「沿岸の海域20」と書いて、
「沿岸の海域にれい」
とよみます。
写真は、何の関係もないイメージです。
なんとなく、「沿岸の海域に礼」が頭に残るでしょう。
なんのこっちゃと思うかもしれませんが、 気象庁が「波浪注意報」や「波浪警報」を発表するときの「沿岸海域」の対象範囲が、海岸線からおおむね20海里(約37km)以内の水域であることを示しています。
関東の地図で示せば、概ね下の地図の赤い領域になります。
気象庁の用語解説では、次のように表示されています。
沿岸の海域 |
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海岸線からおおむね20海里(約37km)以内の水域。 |
備考 |
海岸線を持つ予報区には「沿岸の海域」が含まれることを、天気予報、注意報・警報では留意する。 |
ここで、出題例を一つ示しておきます。
例題:第38回再試験、専門知識、問13
(b)の設問に注目してください。
「沿岸の海域20」の呪文そのままですね。
だから選択肢(b)は『正』となります。
この問題の解説は、第38再専門問13解説をご覧ください。
同じ問題が、第28回専門問13にも出題されています。
あまり出題頻度は高くないテーマですが、
と簡単なので、必要なときにはふっと浮かんでくることでしょう。 |