積乱雲との関連で、「ガストフロント」。気象庁では「下降気流の部分では、時に雹が降ったり、激しい下降気流に伴うダウンバースト(down burst, 下降噴流とも呼ぶ)が発生したりする。ダウンバーストは、ガストフロントができる一歩手前の現象であり、ダウンバーストが持続するとガストフロントが形成される。」とあって、「ダウンバースト」から「ガストフロント」への移行プロセスは理論的には解析されているのでしょうか。ガストフロントは突風前線なので、上昇気流をともなった前線で気圧の上昇があると推測されます。専門知識では平成28年第2回(47回)問8で、「ガストフロントが通過するときには、(設問)気圧の急降下を伴うことが多い(誤答)」とあって、「通過」は「ダウンバースト」を含んでかつ「ガストフロント」も伴うのか、あるいは単に「ガストフロント」先端の「通過」のみか、迷ってしまいます。ここは、「前線が通過」と考えるのでしょうか。解説図では、地表に平行に動いている部分は「ダウンバースト」の一部で、「前線」のみ「ガストフロント」なのか、そのあたりのこと、ご教示ください。数10kmの部分の、先端のみ「ガストフロント」か。そうすると、「ガストフロント」が数10kmとは言えない気がします。