お助けください、四捨五入がわかりません泣

はじめに フォーラム めざてん掲示板1 お助けください、四捨五入がわかりません泣

  • このトピックには6件の返信、2人の参加者があり、最後にヤマウミにより3年、 10ヶ月前に更新されました。
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    • #14845
      惑星ループ
      ゲスト

      第39回(平成24年第2回)実技試験問3(1)二番目の温度勾配と倍率を求める問題について質問です。温度勾配がそれぞれ4.0度/10km、0.15度/10kmと求まり、四捨五入して4.0度/10km、0.2度/10kmとなるところまでわかりました。次の整数倍と指示がある倍率ですが、私の考えでは4/0.15=26.6を四捨五入して27倍と答えが出たのですが、模範解答では4/0.2より20倍となっています。二桁で出る答えを整数値で答える場合有効数字が二桁必要なため0.2を採用することは直感的におかしいと感じるのですがわかる方がいらっしゃいましたら意見をご聞かせください。

    • #14848
      北上大
      キーマスター

      惑星ループさん、こんにちは。

      >二桁で出る答えを整数値で答える場合有効数字が二桁必要なため0.2を採用することは直感的におかしいと感じる

      かなり悩んでからのコメント書き込みなのでしょうね。
      お疲れさまです。
      私も、納得できない模範解答に悩んだこともありました。

      でも、どんなに自分が正しいと思っても、センターが発表した解答例(模範解答)がくつがえることはありません。
      (明らか間違いは、両者加点などの救済措置が採られます)

      模範解答例にしたがって採点されて合否が決められるのが現実です。
      だとしたら、合格するためには模範解答に合わせた考え方や解き方を学ぶしかありません。

      実技試験には、暗黙のルールがあります。
      〔前問で誘導した解答を利用して次の問題を解く〕ということ。
      段階的に考え方を誘導して、最終結論を導くための連続質問のパターンです。
      この問題も典型的な誘導問題です。

      問題文
      『(鴨川側と八丈島側の)温度勾配を,それぞれ小数第2位を四捨五入して小数第1位まで求めよ。』
      ここまでで、小数第1位までの答え(4.0と0.2)を解答として誘導しています。
      (暗黙に)『以下の問題では、この数値を使いなさい』と言っているようなものです。

      問題文
      『(続き)また,鴨川と勝浦間の温度勾配が勝浦と八丈島間の温度勾配の何倍にあたるかを整数値で答えよ。(以下略)』
      実技試験では、前問で誘導した解答を利用して次の問題を解くのがいつものパターンですから、当然のごとく、前問の答えである(4.0と0.2)を利用して、4.0/0.2=20倍とするのが、予報士試験流の解釈だと思います。

      惑星ループさんの数学的感覚では違和感があるのかもしれませんが、このような考え方に馴染んでください。

      文章題でも同じような例があります。
      例えば前問で、
      Aの形状は『楕円形である』と解答させます。
      Bの形状は『真円形である』と解答させます。
      このようにヒントを誘導してから、
      次の問題で、
      台風の構造を維持しているのAかBか?
      当然Bになりますね。
      数学の問題とは違うかもしれませんが、
      前問の解答が、次の問題の条件(ヒント)になることはしばしば見受けられます。

    • #14853
      とうり
      ゲスト

      北上大様、すっきりいたしました(横からすいません)。ありがとうございます。
       実技問題を解答していて、それぞれの設問は、順序に従い解答していき、終了する
      (53回の実技1問題3は典型的な例)ようにできています。
      密かにそのように思っていました(常識だったのかもしれません)。
       これで、躊躇なく、計算問題(文章を書くのに比べて、あいまいなところがない)を、
      あいまいなことがない模範解答をあたえられます。
       私見ですが、可視画像、赤外画像、とくに可視画像(凹凸、とみるのか、団塊状にみるのか、
      また雲の塊にみるのか、解答に悩ましい;53回実技2問題1)で解答する場合、赤外や水蒸気画像に
      目がむかって、雲の塊、になってしまいます。それにしても、可視画像で凹凸をみる(みえるのか)
      のかな、と思います。言葉として、(凹凸)がみられる、が模範解答ですね、(団塊状)では、
      みられる、ではなく、(団塊状)になっている、かですから、やはり模範解答です。すいません、これも
      私見です。

    • #14856
      とうり
      ゲスト

      ちょっと、タイトルでの話題とはずれていますのですいません。後半部の追加として。一応は勉強していたはずですが・・・、気象庁の、可視画像のところを見てみました。雲頂のでこぼこしたところが見られます、と説明があって、「でこぼこ」(凸凹)あるいは「凹凸」が模範解答であると思われます。赤外画像では、団塊状、ときには雲の塊。設問での、可視画像では、白く、( )がみられる、の箇所をよく見るべきです。しかし、可視画像で、「凹凸」を見るのは至難の業ですが(当方には)、まずは、可視画像=凹凸、として理解しておきます。

    • #14857
      惑星ループ
      ゲスト

      ご返信ありがとうございます。暗黙のルールがあるということを理解しました。「木を見て森を見ず」ではいけませんね。問題の相互関連性も考慮して問題に取り組みたいと思います。

    • #14858
      Prometheus
      ゲスト

      確かに科学技術計算における有効数字の扱いとしては仰るとおり0.2ではなく0.15を使うのがベターなんだと思います。

      このように、私も疑問はありましたが、問題文が枝問ではないものの順を追って計算手順が指定されており、まず前段の結果として4.0と0.2が求まったら、指示に忠実に(愚直に?)得られた値を(そのまま)使って次の計算を行えば良いのだなと割り切ることにしました。財目かおりさんの『気象予報士かんたん合格ノート』には「問題や解答例とケンカしない」というアドバイスがありましたが、出題者が描いている「ストーリー」を虚心坦懐に受け止め、これに乗っかって解き進めていると、自然と解答用紙には正解が紡ぎ出されているのが気象予報士試験なのかもしれません。

      ちなみに、法令・基準などに基づく技術計算で同じような扱いをするものがあったかも……と思って探しましたが具体例は見出せませんでした。ただ、税務や経理などの分野だと、例えば月ごとの値を求めて端数を四捨五入した上で12倍して年間の値とするなど、敢えて真値から乖離する値を使うよう定められている場合があるようです。

    • #14860
      ヤマウミ
      ゲスト

      3割も失点しても合格できる試験です。

      堂々と27倍と答えてください。
      間違っていませんし、有効数字について正しく理解されていると思います。

      有効数字は科学技術計算には関係なく、あくまで測定や観測時に発生する誤差を処理するための概念です。財務などの他領域での利用は拡大された解釈が入っています。

      また、有効数字を正しく理解されて27倍という答えを導いたのですから、他のもっと得点の多い問題にも対応できる土台がありますよ。その調子で頑張っていただきたいなと思います。

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