気象庁の資料では、クラウドクラスターについて「一般には独立して存在することが多い積乱雲が、集合して巨大な塊を形成することがあり、この塊のことを「クラウドクラスター」と呼ぶ。」とあります。
対してメソ対流系の分類は、その積乱雲の塊の構造についての分類ですので、クラウドクラスターが3つの内どれかに入るのではなく、逆に、いずれかが起こった結果クラウドクラスターが形成されるという流れではないかと思います。
また、線状降水帯についてはバックビルディング型、バックアンドサイドビルディング型ともに積乱雲の世代交代が関わってきますので、マルチセル型に分類されると思います。