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笹木により4年、 10ヶ月前に更新されました。
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2020年4月4日 23:23 #14320
笹木
ゲスト問2(1)の3番目の問題が全く分かりません。北上大さんも解説のページでわからないのでわかる方はコメントをと書いていらっしゃったので過去の掲示板を遡りましたが、載っていませんでした。誰かわかる方教えていただけないでしょうか?
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2020年4月5日 17:49 #14324
ウルトラゾーン
ゲスト以前、パソコンが壊れてしまったため、私の過去問データベースもなくなってしまい、問題がどんなものかを確認しようと検索をかけたら、めざてんのサイトがヒットしました。
なるほど、北上さんも問題の意味なのか意図なのかがよくわからないということなんですね。模範解答も変な表現だし。
私の持っている「模範解答と解説」に第41回はあるかなぁ?と探してみましたが、ありませんでした。
しかし、某ナツメ社の「らくらく一発合格!’15-’16年版_ひとりで学べる気象予報士実技試験 完全攻略テキスト&問題集」(題名長い)に載っている過去問を探してみたら、第41回実技2が「温帯低気圧とポーラー・ロウ」というテーマで載っていました。この中の問2(1)の3番目の問題解説をそのまま載せます。
「図8(上)で500hPaの強風軸は5340~5280mの等高度線付近にあります。低気圧を示すLの位置はよくわかりませんが、5110mの閉じた等高度線の内側にあると考えられます。これと図8(下)の低気圧Aに対応するLの位置関係を解説図Dに示します。低気圧Aの位置は解説図Cでは500hPaの強風軸の下にありましたが、解説図Dでは北上して500hPaの強風軸の寒気側にあり、500hPa面の低気圧のほぼ真下にあります。」
※解説図Cというのは、北上さんが本問の解説で載せている24時間後の強風軸と地上低気圧の位置関係、解説図Dというのは、同じく36時間後の強風軸と地上低気圧との位置関係とほぼ同じものです。上記の解説文の「解説図Dでは北上して500hPaの強風軸の寒気側にあり」という部分に、私の書き込みで、「等温線もないのに、なぜ寒気側と断定できるのか?強風軸の北なら寒気確定なのか?(経度風より)」と書いてあります。当時の私が疑問に思ったことを書いていた訳ですが、追加の書き込みがないので。どうやら未解決のまま終わったと思われます。
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2020年4月5日 23:04 #14325
笹木
ゲストウルトラゾーンさん丁寧な解説ありがとうございます!パソコンのデーターも消えていた中わざわざ一緒に考えて下さり感謝いたします。ウルトラゾーンさんの仰る通り「強風軸の北側は寒気」というのはどのような判断なのか私にも理解することはできませんが、今後勉強していく中で今よりも多くの知識を身につけこの問題を理解できる日が来るよう頑張りたいと思います。
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2020年4月6日 00:41 #14327
あああ
ゲスト500hPhaの高度場の状況と地上低気圧の位置関係を問う問題ですので、教科書的に
a)地上低気圧中心が東側→発達中
b)地上低気圧中心が強風軸(渦度0線)の真下→閉塞開始
c)地上低気圧中心が500hPa低気圧中心の真下→最盛期
を意識すれば、解答のように答えられると思います。
この問題では、a)が12時間後、b)が24時間後、c)が36時間後に相当します。
閉塞状況は前線解析にも影響があるので、わざわざ(2)で24時間後は「閉塞していないものとする」と書いてくれているわけです。(3)では、b)からc)にかけて発達する根拠を聞いている、ということになります。なお、強風軸の北側が寒気側というのは一般論です。強風軸に対する位置を述べればよいだけですので、内側でも低圧側でも構いませんが、一般に極側が寒気側、赤道側が暖気側という感覚があると表現の幅が広がるので、覚えておくとよいと思います。
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2020年4月6日 13:52 #14329
笹木
ゲストあああさんありがとうございます。強風軸の北側が寒気というのは一般論なんですね。初めて知りました。勉強になります!
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