もも様、53回気象予報士試験実技1問1ということで、受験生のひとりとして興味深い問です。正確な解答にならないかもしれませんが、ご容赦ください。「遠ざかっていたかどうか判断するポイント」があるかどうか、恐らく、与えられたデータから判断すると・・・。図1の鹿児島の実況では、二つわかります、ひとつは、現在の気圧は気圧は3時間前の気圧に等しいか、または低い、二つ目は過去天気(6時間前で雷電)。これらから見ますと、鹿児島から寒冷前線が通り過ぎたように思われるので、接近や通過によって気圧の下降量(実況には記されていない)が大きい(観測値は書かれていない)。このことは、次の問で問われています。
鹿児島から遠ざかっているのは、ご承知のように、21時にくらべて西南西105海里にある、と求めていくのが正答になります。