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エマゲスト
専門知識です。
第21回(平成15年2回)問15
1ヶ月予報に比べて予報期間が長い3ヶ月予報や暖寒候期予報のアンサンブル予報においては、初期条件が予測結果に与える影響は大きい。(誤)つまり、予報時間が長いほど影響は小さいということです。それに対して
第49回(平成29年2回)問5、第59回(令和4年)問6
メソモデルの予報結果は、全球モデルの予報結果の影響を受けるが、その影響は予報時間が長くなるほど小さくなっていく。(誤)つまり、予報時間が長いほど影響は大きいということです。
矛盾してる感じしませんか?私は、気象予報と関係なく日本語の問題として考えると、時間が長いほど影響は小さくなると思います。時間が近いほど、距離が近いほど、影響は大きくなりますよね。近くにいる人ほど影響を強く受けるはずです。1年前より昨日のことの方が影響を強く受けるはずです。
なので後者が理解できません。誤差やばらつきが大きいという言い方なら分かりますが。①私の日本語の考えは合っているのか。
②予報時間が長いほど大きいか小さいかは、場合によるのか。
②過去問の通り、アンサンブル予報は、予報時間が長いほど影響が小さくなっていくのか。皆様の意見が聞きたいです。
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アラ60ゲスト
エマ様
疑問の件ですが、予報時間が長くなる程、初期の誤差が大きくなると言う事です。
第21回の過去の詳細を確認出来ないのですが、
第49回と59回は誤だと思います。
単純に考えて、野球など球技で近い距離では正確度の高いplayが一般人でも可能ですが、遠い距離ではプロでないと不可能ですよね。
理屈はコンピューターが行う数値予報も同じです。 -
かねけんゲスト
21回の問題は、初期条件の影響を問うており、49回、59回の問題は境界条件の影響を問うています。初期条件の影響に関しては、時間が経つにつれて小さくなると考えられます。また、相対的に境界条件の影響は時間が経つにつれて大きくなってくると考えられます。
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エマゲスト
>アラ60さん、かねけんさん
ありがとうございます。そうですね。全て合ってました。私の理解が足りていなかっただけでした。らくらく突破P362にも書いてありました。
予報時間が短いほど予報の結果は初期値に強く依存する。3か月予報などのように予報期間が長くなると、予報を始める時刻の大気の状態(初期条件)よりも、海面水温や陸面の水分、温度、積雪の状態などの影響(境界条件)の方が予報に大きく関与するようになります。つまり、初期条件から境界条件へと時間とともに影響がシフトしていく感じですね。境界条件の理解が足りなかったようです。
これで似たような問題が出ても解けそうです。助かりました。
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