もうすっかり忘れちゃってるので、改めて問題をよく見なおしてみましたが
私はこの問題は間違えてる可能性大ですね。
問2(2)で、「図1の日本海西部にある低気圧およびそれに伴う前線について」とありますが、この低気圧を時系列で追いかけていくと、私の見立てでは36時間後にはサハリンのすぐ東の低圧部になってしまいます。
そのため、前問①のトラフTとの位置関係は解答例のように「4日21時には低気圧のすぐ西に達する」とはえられなかっただろうな~!と思いました(あまりに低気圧がトラフとかけ離れてしまっているので頭を切り替えて強引に横に進んだ事にしているかもしれないですが)。
おそらく梅雨前線の時にキンクができて低気圧がポコポコできていくような感じで、前線をメインのシステムととらえ、低気圧を前線に伴うサブシステムとして、前線に伴って後から日本海に発生した低気圧が日本の南にあった低気圧と次第に融合していくような感じなんでしょうか・・・
そして肝心の②ですが
「北海道付近での走行」とのことなので、図9の850hPa気温・風の図の北海道付近だけ見てみると、北海道の北部(稚内付近)では-3℃の等温線が南南西-北北東に走っているように見えます。また北海道南部(函館付近)では0℃の等温線が南-北に走っているように見えます。
ちょうど-3℃から0℃に切り替わる部分を含んでおり、-3℃線と0℃線を連続的につなげていくように前線を考えると解答例のように南-北(北-南)になるのかな!と思いますが、これは解答を見て思ったことです。
微妙なところだし、北海道付近と範囲があいまいなので南南西-北北東でも大丈夫そうな感じもします。
私の問題用紙も-3℃の等温線だけにしっかりと赤鉛筆で線を引いてあるので、私もきっと南南西-北北東と書いたと思います。
北海道付近という事であれば北海道のすぐ東にも等温線集中帯があってここも前線ですが、これは初期時刻の「日本海西部にある低気圧およびそれに伴う前線」の前線ではなさそうなので、考えなくても良さそうです。