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ウルトラゾーンにより4年、 9ヶ月前に更新されました。
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2020年5月29日 09:12 #14963
江本 信之
ゲストガイダンスについて質問します
専門53-5
(a) 天気予報ガイダンスの主な役割として,数値予報による予測値を補正することや, 数値予報が直接予測しない要素の予測値を作成することが挙げられる。説明では
回答(a)は『正』数値予報に含まれていないSSi(ショワルタ-安定指数)を計算して、大気の安定度から発電確率を計算する例があります。しかし
専門49-7 では
(a) 気温ガイダンスにより,数値予報で予想できない局地的降水によって生じる地上 気温の誤差を軽減できる。回答(a)は『誤』 となっていて、説明では
数値予報で十分に表現できないまでも、不十分ながらも傾向を示すなら、ガイダンスで誤差を軽減できますが、数値予報でまったく予想できない現象については、対応できません質問として、「数値予報で予想できない、要素、現象」について、どのような場合にできて、またはできないのか、わかりません、教えてください。
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2020年5月29日 10:28 #14964
とうり
ゲスト江本様、専門知識の場合、気象庁の見解がすべてですので、たとえば、気象庁の「数値予報ガイダンス」をみて、そこに書いてあることが、すべて正解となります。私も、最初は、設問の文章を読んで、「これは、予報できるから、正答だ、あるいは誤答だ」と、思って解答してしていました。そうしたら、解答が得られません。北上様が書かれておられるように、「発表された答がすべてです」(表現は異なるかも)。その上で、設問を読んでいけば、納得できるような解答ができるようになると思います。まだ、受験生の立場ですが、今では、そのようにして、出題者の意に沿うような(実技問題でも、問題の流れと質問に従って)解答を目指しています。答にならなくてごめんなさい。
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2020年5月29日 10:40 #14966
北上大
キーマスター江本さん、こんにちは。
ガイダンスは、数値予報の結果を応用して人間に伝える情報を広げる技術です。
・SSIは、気圧と気温、湿数から計算で求められます。
・地形性の降水は、地形データと風、気温、湿度から、推測できます。
これらの元になるデータは、数値予報の結果に含まれているのです。
いわば、数値予報の結果をヒントにして、ガイダンスが人間が求める形式に表現を変えるのです。しかし、数値予報の結果に元になるヒントがなければ、ガイダンスは何も出来ません。
だから、『数値予報で予想できない局地的降水』は、元になる『局地的降水データ』が数値予報結果にないのですから、ガイダンスといえどもその先の気温予想は出来ません。
イメージとして、数値予報の結果を元にして、優秀な人間が、あーでもないこーでもないと推敲を重ねたり計算したりして一つの結論に達するのであれば、ガイダンスでも同じ結論を得ることが出来ます。
しかし、数値予報の結果と関係ないところから別の理屈をひねり出すことは出来ません。数値予報の結果は、気温、気圧、湿度、風向、風速、地形などの物理データの羅列です。
これをみても、人間にとっては、ほとんど何も理解できません。
これらの生データから人間が理解しやすいような表現に変換するのがガイダンスです。
元の数値予報の生データに含まれていないことについては、ガイダンスでは対応できません。まだ、分かりにくいでしょうか?
疑問点があれば具体的な事例を上げて再質問してください。
具体的な例題があれば説明しやすいと思います。 -
2020年5月29日 18:17 #14969
江本 信之
ゲストとうり様、北上大様、さっそくのご回答ありがとうございます。
ガイダンスは数値予報の結果と関係ないものは、できない。⇒「局地的降水」
数値予報の結果と関係あるものは、できる。
専門49-7のキーワードは「局地的降水」と解釈しました。
ありがとうございました。 -
2020年5月29日 20:18 #14972
ウルトラゾーン
ゲストおひさしぶりです。
>江本さん
専門49-7のキーワードは「局地的降水」ではなく、どちらかというと、「数値予報で予想できない」の方だと思いますよ。
専門49-7(a)では、気象の勉強を全くしていない人でも、常識的に考えると、予測できないものから誤差を軽減できるわけがない!!→誤り。と読めます。
局地的降水については、観測精度や予報精度の向上によって、ある程度は予測可能なので、数値予報で予測できる局地的降水もあるということです。
なので、上記の問題を
「気温ガイダンスにより,数値予報で予想できる局地的降水によって生じる地上気温の誤差は軽減できる。」としたならば、△(軽減できるかもしれないし、できないかもしれない)
「気温ガイダンスにより,数値予報で予想できる局地的降水によって生じる地上気温の誤差は軽減できることがある。」としたならば、〇
という答えになると思います。
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