学科免除の合格率がやっぱり高い(第45回気象予報士試験)

第45回気象予報士試験の結果とともに、統計資料も公開されました。

受験者数は漸減傾向にあり、ついに3,000人を割り込んでしまいました。

受験番号の構成

気象予報士試験の受験番号は、次のような構成になっていると推定できます。

20151013d

科目別の受験者数は発表されていません。

科目別の集計

そこで、ちょっと乱暴ですが、合格者の最後の番号を受験者数として集計してみました。

するとこんな表になります。

20160312b

最後の合格者の後ろにいる不合格者をカウントしていないために、人数が少し足りないです。

発表によると受験者数は、2,902人なので、251人を取りこぼしています。
また、正式な合格率は4.5%ですが、251人取りこぼしのために4.9%と少し上がっています。

が、これでも大体の傾向はつかめます。

学科免除で実技だけの人が半分以上

合格者数をグラフにしてみると、半分以上が学科免除で実技試験だけの人たちです。

この図を見ただけでも、学科免除がいかに有利であるかが分かりますね。

20160312f

合格率は、1:8:20 である

上の表の合格率をグラフで表すとこうなります。

20160312a

平均合格率は4.5%ですが、免除なしで全科目受験した人の合格率は僅かに1%です。

専門知識または一般知識のどちら可一つが免除の人の合格率は7.6%です。

学科2科目免除で、実技一本の人の合格率は、21.8%でした。

細かな数字を省略して丸めると

1%:8%:20%

になりますね。

第44回と同じ傾向

これは、前回(第44回)とほとんど同じです。

20151014a

最年長者と最年少者

最年長合格者は66歳とのことなので、わたしです。
ただし、同年齢が複数いる可能性もあります。

ちなみに、歴代の最年長合格者は、74歳のようです。

女性の最年長合格者は61歳。

前回は、41歳のMAPさんだったので、一気に20歳もアップしました。

最年少合格者は、16歳の男性というから、おそらく高校生ですね。
素晴らしいです。

女性の最年少合格者は20歳なので、大学生でしょうか。

歴代の最年少合格者は、「中学生の女の子が話題になっていますね」の太田千晴さんの13歳8カ月(当時)です。

学科免除がどんだけ有利なのか!驚きの実体は。
第44回気象予報士試験の合格者番号を眺めていて、ふと思いました。 受験番号は6桁の数字です。 気象業務支援センターからの正式な発表は...

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