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ひろりんゲスト
熱輸送に関する問題なのですが、管理人さまの解説を読んでも(c)が「冷却」となるのがいまいちイメージできません…
これは緯度20°~45°では、「ハドレー循環」により入ってくる熱輸送量よりも、「擾乱」により高緯度に向かって出ていく熱輸送量のほうが多いから冷却されていると考えるのでしょうか?
単純に考えて、熱が輸送されているということは加熱されるのでは、と思ってしまいました…
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てりーゲスト
ひろりんさん
この問題は、少し分かりにくいといえばそれまでなのですが、「20°〜 45°の大気」の温度がどのようになっているか、を問う問題と理解しています。この緯度では擾乱による熱は両極むけの移動ですから、熱が移動してしまうのでこの緯度帯では熱が減少し、冷却される、ということかと思います。
問題文「擾乱に伴う波動による熱輸送は両半球の緯度 20°〜 45°では大気を (c) するように働いていること」
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かねけんゲスト
入熱は加熱作用、出熱は冷却作用を及ぼすのはその通りです。着目現象による当該領域の入熱と出熱のどちらが多いかで、着目現象による加熱か冷却かの判断をすればよいでしょう。問われているのは擾乱という現象に着目した作用でハドレー循環との比較は関係ありません。なお、ここでの加熱や冷却の判断はあくまで着目現象での作用であり、熱放射や海洋による熱輸送なども含めて、総合的には各位置において加熱と冷却がバランスすることで地球の熱的定常状態が保たれ、ある地点での温度は平均的にはほぼ一定ということになります。
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ひろりんゲスト
てりーさん、かねけんさん
ありがとうございます。返信遅れましてすみません。
お二人のコメントをもとに、自分でも考えてみたのですが、いまいち理解できていません…
擾乱に伴う波動では北半球だけで見れば、北緯45°までどんどん熱量が増えていきますよね。このことから該当の緯度の範囲に「入ってくる熱」はイメージできるのですが、「出ていく熱」がイメージできないのです。
熱輸送関連のグラフの読み取り難しいです…
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かねけんゲスト
グラフは各緯度での単位時間での熱の移動量の大きさ(出熱や入熱の大きさ)を示しています。南から45度以北にある量の熱量が入ってくるということは、45度から北へそれだけの熱量が出てゆくということになります。熱の蓄積量ではありませんので、例えば上向きのピークの点は入ってくる熱量も多ければ出てゆく熱量も多く、両者がバランスしている点ということになります。面積ではなく勾配で考える必要があります。右上がりが入熱超過(加熱される)、右下がりが出熱超過(冷却される)の領域となります。
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ひろりんゲスト
かねけんさん
ありがとうございます。
例えばなんですが、問題のケースとは別に、北緯50°~70°のケースで考えるならば、「加熱」されていると考えてよいのでしょうか?(入ってくる熱が多いけど、出ていく熱は少ないので加熱される?)
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かねけんゲスト
その領域は擾乱により加熱されているといえます。ただし、放射による冷却も多くなる領域であり、いろいろな熱の出入りの結果、バランスして、平均温度はほぼ一定を保つということです。
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ひろりんゲスト
かねけんさん
何度もありがとうございます!
ようやくイメージできました!試験直前、本当に助かります…
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