吉之介さん、おはようございます。
地球は球体なので、平面の紙に地図を描画する時、様々な方法が用いられます。天気図では恐らくランベルトと呼ばれる図法が使われていると思います。
天気図(地上、高層含めて)では、平面図の直上が常に南北方向ではありません。経度線の方向が南北になりますので地図上の場所によって南北の向きが異なり、右傾斜であったり左傾斜であったりします。
事例の図(図1)を見ますと、台風の進行方向は「北東」ですが、北海道の南東海上の高気圧の移動矢印は、「東南東」を指しています。矢印の先端がもっと北緯40°線に近く(もっと先端が時計回り)ないと「南東」とは言い難いかと思います。