第42回気象予報士試験 実技1 問2(1)
[1] 図を見た通りのことを25字で書くしかない。
北上大の答え『1008hPaの等高線が閉じた高気圧の南側』(21字)
模範解答『1008hPaの等圧線で囲まれる高気圧の南縁。(23字)』
ほとんど正解と見て良いだろう。
[2] 下の図は、地上の降水域に対応する700hPaの湿潤域を青色でマーキングして、500hPa渦度の図に重ねたもの。
・どのような渦度場→正渦度領域
・どのような相対位置→南縁
これを15文字で表現して、北上大は『正渦度領域の南縁』(8字)と思ったが、設問の15字には7字足りないので、何を加えるかがポイントになりそうだ。
そこで、『500hPa面の正渦度領域の南縁』(16字)としたら、
模範解答は『沿海州の正渦度域の南縁』(12字)だった。
どのような渦度場と問われて、『沿海州の』と答えられるかって話だよな。
ちょっとわたしのセンスでは、無理だな。
[3]下の図は、500hPa面の当高度線を赤で、等温線をグリーンで重ねた図である。
温度場の谷は、比較的はっきりしているので分かりやすいが、高度場の谷(トラフ)の線の引き方にはあまり自信がない。
問われているのは、この両者の位置関係の特徴を25字で書け、といいうもの。
特徴は、温度場の谷が東側にあるので、書いた答えは
『温度場の谷が、トラフの東側に位置している。』(21字)
模範解答は『温度場の谷が高度場の谷よりも先行している。』(21字)
言わんとしていることは同じだが、点数がもらえるかどうかはワカラン。
第42回気象予報士試験 実技1 問2(2)
解答用紙の湿潤域を青色でマーキングしてみた。
梅雨前線は、湿潤域の南縁付近に現れるので、飛び飛びの湿潤域の南縁を結んで答えとした。
上図のグリーンの線。
下の模範解答を見ると、位置は大体近いが、数カ所でキンク(折れ曲がり)がある理由がわたしには 分からない。
修行が足りなくて、すみません。m(_ _)m