日照の観測は、二つの方法で実施されます。
- 直達日射量
- 全天日射量
直達日射は、太陽光を直接直角な面で受けて観測します。
全天日射は、直接の太陽光のほかに、雲などで散乱した光も合わせて、水平面で観測します。
直達日射は、直射日光を光に直角な面で測定します。
ここで『垂直の直』と『直達の直』を関連付けると、忘れにくいと思います。
出題例です。第38回再試験専門、問1です。
(d)の選択肢は、『誤』であることが、すぐに分かりますね。
[3][5]が消えるので、(c)は考える必要もなく『正』になります。
すると、(a)か(b)のどちらかが『誤』であれば、答えが決まります。
『太陽を垂直に見る直達と水平に見る全天日射』
を覚えていることによって、問題の範囲を狭めることが出来ます。
こうして、語呂合わせ呪文を一つひとつ覚えて行って、問題を追い込んでいきましょう。
直達日射量と全天日射量に関して、学ぶべきことは他にもありますが、たくさん書くと何も残らなくなりますから、今日は、垂直を一つだけ覚えましょう。
|