プロフィール>
      年齢:40代後半
      性別:男性
      学歴:高専卒(土木工学)
      仕事:化学系技術サービス業(営業)

      <合格までの道のり>
      数年かけてゆっくり勉強
      第52回 一般× 専門○
      第53回 一般○ 専門免除 実技×
      第54回 申請するも受験断念(免除延長)
      第55回 一般免除 専門免除(終了) 実技×
      第56回 一般免除(終了) 専門×
      第57回 申請せずに基礎からやり直す
      第58回 一般× 専門○
      第59回 一般○ 専門免除 実技×
      第60回 一般免除 専門免除(終了) 実技○

      <受験の動機>
      子どもが中学、高校、大学と勉強に追われていたなか、父親が家でダラダラしていてモチベーションを下げさせるのはよくないと思ったのが最初のきっかけです。また、40歳をすぎて仕事の脂も乗ってきたものの、これといった資格も持てず将来に不安を抱いていましたので、このタイミングがあいまって昔から憧れていた気象予報士試験へのチャレンジに踏み切れました。

      <私の勉強法>
      気象に関する知識はほとんどありませんでしたので(むかし読んだ三国志くらい)、まずは市販の合格テキストを読み込むところから始めました。ある程度勉強した段階から過去問題を解き始め、「めざてんサイト」をはじめとした解説と組み合わせて吸収する勉強を繰り返しました。
      仕事がある平日も、帰宅後にできるだけ勉強するつもりでしたが、なかなか両立は難しかったですね(自分に甘い)。結果的に、休日の朝と夕方に集中して勉強する生活を数年続けた格好です。
      そろそろ通用するかなと思い、1回目の受験に臨みましたが、さすがに甘くはなかったです。とくに私の場合は、基礎的な蓄積が少なかったために、初見の一般科目に対応しきれなかったです。また、実技試験はとにかく時間がなく、最後まで解くことができませんでした。
      その後は一般科目を重点的に勉強しつつ、実技試験対策も進めましたが、こんどは専門科目で不合格となり、4回目で免除がすべて消えてスタート地点へ戻ってしまいました。この時点でいちど断念しかけましたが、もう一回基礎からやり直そうと思い、「一般気象学」を購入し、1年かけてじっくりと勉強することにしました。
      再充電を経て5回目、6回目と続き、実技試験のみに集中できる段階まで進んだときに、事故が起きました。パソコンの単純な操作ミスで、これまで蓄積してきた勉強のデータをすべて削除してしまったのです。このときの冷や汗は今も忘れません。
      ですが、このミスが不幸中の幸いでした。これまでの私の勉強法は、過去数年の問題を繰り返し解くことをマンネリ化していて、視野が狭かったのです。消えてしまったデータのうち、実技試験対策をもういちど作り直すときに、めざてんサイトからさらに古い試験問題を入手し、とにかく初見を繰り返す勉強に切り替えました。あまり古い試験問題は推奨されていませんでしたが、初見に慣れるためと割り切りました。

      <これから受験される皆さんへ>
      基礎知識の少ない私にとっては、試験範囲の幅がとても広く、非常に難しい試験でした。
      ですが、私のような者でも独学で合格できた理由は次のとおりであったと確信しています。
      ・気象に興味があること。
      ・過去問題を何となく解くのではなく、確実に身に着けること。
      ・初見に慣れること。
      ・あきらめないこと。

      合格への近道になるようなアドバイスにならないのが恐縮ですが、これから受験される皆さんのお役に少しでも立つことができれば幸いです。

      さいごに、めざてんサイトがなければ合格はさらに遠かったと思います。サイトを運営されている北上大様には言葉では表しきれないほど感謝しており、この場をお借りして深く御礼を申し上げます。

    • #44908 返信
      じょう
      ゲスト

      第60回気象予報士試験に合格しましたので、投稿します。

      年齢:35歳
      性別:男
      職業:IT関連、システムの運用保守。

      勉強歴:2019年4月から2023年10月まで。約4年半。
      受験科目:全教科(一般、専門、実技)
      受験回数:9回(第52回〜第60回)
      過去の受験結果は以下。
      第52回: 一般:× 専門:× 実技-
      第53回: 一般:× 専門:○ 実技-
      第54回: 一般:○ 専門:免 実技:×
      第55回: 一般:免 専門:免 実技:×
      第56回: 一般:免 専門:× 実技:-
      第57回: 一般:× 専門:○ 実技:-
      第58回: 一般:× 専門:免 実技:-
      第59回: 一般:× 専門:免 実技:-
      第60回: 一般:○ 専門:○ 実技:○

      使用テキストについて
      一般気象学、百万人の天気教室、精選問題集(2019年版)、過去問題(平成21年度から令和4年度まで)
      らくらく突破(一般、専門)、気象庁のHPなど。

      めざてんについて
      めざてんサイトの存在を知ったのは2019年頃のことです。当時は気象予報士の勉強を始めたばかりだったので、文系出身の私は、特に一般知識に手こずっていたので、その中でもめざてんサイトの解説はわかりやすかったと思います。難しい物理の知識は語呂合わせで無理矢理暗記して、どうしてもわからない問題は、めざてんゼミの動画解説を利用して理解しました。第54回で一般知識を合格したものの、第57回から第59回までは一般知識で1点足りずに不合格、実技は第56回以降採点されない時期が続きました。しかし第60回、免除無しの全科目受験という不利な状況にも関わらず、10月6日に届いた手紙は合格証明書でした。本当に驚いています。特に一般知識については、第57回以降の一般知識3連敗以降も観ていたので大いに役に立ちました。わかりやすい解説動画をありがとうございました。

      勉強方法について
      一般知識については、2019年から2020年まで通っていた予備校で『百万人の天気教室』が使用されていたので、最初はそのテキストをベースにしていましたが、以降は『一般気象学』を中心に読み込んでいました。過去問の問題演習における解説は、ほぼめざてんの解説に依拠していましたが、ある時から一般知識の問題の解答の根拠が、『一般気象学』のどのページに書かているかを遡っていくイメージで勉強し、一般知識の正答率が上がる様になりました。計算問題は数をこなしていくことで段々苦手意識がなくなり、難解な問題はめざてんの動画を閲覧して理解するようにしました。
      学科専門については、めざてんの過去問解説、『らくらく突破』と気象庁のHPが中心でした。ただ、『らくらく突破』は気象庁の仕様変更などに対応していない記載があることがある為、注意が必要です。気象庁の仕様変更などの情報は、予備校の先生や、友人たちから教えてもらうなどして対応しました。
      実技試験については、過去問の繰り返しにつきます。ただし、一般・専門で最低でも7割~9割取れるのが前提になると思います。やはり実技試験は一般と専門が基礎になっているので、おろそかにしてはいけないと思います。
      過去問については平成21年度から令和4年度までの全ての過去問を何回も実施しました。そして、すべての過去問(一般、専門、実技全て)において、独自の解説書を作り、友人との勉強会の時には、その解説書を使って講義を行いました。これはめざてんにおいてされていることを、私自身が真似てやってみたようなものです。その意味でも、めざてんから得たものはすごく多かったのです。
      実技試験の演習では75分の試験時間を60分に短縮して、大問毎にラップタイムを測っていました。時間がかかり過ぎた問題は、なぜ時間がかかったのか、どのような考え方をしてそうなったのかを突き詰めることにしました。例えば、演習時間が1時間なら、振り返りに7時間から8時間使うような感じです。そうやって作ったノートが何冊もあり、それが実技試験の対策となりました。

      最後に
      めざてんサイトからは、知識だけでなく、勉強方法に至るまで、多くの影響を受けてきました。結果、第60回試験において免除無しにも関わらず合格するという快挙を達成するに至りました。完全制覇を達成したのも、めざてんサイトの存在が非常に大きいと思っています。

      圧倒的に感謝しています。ありがとうございました。
      今回合格できなかった人にも、必ずチャンスはありますので、決して諦めることなく挑戦してください。

    • #44896 返信
      さとる
      ゲスト

      合格までの受験回数 初受験
      今回の受験科目 全科目
      年齢 30代
      性別 男
      お仕事 総務事務
      これまでの学習状況
      初学者で今年4月の勉強開始時点までは気象関係の勉強は中学校の地学が最後でした。(文系)

      今後のことも考え、資格を取得したいと考えていたところ、下記ブログで数ヶ月の勉強期間で気象予報士資格は合格できるとの記事があり、そこから勉強を開始しました。
      https://realestate-science.com/benkyoujikan/818/
      こちらに書いてあることを忠実に守り、着実に4ヶ月弱の間、毎日気象の勉強には触れるようにしました。

      これから受験する人へのアドバイステキストで最低限の知識を得た後はひたすら過去問の復習をすると言うことが大事かなと思いました。

      マークシート試験の方は、こちらのブログで過去の問題、解説がありますのでひたすら見返しました。
      そのほかマークシートの方はこちらのブログ
      https://tenki-forecast.com/
      実技試験はこちらのブログ
      https://realestate-science.com/kaisetsumatome/816/
      を参照しました。

      めざてん様とこれらのブログ、そして図書館を活用し、テキスト代金は0円で合格まで行けました。
      良質な情報を提供してくれる皆様に感謝です。

    • #44922 返信
      ジゼル
      ゲスト

      第60回でようやく合格💮することができました。私は56回からトライ、最初の2回はあわよくばと思っていた学科も全て撃沈、失意のどん底で58回から北上さんのゼミに参加でき、過去問の解答添削を受けながら、いかに自分が自分勝手に問題を解釈して好き放題の回答していたかを突きつけられ、愕然とした日々を過ごしてきました。学科はどれだけ勉強するか、ですが、実技は、何を求められているかをどれだけ理解できるか、指定された資料をいかに素直に読み解けるか、に尽きるとつくづく感じています。第60回は実技1は割合ストレートな問題で、何を求められているかが複数回受験者にはわかりやすかった気もしましたが、実技2はやや捻ったというか、ストレートでない問題も多くで迷いましたが、回答に迷った時には無心にただ只管
      何を問われているかに立ち戻り素直に回答するように心がけました。北上さんのアドバイスに忠実に、問題文で何を問われているかラインマーカーを引いて、何度も見返しながら回答に取り掛かったのが最終的には合格の秘訣だったように思います。その意味で、気象予報士試験が最後は国語力と言われることにも大いに納得しました。ご想像の通り、私は根っからの文系ですが、問題に誠実に答える態度は文理関係なく基本中の基本、そしてそれに気づかせてくれた北上さんにはもはや感謝しかありません。
      これから気象予報士試験にトライする皆さんにもぜひ素直な気持ちで試験に向かっていただきたいと思います。
      みなさんのご健闘を心からお祈りしています‼️

    • #44929 返信
      おほり
      ゲスト

      58回 一般◯
      59回 専門◯
      60回 実技◯
      3回目の受験で合格することができました、アラサーのテレビ局員です。大学まで理系だったので熱力学などベースの知識はありました。
      仕事や家事で勉強時間を確保することが難しいく、朝、5時に起きて集中して実技を一題問くことを半年ほど継続しました。それでも60回の受験時は時間がギリギリで見直しを十分にはできませんでした。なので実技は反射的に解答をかけるくらいのレベルになる必要があると感じます。
      利用していたのが、めざてんの39回〜の過去問でした。解説がないものは何故そうなるのか自分なりに参考書などで調べました。解答の書き方も模範通りでなくとも自分の文章を模範に寄せました。過去問を10年分3周以上することでようやくギリギリ合格レベルに達することができたといったところです。
      北上大様、本当にお世話になりました。

    • #44933 返信
      ちーがくん
      ゲスト

      5回目の受験で合格することができました。20代男性、大学生です。

      〈これまでの受験歴〉
      第56回 一般✕ 専門✕
      第57回 一般✕‬ 専門〇
      第58回 一般〇‬ 専門免除 実技✕
      第59回 一般免除 専門免除 実技✕
      第60回 一般免除‬ 専門〇 実技〇

      詳しい受験歴やこれから受験する方へのアドバイスを作成していたところ長くなってしまったので、noteとして公開しました。参考になる部分があれば幸いです。
      https://note.com/spearthscience/n/n56067cd1758d?sub_rt=share_pb

      めざてんサイトには大変お世話になりました。めざてんなしには独学での合格は果たせませんでした。本当にありがとうございました。

    • #44934 返信
      Aktg8
      ゲスト

      合格までの受験回数:3回(58回 一般専門〇 実技×、59回 実技×、60回 実技〇)
      年齢:20代
      性別:男
      仕事:大学生、理系です。

       気象予報士試験に向けて勉強し始めたのは58回試験の3か月ほど前からです。試験対策を調べてめざてんサイトを見つけ、それからは合格までめざてんさんに頼りっきりでした。
       理系の大学生というバックグラウンドは、学科一般の合格には相当有利に働いたと思います。数式に慣れていますし、専攻しているのが化学なので状態方程式とかも常識でした。過去問を解き、一般気象学を読み、試験直前に法規を詰め込みました。学科専門は過去問はもちろんですが、このサイトの解説で引用されている気象庁の資料はできるだけ読むようにしました。試験直前に気象庁サイトの知識・解説もほとんど読みました。現在、学科専門は重箱の隅をつつく問題が多いと聞きます。過去問はもちろんですが、それに付随する情報をできるだけ多く仕入れていくのが大事なのかなあ、と思っています。
       58回までに実技も一応勉強していったのですが、合格できず。59回は実技オンリーで、それなりに仕上げて行ったつもりなのですが、また合格できずでした。ここまでにやるべきことはすべてやったつもりでいたので、かなりショックを受けました。
       60回は、これに落ちると免除が切れるので気合が入りました。とはいえ59回の勉強から新しいことをやったわけではなく、40回までの過去問を繰り返し演習しました。穴埋め形式を落とさない、聞かれたことに素直に答える、など基本的なことを心がけました。結果的に割と余裕をもって合格できたと思っています(が、向こうの採点もかなり厳しそうなので実際どうかはわからない。私は59回の試験も65%くらい取れたと思っていました)。
       私の合格はめざてんさんなしでは到底あり得ませんでした。ありがとうございます。これから気象予報士試験を受験するみなさん、頑張ってください!応援しています。

    • #44936 返信
      ケビン
      ゲスト

      合格までの受験回数 4回目
      今回の受験科目 実技
      年齢 30代
      性別 男
      お仕事 マスコミ
      57回⇒全落ち
      58回⇒学科一般合格
      59回⇒学科専門合格
      60回⇒実技合格

      学生時代に気象の勉強をしていていつか取りたいと思っていて、社会人になって勉強を始めました。
      ▽一般知識
      オンスク+一般気象学で基礎固め+めざてんで過去問をひたすら解きました
      ▽専門知識
      いくつかの参考書で知識を入れましたが情報が古くなっているものも散見され、
      気象庁の知識・解説ページの最新情報を片っ端から書き写してノートを作りました。
      参考書に載っていないことも出やすいと思うんで大変ですがおすすめです。
      ▽実技
      過去10年分の模範解答を書き写して出題側の表現のクセを身に付けました。
      その後はめざてんでひたすら過去問を解きつつ、下記のページも参考にしました。
      https://kishounomoto.com/

      外部講習受講する金もなく、なんとか自力で学習・合格できたのもめざてんのおかげです。
      ありがとうございました。

    • #44954 返信
      つばめ
      ゲスト

      合格までの受験回数 3回目
      今回の受験科目 全科目
      年齢 20代
      性別 男
      お仕事 整備士

      55回専門のみ⚪︎
      56.57.58回は忙しく受験できずこの期間に専門免除が期限切れ。
      59回全科目×
      60回全科目⚪︎

      工業高校を卒業し航空専門学校のルートを辿り全く気象の知識のない状態からのスタートでした。
      本当に熱心に勉強に取り組んだのは約10ヶ月ほどで勉強時間は1日に6時間できればよくできたなというような間隔で勉強しない日も全然ありまして、試験前に勉強しなかった日もちらほらありました。
      59回は学科に集中したのですが全敗…そして1ヶ月休養し、3月中旬から第60回に向け勉強再開しました。
      試験当日はさすがに一気に全部は無理かな…と思いせめて学科1つだけでもと思っていたのを覚えてます。結果まさかの0.7%に入ってしまい驚きました。

      学科一般、専門について

      “らくらく突破”を1周読み章末問題を繰り返しある程度の基盤を固めました。
      その次に中島先生の”よくわかる気象学”をそろぞれじっくり2周読み重要なところはそれ以降も振り返りました。
      気象庁の知識・解説は宝の宝庫で、友達と遊ぶ時にも読み散らかしてました。
      全ての範囲に目は通しますがこれはほんとに難しいと思ったもの(一般だと放射や熱力学、専門だとプリミティブ方程式らへん)はもちろん理解する努力はしますが深追いせず”こう言うものなんだな”とするに留めて、他の項目に時間を使いました。
      よくいわれる”一般気象学”は難しすぎて購入したもののほとんど読んでません…
      試験2ヶ月前から過去問にら取り組み始め3周繰り返しました。第35回〜59回まで。
      間違えたところを分析し穴を埋めるのに”めざてん”さんの過去問の解説に頼りっきりでいつも愛用させていただいておりました。
      “めざメール”にもとっても助けられ、学科は”めざメール”なしでは合格できなかったです。
      それでも理解できないものは飛ばしました。

      実技について
      やはりこちらも”らくらく突破”を1周読むところからスタートしました。
      4月から夢⭐︎カフェの通学実技講座を受講し(授業は2週間に1回)勉強モードに入りました。
      そして試験3ヶ月前から暗記物(現在天気や降水強度や風力階級、台風、災害などなど)を確実に答えられるように1週間に1回は眺めるようにしました。
      試験まで2ヶ月となったぐらいに各現象(冬型や北東気流型や台風、南岸低気圧等)の資料を作り現象の理解に努めました。(これは学科にもすごく為になりました)
      以降は試験1週間前まで毎度、過去問の繰り返しと傾向や記述問題の文末の締め等のまとめる作業を行いました。
      壁は計算問題と前線解析と等圧線作図で、試験1ヶ月前から図と解答をなん度も見比べ、なぜこの形になるのか(等相当温位線、等温線、等圧線の凹凸、風などに着眼)の理解に努め無事に本番でも前線はほぼ完璧に描けました。が前線の勾配はあてずっぽで書きました…(これはよくない)
      過去問は
      第50~59回までを3回ぐらい
      第40回台のものをいくつかピックアップしたもの5つぐらい
      試験直前に腕試しに相当前の問題(第15回)を1つ解きました。
      やはり学科、実技ともに過去問が1番近道ですが”問題とケンカしない”といった前提での過去問の”分析”が合格への鍵だと感じました。
      あと問1の穴埋めは満点がほしいので凡ミスの多かった私は特に入念にとりくみました。
      毎度新たな問題も出題されるので日々の天気予報や気象庁のホームページは要チェックです。

    • #45035 返信
      aotea
      ゲスト

      合格までの受験回数 5回
      年齢 50代 
      性別 女
      仕事 教育関連(not理系)
      第56回 一✕ 専✕
      第57回 一〇 専✕
      第58回 一免 専〇 実✕
      第59回 一免 専免 実✕
      第60回 一〇 専免 実〇

      めざてんサイトでは古い過去問も見られて助かりました。また北上大さんの動画と解説にはとてもお世話になりました。第60回は免除切れの一般知識と実技を受験しました。忘れかけていた一般知識の復活はきつかったですが、過去問をひたすら解いて、解説などを参考に、わからない部分を一つひとつ無くしていくように努めました。北上先生のいろんな語呂合わせや絵描き歌もとても役立ちました。普段はわかっていることでも試験だとつい慌ててしまうので、一般知識の試験開始後すぐ「やれこれと熱中性(成)の対流が・・・」を頭の中で唱え、問題用紙余白に高層大気図を描いて先ず心を落ち着けました。一般知識は、答えがわからなかった問8が全員正解となったため、結果全問正解でき、感謝しています。
      実技は「問われていないことは書くな」を意識して記述に取り組みました。
      本試験ではやはり慌ててしまい、計算問題では凡ミスをし、また時間も足りず解答用紙を全ては埋めらませんでした。試験終盤では時間の足りなさに心折れかかりましたが、とにかく諦めずに1点でも増やそうと食らいついて、何とか合格できました。試験は緊張との闘いで、予定通りに進まないことも多いですが、最後の最後まで諦めないことが大事とわかりました。
      めざてんさんには勉強開始時からずっとお世話になり、本当にありがとうございました。

    • #45086 返信
      Dean
      ゲスト

      合格までの受験回数 3回
      今回の受験科目 実技
      年齢 20代
      性別 男
      仕事 大学生
      58回 学科試験合格・実技試験不合格
      59回 実技試験不合格
      60回 実技試験合格

      初めまして。
      私は20代の医学生です。受験の理由は単純に天気の仕組みが知りたかったことと、気象をキャリアに結びつけられる可能性を感じたためです。
      常に大学の試験勉強で忙しく、59回の翌日に大学の試験、60回の直前2週間には故あって勉強ができず、総勉強時間、特に実技試験に向けられる時間は少なかったです。そのため解きっぱなしで終わり復習や自己採点ができていませんが、おそらく奇跡に救われました。葉書が届き合格の文字を目にしたときは、感激と解放と不思議さで、とにかく嬉しかったです。今回が学科試験免除となる最後の機会だったので、これで不合格であれば諦めていました。

      以下に学習方法を3つに分けて書きます。
      1つ目はみなさん仰られていますが「過去問」です。学科と実技で共通していることは過去問を行い、1.その正解/不正解に至った自信の思考、2.なぜそのように考えると正解なのか/例外はあるのか、3.同様の出題歴はないかを常に考えることです。そして異なることは、学科試験は知識に依存するものが多いので暗記が重要ですが、実技試験は解き方と書き方に依存するので、思考が重要だということです。このことに気をつけて「復習」を行ってください。私の師は「解いた時間の2倍復習は時間がかかるし、かけるものだ」と仰っていました。
      実際私は学科試験50~59回分を2週、実技試験40~54回は1週、55~59回は2週解き、上記を意識して復習しました。
      2つ目は簡単に復習できるメモを作成することです。この目的は「理解/暗記のため」です、決してメモを作ったから終わりというわけではありません。私は学科試験(一般・専門)、実技試験(実技のポイント、過去問での台風の温帯低気圧化、災害まとめ、雲形、作図まとめ)の6つを作り、過去問を解くためのまとまった時間がない時は見ていました。学科試験はとにかく「些細なメカニズムまで意識して覚える(観測装置はそうなるものだとして覚えました)」、実技試験はとにかく「過去問の答えをそのまま覚えて適応させる」ことが重要だと今振り返って思います。
      3つ目は同じことの繰り返しです。私は完全独学で勉強を行いました。そのステップは学科試験は1.本を3週読む(知識と概要把握)、2.過去問演習(58回の時点では実技対策は行っていません)、実技試験は1.実技試験の書き方の参考書を読み解く(概要把握と暗記のため)、2.実技試験過去問演習です。合計で使用した本は4冊(学科用3冊、実技1冊)で、集中して読み解きました。そして重要ポイントを抽出したり間違った知識を整理したりし、上記で述べたメモを都度更新していました。ですがここはWeb講座などを使った方がより試験に結びついた知識が得られるのではないかと思います(特に実技試験では)。

      以上、3つに絞りましたが、私が合格したポイントは「四季の変化と天気図」を感じることと、「苦手な箇所を避けない」ことだと思います。前者は常に発表されている天気図や最近であればアプリで風向も見られることができ、四季の変化と天気図がどう対応してるのか見ること、後者は言うまでもないでしょう。

      最後にこのサイトの過去問ストックは非常に有用でした。加えてメールも拝読し、実技直前演習の内容は本番私が合格点を取ることができた因子の1つです。ありがとうございました。

      長文になりましたが、何かの一助になれば幸いです。

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返信先: 第60回気象予報士試験合格者の声
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