気象庁HPの、気象の専門家向け資料集/各種資料集・用語集/専門用語集には、
「天気予報の作業や解説においては、一般的に対流圏を上層、中層、下層と分け、上層は500 hPaから上の気層、中層は700 hPa~600 hPa付近の気層、下層は850 hPaから下の気層を示す。ただし、大気中層と言った場合、500 hPaから400 hPa付近まで中層に含む。また、地表に近い部分については、下層に含めることが多いが、地上付近あるいは海面付近として下層と区別する場合がある。」
と書いてあります。なお、”中層大気”は、成層圏・中間圏に相当します。これに基づき学科試験も出題されています。専門用語集の説明にある”大気中層”は紛らわしいですね。”対流圏中層”とした方が良いと思います。