質問の内容がいまいちよくわからないのですが、最後の「実技にあたっての、水蒸気画像の考え方、利用の仕方」という事でいいでしょうか?
私が現時点で理解しているのは、水蒸気画像は中上層限定という事です。
下層の水蒸気量について述べる時に水蒸気画像を根拠にすると0点がもらえる可能性が高いと思います。
水蒸気画像において判断できる事項として、今私が思い当たるのは、
・明域=中上層が湿潤域
・明化=大気が上昇
・暗域=中上層が乾燥
・暗化=大気が下降
・バウンダリー=明域と暗域の境界であり、上(寒気側)が暗域で下(暖気側)が明域の場合はバウンダリーのやや暗域側にジェット気流が存在する。
※この水蒸気画像から読み取れるジェット気流と300や500hPaで読み取れる強風軸の位置は違う事があるので注意が必要。(例:第41回(平成25年度第2回)実技1の問1(4)後半部分では、ジェット気流に対応した300hPaの強風軸の中心線を描かせる問題がありますが、この強風軸は図5の水蒸気画像におけるバウンダリーのやや明域側となっています。)
くらいですかね