第48回実技2

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    • #7308
      古久根 敦
      ゲスト

      皆さん,おはようございます.

      第48回実技2について,見直しをしていないのですが,ざっと解いてみました.こんな解答になっちゃったということをご紹介させていただきます(解答用紙は入手できていないため,解答上の表記の違いはあるかもしれません).正式には支援センターの公式回答をお待ちください(^0^;)

      問1
      (1)1.30,2.積乱雲,3.停滞,4.寒冷,5.海上濃霧,6.北東,7.40,8.140,9.南東,10.-40,11.低
      (2)1.A,C,2.B,3.D,4.E
      (3)1.12℃
         2.前線の北側で下降流域,前線付近と南側で広く上昇流域となっている.(32字)
         3.北緯33°東経127°,北緯33°東経132°
         4.前線付近とその南側で湿度が高く,高気圧性循環のある前線の北側で湿度が低い.(37字)
      (4)1.(省略)
         2.等温線0℃,等相当温位線294K
         3.前線の南側で広く湿数が大きく,北側で大きな湿数は帯状に分布しさらにその南北で水平差が大きい.(46字)

      問2
      (1)1.(省略)
         2.12時間後までは浅まりその後は深さを維持し南東進する.(27字)
      (2)1.10日9時:37°,11日9時:33°
         2.10日9時までの前24時間:13kt,11日9時までの24時間:10kt
      (3)1.(a)28,(b)31,(c)27,(d)32
         2.停滞前線のキンク上で低気圧が発生後,発達せず停滞前線上を東北東進した後,36~48時間後にかけて発達する.(53字)
         3.停滞前線に対し低気圧に伴う前線の南下速度は速くニつの前線距離は縮まる.(35字)

      問3
      (1)1.高,2.3,3.10,4.低,5.北東,6.北,7.北
      (2)1.鹿島:17時00分,成田:18時10分
         2.26km/h
         3.5℃
         4.1.2℃/km
         5.鹿島:南南東→北東,成田:南南東→北東
          通過前に比べ通過後に風速が大きくなる.(19字)
         6.イ→ア→ウ

    • #7326
      まだ
      ゲスト

      古久根さん、またまたどこよりも早い模範解答ありがとうございます。
      こちらも自分の再現解答と比べてみました。
      記述の部分がダメでした。
      記述の力というよりも、短時間で図表から状況を読み取る力がまだ不足しているのかな、と思っています。
      恥ずかしながら、一部を挙げます。()内は満点に対する予想得点率です。

      問1(3)4
      前線の北側で湿度の傾度が大きく、北側は乾燥、南側は湿潤の領域である。(40%)

      問1(4)3
      前線付近とその南側は乾燥した領域であり、前線から離れた北側に湿潤の領域が存在する。(30%)

      問2(1)2
      トラフは深まりながら当初は南東、その後は東に移動する。(0%)

      問2(3)2
      初期時刻では低気圧として認識されていないが、次第に発達しながら東北東に進むと予想される。(50%)

      問2(3)3
      北側の前線が南下し、南側の前線はほぼ停滞のため、前線同士が接近する。(40%)

      あと、一つ教えてほしいのですが、問3(2)1で、自分の答は「鹿島:16時50分,成田:18時0分」なんですが、それぞれ10分後になるのはなぜなんでしょうか。

    • #7333
      古久根 敦
      ゲスト

      皆さん,こんばんは.

      問3ですが,
      (2)1.鹿島:16時50分,成田:18時00分
      に修正です.

      問3(2)の冒頭文で「シアーラインの通過に伴い風速が極小になった時刻をシアーラインの通過時刻とする」とあり,これを私は見逃していました(^0^;)

      経験上,風向を重視してしまい,
       鹿島:16:50に東南東風,17:00に東北東風
       成田:18:00に東南東風,18:10に北北東風
      に変化し,南成分から北成分へと風向が変化していることに着眼しシアーラインを判断してしまいました(^0^;)

      • #7749
        古久根 敦
        ゲスト

        皆さん,おはようございます.

        ただ今,第48回の実技試験の復習の手引きを鋭意作成中です(^0^;)

        私が感じた第48回実技2のテーマだけお伝えしておきますね.

        これまでの定番であった実技試験の図1は地上天気図という思い込みを裏切り,衛星画像から始まっているところがポイントです.これはかなり実践的で、私はとても素晴らしい出題図の並べ方であると感じました.

        天気図は速報天気図を含めても高々3時間刻みの確認.しかし,衛星画像やレーダーではそれ以上にきめ細かなな頻度で監視できますし,スマフォでも確認できます.実況監視の意味,そして,それを解析するにはやはり天気図などの資料がその前後に必要,ということを意味していると考えられます.

        実況確認・監視では,なるべく配信頻度の高い情報を活用し,その見方を最大限に活かし,それまでの天気図なども参考にして,何が今起きているのかを解析するという順序が必要であり,早期の対応・注意喚起の力を身につけてほしいという重いもあっての実技2のテーマであるのではないか?と私は考えています.とても実践的で,すばらしく,仮に実技2で図1がレーダー・アメダス解析図であったとしても,同じような問題が作れます.

        テーマは「実況監視の意義とそれに基づく前後の緻密な解」と考えました.

        さて,第48回実技2でも問2,問3などできめ細かい図(解析結果)の読み取りと計算能力が求められています.

        このことは第46回実技2でも同じでした.何もここまで緻密な計算(前線移動やシアライン通過時刻など)は必要ないのでは?

        この考え,気象予報士の間で分かれています.

        私は必要と考えています.

        気象予報士になったらこのような試験問題に出ているような計算はしないという主張がありますが,それはやっていないだけのことであって,不必要である理由にはなっていません.むしろ不必要と感じ,実際にやっていないことは問題だと思います.

        10分,数分の単位でも,人の命に関わるような場面があることを肝にめいじて,これはそういうことを問われているんだと前向きに考えてみてはいかがでしょうか? やっていない=必要ない,ではないことをあらためて感じてほしいなと思います.,

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