気圧の尾根の軸に関して、一般気象学p184に図があります。
ご覧になれば一目瞭然で、上空に寒気移流があるところは層厚が小さくなり、トラフになり、
逆に暖気が移流するところは、層厚が大きくなりリッジになっています。
初期状態では、気圧の尾根の軸は西に傾いております。かつ気圧の尾根の軸は暖気側に傾いています。気圧の尾根の軸の前面は負の渦度移流域で後面は正の渦度移流域です。一般に上空ほど風の動きは速いので、やがてこの軸は直立し、やがて東よりに傾きます。すると高気圧の上空は正の渦度移流域、つまり上昇流域になりますから、これ強くなれないと思います。違っていたら御免なさい。。。