第46回気象予報士試験 実技1 問4

第46回気象予報士試験 実技1 問4(1)

13日9時の中心位置:

j46k1q04z01

主要な風記号の中心を求めると、この辺でしょう。
北緯「31.4°」東経「130.5°」でした。

たまたま、模範解答と同じ結果でした。(*^^*)

あ、時間の無駄になりますから、試験のときに実際にこんなに細かい罫線を引く必要はありませんよ。
中心位置を割り出したら、モノサシで長さを測ってください。

13日10時の中心位置:

j46k1q04z02

この図を読むと、北緯「31.4°」東経「130.7°」になります。
模範解答は、北緯「31.5°」東経「130.8°」なので、北緯、東経とも0.1°ずれていました。
これで、減点されるか得点になるか、分かりません。
この問題で、0.1°のズレで減点されたら、かなり厳しいですね。

予報円との位置関係:

j46k1q04z03

予報円との位置関係は、こんなふうになっています。
この状況を、20字で述べよ、と。

・予報円の範囲内に入っていますね。
・予報円中心より東側です。

北上大の解答は、
「実況位置は予報円範囲内の東部に位置する。」(20字)

模範解答は
「台風中心は予報円内の東よりにある。」(17字)

予報円内に入っていることと、東側であることを書いているから『ヨシ』でしょう。

第46回気象予報士試験 実技1 問4(2)

北上大によると
9時の位置は北緯「31.4°」東経「130.5°」
10時の位置は北緯「31.4°」東経「130.7°」
でした。

ですから、「東」東経0.2°進んだことになります。
模範解答は、『東北東』でした。

しかし、北上大は、前問で『北緯、東経ともに0.1°ずれている』ので、この後の速度の計算が狂ってしまいます。

ちなみに、間違ったまま進めてみましょう。

東経の長さは、当てになりませんが、北緯は10°間の距離が1111kmなので、1°は111kmです。

わたしのプリントでは図6の縮尺で、北緯31°~32°の長さは37.0mmでした。
この長さが実際の距離では111kmに相当します。

1時間の長さ(図6上と図6下の台風中心の位置の長さ)をモノサシで測定したら、6.5mmでした。
ですから、移動距離を計算すると、111km/37.0mm×6.5mm=19.5km です。

これが1時間で移動した距離ですから、
5km/h刻みにすると北上大の解答は「20km/h」になりました。

移動距離が、東経0.3°であれば、「30km/h」になったところです。

さて、模範解答は「30km/s」なので、えっ!毎秒30kmって、時速10万キロですよ。
ま、30km/hのミスでしょう。

単位のミスはともかく、前問の中心位置の僅かな違いで、1.5倍の差が出てしました。

前問の解答と連動して補正してくれるのか、杓子定規にマチガイにされるのかは分かりません。

模範解答

j46k1q04ans

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コメント

  1. たろまる より:

    いつも大変参考にさせてもらっています。

    13日10時の台風中心位置を北緯31.5度、東経130.7度としたのですが、東経が130.8度を取るのがいまいちしっくりこないのですが、どのように中心位置を理解すれば良いでしょうか?

    • 北上大 より:

      たろまるさん、こんにちは。

      この問題は、わたしも130.7°にして間違えたので偉そうなことは言えませんが、台風中心を決める情報は、矢羽しか与えられていません。

      気象業務支援センターの解説書の紹介をします。
      この解説書では、下図のように最も内側の4つの矢羽の中心位置としています。
      台風中心
      微妙なので、この0.1°の誤差を責められても仕方ないですね。