- このトピックは空です。
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美鈴
ゲスト水蒸気圧が同じで温度が異なる2つの空気塊の露点温度は、圧力が等しければ温度の高い空気塊の方が高い。正解は ×誤 となっていますが、自分なりに調べましたが、理屈がわかりません。正解は同じである?それとも、温度の高い空気塊の方が低くなるのでしょうか?
水蒸気圧でなく、水蒸気密度が同じという条件にしたときも、同じ答えになるのでしょうか? 露点温度なんとなく苦手です。。(一般31回問3)
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サルノリ
ゲストでは、順を追って整理しますね。
質問文の状況はこうです。—
条件
空気塊Aと空気塊Bの 水蒸気圧(実際に含まれている水蒸気量)は同じ。
空気塊Aと空気塊Bの 温度は異なる。
圧力は等しい。
問われていること
「露点温度はどちらが高いか?」—
1. 露点温度の定義
露点温度とは
> 空気を冷やしていったとき、水蒸気が飽和して結露し始める温度
のことです。ここで大事なのは、露点温度は空気中の「実際の水蒸気圧」だけで決まるという点です。
(気温や乾燥度に直接依存するわけではありません。)—
2. この場合の水蒸気圧
問題文では「水蒸気圧が同じ」と書かれているので、AもBも含んでいる水蒸気量が同じです。
露点温度は「その水蒸気圧に相当する飽和温度」なので、水蒸気圧が同じなら露点温度も同じになります。—
3. 誤解しやすいポイント
気温が高いと飽和水蒸気圧は大きくなるので、「暖かい空気のほうが湿っている」と思いがちですが、それは「相対湿度」が同じ場合の話です。
今回は「実際の水蒸気圧」が同じなので、暖かい空気は相対湿度が低く、冷たい空気は相対湿度が高くなります。しかし露点温度は変わりません。
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4. 結論
水蒸気圧が同じ → 露点温度も同じ。
よって、「温度が高いほうが露点温度も高い」という記述は 誤り(×)。
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chatGPTに聞いたら↑とのことです -
美鈴
ゲストさっそく解答ありがとうございます。同じで良いのですね。調べていたら、最近はAIよる解答が画面にでてくるようになって、、AIによると、気温が高い方が露点が低くなると解答されていて、、、ただし、AIの解答は必ずしも正しくありません(なんなんだよ~)とも、書かれていましたが、、、それで、混乱してしまいました。
ありがとうございました。試験の追い込みがんばります。 -
ぶうすけ
ゲスト受験勉強当時のノート(Wordファイル)を見直してみました。(以下参照)
・気圧が一定のとき、露点温度は空気塊に含まれる水蒸気量(水蒸気分圧)のみに依存する(空気塊の温度には依存しない→ある温度(露点温度)まで低下すれば自然に凝結が始まる)
上記の「気圧が一定のとき」というのは、問題の本質にはあまり関係なく(気圧が変化すると微妙に露点温度も変化するようなので、出題ミスとの指摘を回避するため前提条件として置いているもの)、「露点温度は空気塊に含まれる水蒸気量のみに依存する(空気塊の温度は関係ない)」、「空気塊に含まれる水蒸気量が同じあれば露点温度は同じである」というように理解していました。
蛇足ですが、空気塊の温度が変化すれば、露点温度は変化しませんが、当然ながら「飽和水蒸気量(密度)」は変化しますので、「Aが変化するとBが変化するか、しないか」をきちんと理解しているかを問う問題ではないか理解して、勉強していた気がします!
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ぶうすけ
ゲスト上記の「蛇足」の追加です。温度が変化すれば「飽和水蒸気量(密度)」が変化します。そのとき、空気塊に含まれる水蒸気量(密度)が不変であれば「相対湿度」は変化します。「Aが変化するとBが変化する◯、しない✕」を一覧にして覚えるようにしていました!
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美鈴
ゲストほんとうに、ありがとうございます。助かりました。
小倉先生の、一般気象学に P62 露点温度:水蒸気を含む空気の温度が下がっていって、その水蒸気密度を飽和水蒸気密度とする温度に達すると空気は飽和し、露を結ぶ、その温度が露点温度である。露点温度が高いほど空気中の水蒸気量は多い、またある温度に対しては、露点温度が高いほど相対湿度が高い。書いてありました。でも、サルノリさんとぷうすけさんの説明を聞いて、やっとすっきりしてきました。(なぜか小倉先生の説明は難しく感じてしまいます)
問題の、圧力が等しければ、、につまづきました。上空に行くほど(気圧が下がると)露点が下がるという問題の方が有名なイメージです。あれ、気圧いっしょ?あれ?ってかんじでした。上記の問題では、水蒸気の量が同じなので、露点は同じですが、温度が異なるので、結局、湿数は異なってきますね。
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