第49回気象予報士試験 実技1 問5

丸囲み数字は、機種によっては文字化けするので[1][2]を使います。

第49回気象予報士試験 実技1 問5(1)

[1]
雪水比がよく分からなくても単位が(cm/mm)と指定されているので、積雪量(cm)を降水量(mm)で割れば良さそうだとの見当はつくでしょう。

前12時間なので、1時~12時までの積雪量と降水量の合計を計算します。

上の図に示したように、積雪量合計は13cm、降水量の合計は6.5mmです。
雪水費は、13/6.5=2.0(cm/mm)になります。

四捨五入により小数第1位まで求めよとの指定ですが、割り切れてしまったので『2.0』が答えになります。

[2]
発表基準のひょうに書き込んでみました。

『大雪注意報』はアリ。
積雪の深さは午前中だけで13cmに達しているので、5cmの基準を超えます。

『雷注意報』はアリです。
前問からの流れで大気が不安定であるから。

『濃霧注意報』はナシ。
視程情報がないので判断できません。

『乾燥注意報』はナシです。
瞬間的に相対湿度が60%まで低下するけど、実効湿度ではありません。
実効湿度は、日をまたいでの移動平均のような変化が少ない数値です。

『なだれ注意報』はナシです。
この情報から、積雪の深さが1メートルを超えるとは思えません。

『低温注意報』はアリ。
最低気温が-4.2℃があります。

『霜注意報』はナシ。
対象季節ではありません。

『着氷注意報』『着雪注意報』はともにアリ。
2つとも条件を満たしています。

第49回気象予報士試験 実技1 問5(2)

[1]
要素を図から読み取れば良いだけの問題です。

風向は、グリーンの補助線を引いて判断しやすい工夫をしましたが難しいところです。
北北西と言うよりも、『北西』何でしょうね。

風速は矢羽の数が3本なので『30ノット』

波高は6メートルラインより低いけれども、整数値で答えれば『6m』です。

卓越周期は、添字を読みとって『9秒』

卓越波向は、風向よりもはっきりしていますね『北北西』です。

[2]
これは、決まりパターンの問題です。
『ほぼ同じ波向で海面吹走距離が長いから。』(19字)

模範解答は、『イの方が海上での風の吹走距離が長いため。』(20字)

表現がだいたい同じなので、まぁ上出来でしょう。

模範解答

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コメント

  1. 辰巳 より:

    北上大さん、お世話になっております。辰巳です。
    (2)マル2について質問です。
    波に関する問題に関しての論述問題では「吹走距離」と「吹走時間」という二つのキーワードのどちらかを絡めて答えるのが一般的だと思いますが、毎回逆の回答をして誤答となってしまいます。
    「波の高さが高くなる原因」は「吹走距離」で「波向と風向が一致する原因」が「吹走時間」という認識で合っていますでしょうか。

    • 北上大 より:

      辰巳さん

      >「波の高さが高くなる原因」は「吹走距離」で「波向と風向が一致する原因」が「吹走時間」という認識で合っていますでしょうか。

      一概にそんなことは言えないと思います。
      「吹走時間」ではなく「吹続時間」というようです。
      「吹走距離」も「吹続時間」も波を大きくする作用があります。
      この問題(問5(2)②)の場合は、図を見て明らかにイの方が大陸からの距離が長いので「吹走距離」を使っていますが、「吹続時間」でも間違いとは言えません。