水蒸気画像と下層の暖湿空気

はじめに フォーラム めざてん掲示板1 水蒸気画像と下層の暖湿空気

  • このトピックには2件の返信、1人の参加者があり、最後にとうりにより5年、 10ヶ月前に更新されました。
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    • #8858
      とうり
      ゲスト

      水蒸気画像では、大気の中・上層の水蒸気量(あるかどうか)が判断可能です。下層での水蒸気量を判断するには設問で判断するのですが(下層水蒸気画像がない)、下層での水蒸気の挙動を短時間に判断して解答するには、私には難問。850hPaでの湿数があれば優しそうです。下層での暖湿気がはいると気層全体がもちあがってくる場合、水蒸気画像の時間的な推移で判断するのか、どのように、頭の中で考えていけばいいいのか、この場合赤外画像が役立つのでしょうか。エマグラムが設問にあれば、二つの観測場所での、湿潤域の厚さで判断可能です。時間がかかりそうですが、このあたりの実技にあたっての、水蒸気画像の考え方、利用の仕方は如何にすればいいのか、こうすればいいというお考えをご教示いただければ幸いです。

    • #8860
      ウルトラゾーン
      ゲスト

      質問の内容がいまいちよくわからないのですが、最後の「実技にあたっての、水蒸気画像の考え方、利用の仕方」という事でいいでしょうか?

      私が現時点で理解しているのは、水蒸気画像は中上層限定という事です。
      下層の水蒸気量について述べる時に水蒸気画像を根拠にすると0点がもらえる可能性が高いと思います。

      水蒸気画像において判断できる事項として、今私が思い当たるのは、
      ・明域=中上層が湿潤域
      ・明化=大気が上昇
      ・暗域=中上層が乾燥
      ・暗化=大気が下降
      ・バウンダリー=明域と暗域の境界であり、上(寒気側)が暗域で下(暖気側)が明域の場合はバウンダリーのやや暗域側にジェット気流が存在する。
       ※この水蒸気画像から読み取れるジェット気流と300や500hPaで読み取れる強風軸の位置は違う事があるので注意が必要。(例:第41回(平成25年度第2回)実技1の問1(4)後半部分では、ジェット気流に対応した300hPaの強風軸の中心線を描かせる問題がありますが、この強風軸は図5の水蒸気画像におけるバウンダリーのやや明域側となっています。)

      くらいですかね

    • #8862
      とうり
      ゲスト

      ウルトラゾーン様、例題(41回実技1問1)をめざてんで早速、北上大様の解説付きで参照。実は、42回からの実技を繰りかえしているので、41回は初めて解きました。正しく基本的な知識が大事です。暗域と明域のバウンダリー(境界)とジェット気流の位置、北上大様が書かれていますように、境界にあわせて、ジェット気流の位置を書きます。少しずれていますが。このことに注意します。ありがとうございます。なお、下層からの暖湿気が気層を持ちあげる場合、エマグラムの湿潤域を検討することになります。水蒸気画像は雲がないところでも、大気の流れがわかる(大気中の水蒸気による吸収を最も受けやすい波長帯を利用している)ので、可視、赤外と組み合わせて理解していきます。ウルトラゾーン様、わずらわせてすいません。これからもよろしくお願いします。

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