第64回気象予報士試験合格者の声

はじめに フォーラム めざてん掲示板 第64回気象予報士試験合格者の声

  • このトピックには13件の返信、1人の参加者があり、最後にくーちゃんにより1週、 6日前に更新されました。
13件の返信スレッドを表示中
  • 投稿者
    投稿
    • #79219 返信
      北上大
      キーマスター

      管理人です。
      2025年10月10日に第64回気象予報士試験の結果が発表されます。
      合格された方の嬉しい声を聞かせてください。

      次のような情報を入れてくださると、これから受験される人たちにとってとても参考になりますので、可能な範囲で結構ですので、体験記を残してください。
      自分と似た状況の方の合格体験記は、これから受験する人にとって大きな力になるのでよろしくご協力をお願いします。

      ==========
      合格までの受験回数
      今回の受験科目
      年齢(40代とか50代とか)
      性別
      お仕事
      学習環境
      これまでの学習状況
      これから受験する人へのアドバイス。
      いろいろ気づいたことなど。
      ==========

      後日、ブログやサイト、公開可能なSNSなどを作成された場合に、URLをご連絡ください。
      合格者の声欄にてリンクを紹介します。

    • #79241 返信
      mesomeso
      ゲスト

      合格しました。
      合格までの受験回数:3回(1回目:記念受験、2回目:学科両方合格、3回目:実技合格)
      今回の受験科目:実技
      年齢:20代
      性別:男
      お仕事:学生
      学習環境:図書館、家、カフェ
      これまでの学習状況:第63回で学科を2ヶ月ほど、実技を1か月ほど勉強。第64回は大学の期末試験後、勉強開始し、主に2週間、過去問を演習。実技の過去問は第63回~第53回分、計22回分。特にスクールなどは利用していません。
      これから受験する人へのアドバイス:何をアドバイスすればいいのか分かりませんが、勉強する上で意識したことや思ったことを何個か挙げておきます。
      ①実技の戦略について
       試験ごとにボーダーは異なりますが、概ね70点取れれば合格できると思います。70点は一見高いようにいえますが、逆に言うと、実技1つ30点分は間違えても合格できると考えました。だったら、毎回演習のたびに、間違えてはいけないところ、ここは捨てていいところの判断が自分の中で確立していくと思います。実技試験はすべて解かないと受からないなんてことはないです。別に合格点さえ取れればいいのです。
       私の間違えてはいけないところ、捨てていいところは何個か挙げます。
      間違えてはいけないところ:問1などの小さい小問、配点が3.4程度の記述、ここで間違えたら後々の問題に影響を及ぼすもの(前線解析、トラフ解析、前線通過の時刻)
      捨てていいところ:ここで間違えても後々の問題に影響を及ぼさないもの、長い文章を求められる記述
      です。
       しかし捨てていいところは、当たり前ですが、何かしら埋めます。また長い文章を求められる記述は数値等が入ると、案外短いものもあるので、それは解かなければなりません。基本的に長いものは難しいものが多かったので、要点のみ抑えて、部分点狙いで記述してました。この記述のときには、矛盾することを記述すると0点なので、記述が足りなかったら、無難なことをかいて埋めました。逆に、矛盾しておらず、センターの解答とは違うが合っていることは減点されないと考えていました。減点する余地のないような解答を作成することを心掛けていました。
       実技の自分の解答もセンターの回答も見てないので実際はどうかわかりませんが、私は実技175~80点、実技265点程度だったと思ってます。
      掲示板を活用しよう!!
       学科、実技を解いているときに、分からないところ、採点基準が微妙なところ等、必ずあると思います。それを掲示板で質問しましょう。わざわざ、北上さんがこんな素晴らしい場を用意していただいているのに、使わない手はありません。しかし、質問は質問者の能力も試されることを知っておいてください。例えば、「○○が分かりません。教えてください」と質問するのでは何も意味がないと思います。質問するときには、まず何の問題が、自分はどこまで考えたのか、そしてどの点がわからないのか、さらに分からない点の自分の解釈等、述べるといいと思います。
       回答者に関して、回答者は完璧に答えないといけないというわけではないと思います。間違ってても良いと思うので、回答者なりの解答を言語化して説明してあげればいいと思います。回答するときには、案外自分も全然理解できていないことに気が付けると思います。つまり、回答者も勉強できるわけです。
       質問者回答者、ともに様々な視点を持ち、考えを持ち、自分の意見を発することが良いと思います。
      ③最近の傾向と過去問の演習の態度
       最近、試験に対する文句を言っている方が見受けられます。今回の試験でいえば、一般問6や実技2の大気潮汐などです。一般問6に関しては、温度風等々きちんと理解していれば、間違えなかったと思います。また、大気潮汐に関しては、気圧の周期的な変動の1つであり、有名な現象であると思います。私が言いたいことは、知らないことが出てきたら、謙虚に粘り強く、分かるまで勉強するということです。試験で受かるためには、別に捨てても良いような問題ですし、きちんと得点しないといけないところを落とさなければ、合格できると思います。また演習の時から、知らないことがでたら、どのように対処するのかという対策は常日頃からしていればいいのです。過去問を演習する理由の1つとして、試験に慣れることだと思いますが、それは試験の出題形式に慣れるだけでなく、どんな問題に対しても精神を安定させて解けるように慣れることでもあると思います。
      気がついたこと:②の掲示板に関してですが、たくさんの人が質問したことは、先人たちの努力の山だと思います。ですが、少々検索して、自分の問に対してひっかけることは少し難しかったです。探すのも少々めんどくさいです。これは私はなんとなく思ったことですが、掲示板に(掲示板じゃなくてもいいと思いますが)第64回実技1、第64回実技2、第63回実技1、…と枠を作り、第64回実技1の質問はそこの枠に質問する等すれば、新しく気象予報士試験を勉強する人が見つけやすく、また解き終わった後に、皆がどのような点で分からなく、質問していたのか、また採点基準等の質問など、様々な視点が持てるようになり、勉強がしやすくなるなと思いました。

      以上がアドバイスとしてぱっと思いついたことです。
      私が特に強調したいことは、
      ・試験に対して、どのように取り組むのかきちんと考えること
      ・掲示板使おう!!
      ・現象に対して、言語化し、理解すること
      です。
      合格率が低く、難しい試験ですが、皆さんもいつかは受かると思ってます。頑張ってください!
      私も時間があるときには、掲示板の質問には答えたいと思っているので、じゃんじゃん質問してください。
      また、北上さん、過去問や掲示板の提供に関して非常に助かりました。ありがとうございました。

      捕捉
      私の点数偏移も載せておきます。
      受験年度、実技1点数、実技2点数、合否
      第63回、51、61、否
      第61回、75、65、合
      第60回、85、64、合
      第59回、80、52、合
      第58回、53、59、否
      第57回、55、59、否
      第56回、53、62、否
      第55回、57、57、否
      第54回、82、66、合
      第61回、87、61、合
      第53回、67、73、合

      以上

    • #79265 返信
      らし
      ゲスト

      ==========
      合格までの受験回数 8回
      今回の受験科目 専門+実技
      年齢(40代とか50代とか)60代
      性別 男
      お仕事 公務員退職後の会社員
      学習環境 独学
      これまでの学習状況 10年以上前に一時期ハレックスの通信添削を受けた以外は、空き時間に独学
      ==========
       「やっちまった」と思って試験翌日から勉強をしていましたが、まさかの合格に驚きました。自己採点では実技合計で100点もないと踏んでいましたが、意外と記述で書けていたということだと思われます。
       10年以上前に仕事の合間を縫って勉強して受験し、初回で合格したと思いましたが、なぜか不合格。以後も5回受験し、1回を除いてはいけたんじゃないかと思いながらも6回連続実技で不合格。仕事も多忙だったし、相性も悪い試験だと思って諦めることにしました。鉄板の教科書がなく、何をどうすれば合格するかもよくわからないので一時期ハレックスの添削を受けましたが。これもあまりしっくりこず、添削のコメントには毎回「字が読みにくい」と書かれたので、もしや悪筆で落とされているのではないかと、試験当日は字の方にも気を使わないといけないのもストレスでした。
       セミリタイア後に少し時間ができたので、10年ぶりに1月に試験を受けましたが、専門試験のひっかけにまんまと引っ掛かり、初めて学科を落とすという失態を犯し、今回の受験でした。これまでの受験の中でも手ごたえのない方で、もうほとんどやり尽くした感があって今後何をしたらいいのかと最近は思い始めていたので、合格で本当に安堵しました。めざてんさんには本当にお世話になりました。オアシス、駆け込み寺…いろいろな意味で皆が行き着くサイトだと思います。体に御留意の上、これからも受験者の心のよりどころであられるようお願いします。

    • #79273 返信
      madamada
      ゲスト

      合格までの受験回数 2回
      今回の受験科目 実技のみ
      年齢 20代後半
      性別 男
      お仕事 会社員
      学習環境 自習室

      実技1はなんとなく行けた感じがしましたが、2の方は捨てた問題も目立ち手応えがなく、合格は期待していませんでした(試験終了後は現実逃避していました)。
      学科にしても、実技にしても北上さんがどこかでおっしゃっていた「過去問10年分を5周」を実践して受かった印象です。
      実技は試験1ヶ月前ぐらいまで時間内に解けてもギリギリで焦っていましたが、本番では何故か1,2ともに見直しの5分が発生しました。(この時間何?早く解きすぎ?と不安になりました。)
      練習量の大切さ、過去問研究の大切さはこのめざてんで学びました。あリがとうございました。

    • #79285 返信
      maron
      ゲスト

      【合格までの受験回数】 3回
      【今回の受験科目】 一般、専門、実技
      【年齢】 30代
      【性別】 女性
      【仕事】 主婦
      【学習環境】 図書館、家、地域のフリースペース
      【これまでの学習状況】
      2024年2月に独学で気象予報士試験の勉強を開始し、1年半の勉強の末に合格しました。
      ①初期: 参考書を読み込み、ノートにまとめることで基本を習得しました。
      ②学習方法の転換点: 最初の試験不合格後、ネット検索の際に「めざてんサイト」と出会い、メール配信サービス、過去問閲覧の利用を開始しました。
      ③過去問中心: 過去問演習に重点を置き、間違えた問題の知識定着を徹底。解答が合っているかだけでなく、正誤の理由を一つ一つ説明できるレベルまで深く学習しました。実技も学科同様、過去問と「めざてんサイト」の解説で対策しました。

      【合格者からのアドバイス】
      正直、実技は今回撃沈したと思っており、次に向けて再始動していたくらいで、きっとボーダーすれすれの合格だと思いますので、アドバイスをするというのはおこがましい限りで恐縮ですが….

      ◆学科試験:
      過去問を可能な限り多く解き、繰り返し演習することが重要です。(10年分を5周は必須)
      正解した問題でも、選択肢の一つ一つについて「なぜ正しいのか、なぜ誤っているのか」を説明できるまで理解を深めることが大切です。同じような問題が文章を少しずつ変化されながら出題されています!

      ◆実技試験:
      記述問題では問われたこと以外は記述せず、文末表現(例:解析する、予想する、〇〇警報など)、単位など、に細心の注意を払いました。
      過去問演習をする際に、記述問題では、解答用紙の左の余白に書くべき項目や文末をあらかじめメモしておくと、抜け漏れ防止に役立ちますし、見直しや自分の癖を確認する上でも便利でした!

      ◆ノウハウの積極的活用
      「ノットものさし」、「コンパスに赤ペン」、「問題用紙ひっぺがし方式」というような、問題を効率に解くためにおすすめされた方法や文房具などを過去問演習で試してみて、効率的に解答できるようであればどんどん取り入れていくことです!

      ———————
      1に過去問、2に過去問、
      3、4がなくて、5に過去問!
      北上さん、多岐に渡るノウハウのご提供ありがとうございました。深く感謝申し上げます。
      ———————

    • #79325 返信
      森川隆
      ゲスト

      合格までの受験回数:7回

      今回の受験科目:専門、実技

      年齢:70代

      性別:男性

      お仕事:なし

      学習環境:自宅で「めざてん」+独学

      これまでの学習状況
      ・技術職の会社員を退職後に独学で勉強開始(北上様と似た状況のようで、勇気づけられた)
      ・「気象予報士かんたん合格テキスト」で勉強していたがなかなか実際の問題が解けるレベルにならない。
       そこで見つけたのがこの「めざてん」サイト。北上様のわかりやすい解説にずいぶん助けられた。
       「めざてん」がなければおそらく途中で挫折していただろうと思う。
       それと加齢に伴う記憶力の低下にも悩まされた。

      これから受験する人へのアドバイス
       過去問を勉強すること、一度やって間違ったところを間違わなくなるまで何回も見直すということを
       愚直に繰り返して、最終的に過去問は満点がとれるというレベルになるのが理想。
       前述のように、私の場合は「めざてん」がとても参考になった。

      北上様 本当にありがとうございました。

    • #79366 返信
      のり
      ゲスト

      ==========
      合格までの受験回数 4回
      1回目 一般  × 専門 〇 実技 ×
      2回目 一般 〇 専門 免除 実技 ×
      3回目 一般 免除 専門 免除 実技 ×
      4回目 一般 免除 専門 〇 実技 〇
      今回の受験科目
      年齢 40代
      性別 男
      お仕事 会社員(気象とは関係なし)
      学習環境 図書館 自習室 カフェ 自宅 電車・路上(通勤途中)
      飽きやすいので同じ場所がなるべく連続しないように、随時場所を変えながらリフレッシュして勉強していました。
      自習室は月単位で2か所試してみましたが、コストのもとを取らなきゃと考えすぎたせいか、滞在時間の割にはあまりはかどらなかったような気がしています。短期間で解約しました。
      朝夜の通勤時間に音声で苦手分野を復習していました。試験前3か月くらいは毎日聞いていたと思います。

      これまでの学習状況 めざメール、通信講座2社、模試、夏期講習、参考書(一般気象学、よくわかる気象学、ユーキャン一問一答)、メルマガ、X
      朝はなるべく少しでも勉強できるように努めました。朝勉強しないと一日を無駄にした気がして、仕事終わりの夜もなんだか気分がのらず勉強がはかどらない悪循環に陥ることが多かったです。朝・夜の通勤時は音声教材を利用して、学科範囲の復習を何週も行いました。路上なので集中しすぎないように音声を小さめにして安全を図った方がよいと思います。

      飽きやすく、勉強内容や勉強場所を長時間固定化できないため、勉強場所や内容を頻繁に変えていました。ただ、気象予報士試験は一般の法規、専門の精度評価あたりを除いてはすべての分野がなんかしら関連していることが多いので、それほど的はずれな勉強法ではないと思いますが、落ち着いて腰を据えて学びたい人には向かない勉強法かもしれません。

      学習教材もめざメールはもちろん、SNSやネットで見つけた先生・業者のコンテンツはだいたい目を通して一度は実際に利用してそれぞれの良いところを覚えやすい説明を吸収していました。

      コストは確かにかかるのですが、性格的に長期間は勉強できないなと思ったので時間をお金で買う戦略でした。
      これから受験する人へのアドバイス。
      他のスレッドにも同様のことが書いてあった気がしますが、プリンターは必須かと思います。理屈で理解した気になっても、実際の紙に早く・正確に線を描いたり読み取ったりするのには数多くの反復練習が必要になると思うからです。そのためには何度も印刷して手を動かして書いてみるといった作業が重要になります。私は最初コストを節約して、PCの画像編集機能などで練習していたのですが、実際の手を動かすという動作を体に覚えこませることが重要だと思いました。(試していないですがタブレットのペン機能だとOKかもしれません)
      いろいろ気づいたことなど。
      覚えることがとにかく多いので、細切れ時間を見つけてひたすら反復学習をする必要があるかなと思います。気分が乗らないときは10秒でも本を見るといった形で、日々の中に学習をしみ込ませていました。
      私は、呑み込みが悪い方なので、暗記力・理解力の強い方はそこまで気にする必要はないかもしれません。
      他の合格者の方では過去問を10年分、5周くらいされている方が多いようですが、私は学科については5年分を2周、実技は5年分を4周(回によっては3周)くらいしか時間を取ることができませんでした。
      その分一つ一つの問題の理解を深めるように努力したつもりです。

      最後になりましたが、北上様
      めざメールの定期配信とその中の日常の一コマ(ほっとできました)、過去問の解説動画・ピンポイントに要点を絞った動画などとても学習の手助けになりました。
      本当にありがとうございました。
      ==========

    • #79373 返信
      わかにゃん
      ゲスト

      合格までの受験回数 5回
        1回目 全落ち 
            試験会場の雰囲気味わいの記念受験
        2回目 専門のみ合格
        3回目 一般合格 実技不合格
        4回目 学科免除 実技不合格

      今回の受験科目 専門 実技

      年齢 50代 ちなみに58歳

      性別 女性

      お仕事 製造業の生産管理部門

      学習環境 ひたすら自宅

      これまでの学習状況
       始めはユーキャンの通信教育。受験4回目まではユーキャンのテキストと過去問でひたすら勉強。行き詰まり、ネットに何かないかと調べているうちに、めざてんさんと瀬戸信行さんのアメブロに行きつき、2つを行き来しながらひたすら過去問と格闘。主語述語、過去形と未来形など、テキストの過去問解説では内容の解説はあってもテクニックの解説はなく、模範解答が未来形で自分の解答が過去形なのがだめであることすら気にしていなかったので目からウロコ。ノットものさしやキロメートルものさし、語呂合わせ等、めざてんで教わったことが本当に時間との勝負を優位にしてくれました。

      これから受験する人へのアドバイス。
      私もアドバイスなんておこがましくて恐縮ですが。
      まず、初めて受験する人、今回は学科だけみたいに思っている人へ。試験当日は必ず実技2まで会場にいて雰囲気や空気感を体験しましょう。学科とは全然違うと思います。
      学科の勉強は、過去問を解く際、正誤の誤を正しいものに置き換えてそこまで合っていたものを正解とするといいと思います。たまたま合っているを放置すると実技でも痛い目を見ます。
      実技はやはりめざてんの過去問動画が最高の解説だと思います。自分の解答と模範解答、北上大先生の解答に対して思うことの本音?を比べていくと、やがて模範解答に近い答えが書けるようになると思います。

      いろいろ気づいたことなど。
      実技に関して。私は本になっている過去問ではじめのうち解答もノートに書いたりしていましたが、解答用紙に慣れるのも大事だと思うので、なるべく問題も図表も解答用紙も印刷して直接書き込みながらやってみる、図表を切り離してバラバラにしたほうがやりやすいのか、問題は切り取り線がないけどそちらを切って図表は束のままのほうがやりやすいか人によってあると思うので自分はどちらが向いているか試しておくことをお勧めします。10枚もある資料を全部破いて作業していると順番がクシャクシャになって、ほしい図表が紛れてしまう時があり、その図表を探すのも時間の無駄になります。私は結局図表を切り離しましたが、あれっあれっと図表探しをしてしまいました。また過去問印刷ですが普通に印刷すると北上大先生のおっしゃる通り、北緯30°〜40°の長さが40㎜より短くなりますが、印刷設定で『実際のサイズ』と選択できる機種だと40㎜でできます。
      あと、他会場はわかりませんが東京の場合、試験会場が大学の時、本当に机の奥行きが狭いです。A4の用紙を置くとその上が5センチくらいしか空きませんので問題、図表、解答用紙を横に並べるしかありません。8月の試験は大学の場合が多いので、東京で受験する方は家等でも敢えて狭い環境で試しておくことをお勧めします。

      はじめのうち、テキストも何言ってるか意味不明、この試験で70%取れるなんて受かる人意味不明などと思いながら勉強を進めてきました。空を見るのが好きなのに、実際の空や天気予報を見ずに問題と格闘するのも本末転倒だぁ~と嘆きつつやったことも。また仕事柄、昼夜交代勤務、残業当然の部署なため、平日はなかなか時間が取れず年齢的に覚えるより消えるほうが早く、焦りばかりでしたがやっぱり努力は裏切らないと今回わかりました。合格証明書の文字を見てパニックになり、号泣し、号泣する自分にびっくりしました。

      大変長々と書き込んでしまいましたが、めざてんは本当に独学の救世主です。このサイトにたどり着けた方はそれだけで前進です。あきらめなければきっと合格できると思います。

    • #79405 返信
      aozora
      ゲスト

      合格までの受験回数 6回
            一般  専門  実技
       第59回 ✖ ✖ ✖
       第60回 ✖ ✖ ✖
       第61回 ✖ ✖ ✖
       第62回 〇  〇 ✖
       第63回 免除   免除 ✖
       第64回 免除   免除 〇
      年齢(40代とか50代とか) 50代
      性別  女性
      お仕事  パート(通信教育系の会社)
      学習環境  自宅 図書館 カフェ

      これまでの学習状況
      天気図を見るのは好きでしたが、気象予報士の資格を取る!と決めたのが3年前。
      本棚にあった一般気象学の本を開いてはみるものの、今ひとつ頭に入ってこない。
      Amazonでみつけた「イラスト図解 よくわかる気象学」を購入し、内容をどのように理解したかをノートに書く作業が私の気象予報士への勉強の始まりです。
      人によって、「文章の方が理解しやすい人」と「図や絵の方が理解しやすい人」がいます。
      私は「図や絵の方が理解しやすい人」なので、文章の内容を図や絵に書き直して覚えるようにしました。
      絵は下手ですがそうすることで、覚えにくいと思っていた内容も、割と頭に入ってくるようになりました。
      めざてんさんの解説は図や絵で示されることが多かったのでとても理解しやすかったです。
      めざてんさんの過去問閲覧室や解説、めざメールはフル活用させていただきました。
      その他、通信教育1社も併用しました。

      学科、実技ともに過去問中心に勉強しましたが、学科に関しては過去8年分を7回、実技は9年分を8回繰り返しました。年齢的なこともあり、記憶力や理解力の低下は否めません。1回でダメなら2回、2回でダメなら10回だって20回だって覚えるまで分かるまで繰り返す!と腹をくくりました。
      過去問を解いたノートは全部で27冊。今開くと同じようなところで何回も躓いていたことが分かります。

      1日に勉強時間ですが、細かくルールを決めると苦しくなってしまうので、「1日1回気象予報士の勉強を何かやる」と大雑把に決めていました。そうすることで、スキマ時間を使えるようになり、やらないと不安になるような良い方向に向いたかなとも思います。

      これから受験する人へのアドバイス
      あきらめない!しつこくやる!
      日々の勉強もそうですが、今回の実技2の試験が難しくて試験中に心が折れそうになりました。
      「人生のうちの短い75分、諦めない」と奮い立たせたのを覚えています。(でも試験内容はほとんど覚えていないんです…)
      続けてください。
      50代おばさんですが、続けることで何とかなりました。

      いろいろ気づいたことなど
      今回の受験を通じて
       「分かる」ということは楽しい!
       「できる」ということは嬉しい!
      と思いました。
      こういう感覚を、たくさんの人に感じてほしいです。
      とりとめもない文章になりましたが、どなたかのお役に立てれば幸いです。

      北上様 
      おかげさまで楽しみながら受験し、結果を出すことができました。
      どんなに感謝しても足りないくらいです。
      本当にありがとうございました。

    • #79406 返信
      チキス
      ゲスト

      【合格までの受験回数】3回
       1回目 一般× 専門〇 実技×
       2回目 一般〇 専門免除 実技×
       3回目 一般免除 専門免除 実技〇

      【今回の受験科目】実技

      【年齢】20代

      【性別】男

      【お仕事】会社員

      【学習環境】ほとんど自宅

      【これまでの学習状況】
      基本的に過去問中心の勉強。
      めざてんの有償動画(300円)を全て購入し、先生の口癖を真似れるレベルまで利用しました。

      【これから受験する人へのアドバイス】
      過去問をベースに勉強するのが王道だと感じました。
      ただ、過去にさかのぼりすぎると、傾向が違いすぎるので、10年分を目安にして、出来る限り周回するのが良さそうです。私の場合、多くて3周程度の周回でした。

      実技を合格する上で、以下の徹底が必須かなと思います。
      ・知識問題は必ず満点(満点が当たり前)
       試験数週間前から実技の知識問題(主として大問1問1)を周回して得点を落とさない練習をしていました。
      ・計算問題もノットものさし等を有効活用し、点を落とさない
       今の試験ではノットものさしを使わないと時間内に回答することは不可能に近しいと思います。
      ・記述問題は聞かれたことだけに忠実に答える
       めざてんの動画でもよく言われることですが、余計なことを書かない、主述を明確にすることは非常に重要だと思いました。

      【試験当日を振り返って】
      試験終了後、手応えが芳しくなく、試験が終了したにもかかわらず、気分が余る上がらなかったのを覚えています。しかし、結果は合格。これまでの試験の経歴上、手応えと試験結果は相関ありでしたが、いい意味で初めて裏切られた経験となりました。
      第64回のめざてんの解説動画も近々アップされると思いますので、当時の思い出を振り返るつもりで、学習しようと思います。

    • #79425 返信
      Wanko
      ゲスト

      合格までの受験回数 2回
      今回の受験科目 実技のみ
      年齢 61歳
      性別 男
      お仕事 製造業の技術開発系(定年再雇用)
      学習環境 自宅(主に早朝)、図書館の学習室(平日終業後、休日)
      その他 仙台会場受験、講座受講はなし

      これまでの学習状況やアドバイスなど、かなり長くなりますがお世話になったお礼のつもりで、また、自分の振り返りもかねて書いてみます。

      受験を思い立ち、勉強を開始したのが24年7月
      大きな全体目標として、最初の受験でなんとしても学科突破し、その後100%実技に専念し、学科免除期限の3回目までに合格すること。

      【学科対策】 (概ね時系列に書いています)
      参考にした書籍;
      1.気象予報士かんたん合格ガイド : 試験のイメージ、学習するべき内容など、全体の流れをつかむのに最初期に参考になった
      2.一般気象学 : 何度も読み込み、重要な箇所に赤線、付箋貼るなど実技勉強の時も時々振り返るのに使った
      3.読んでスッキリ気象予報士試験合格テキスト : 一般気象学の内容を含めて平易に解説してあるので、だいぶ助けられた。章末問題で理解度確認しながら知識を蓄積していった。 法規の対策も最初はこの本がとっかかりだった。
      4.らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト 専門知識編
      「読んでスッキリ」では専門知識の理解習得には不十分だったので購入した。
      周知の通り、専門科目の内容は観測システムの改良や、予報精度の向上に伴い年々進歩するので、要所要所で気象庁のサイトで資料を探し最新内容を確認、更新されている場合は本の中に書き込んでいくなどした。
      5.気象予報士試験 精選問題集 : ある程度基礎が身についたかなと思ったあたりで購入、問題を解いてわからないところは解説文を読んで理解を深めた。ただ、この本は文字が小さく解説文の区切りがわかりづらいのがややストレスだった。
      実技の問題も載っているけれどまったく使っていない(今見返していて気づいた)。

      精選問題集も2回くらいやってだいぶ問題対応力もついてきたところで過去問に着手。
      間違えたところ、理解が追い付いていないところはノートに書き出し繰り返し学習。
      また、なかなか覚えられない公式は自分で語呂合わせをして覚えた。めざてんさんので覚えたものもあるけど、自分で編み出したものも効果があった。
      繰り返し間違えた問題は、PDFファイルからスクショしてWordに貼り付けたものを集めて「不正解集」を作って集中的に何度も解き、克服に努めた。
      仕上げ段階では、重要な図、グラフ、公式 を パワーポイントに集めて印刷、A4を二つ折りにして持ち歩き、時間のある時に読むようにした。

      法規対策 書籍やWebサイトを見ても、4問全問正解を目指しましょう と書いてあるけれども、私は3問正解で良しとした。
      気象業務法は良いとしても、災害対策基本法は過去の出題も少ない分狙いも絞りづらい。なので、何としても4問 ゲットを目指そうとするエネルギーはもっと基本的な問題を解くために振り向けたほうが良いと私は思う。結果的に本番でも法規で1問不正解したが全体で13問正解できていた。
      また、他と違って法規問題は「理屈」がないので覚えるためには工夫が必要だった。それが図式化。
      気象業務法の原文からテキストコピーしてワードに張り付ける。その中から余計な単語を削除して骨格だけにしていく。そうすると文章の構造が見えてきてほかの項との共通単語があり同じ言葉が繰り返し使われるのがわかる。次にパワーポイントで繰り返しの単語を一つにくくって枠で囲ったり、矢印を使って単語間の関係性がわかるようにする。その作業の繰り返しで、もとの長ったらしい文章からスッキリした絵になっていく。文字や枠、矢印には色を付け、警報の場合、注意報の場合とかルールを作って色分けすると文章を覚えるよりも頭に入ってくる。手間はかかるけれど、作業自体が気分転換もなる。

      1回目試験当日
      会場は専門学校なのだが、机が非常に小さかった。60センチ×40センチ。
      そのあとの実技の勉強では、時間を測って過去問を解くときには必要な用具は必ずこの範囲の中に納まるようにし、用具を使うときに落としたりしないようにどの位置に何を置くか決めてできる限り本番の環境に近づけるようにしていた。

      当初から、初回の受験が終わるまでは実技の事は一切考えないことにしていたので、当日も午前中で完全にエネルギーを使い切り、実技は棄権して会場を出た(そういう人は私だけだった)=勧めているわけではありません。

      【 実技対策 】
      初めは「らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト 実技編」で基礎学習をした。
      その中の「事例演習」も一通り解いたけれども、発行年が古いこともあってか、オリジナルのためか、実際の近年の過去問とは違うところが気になり、以後、過去問演習に絞るようになった。
      過去問を解くこと以外に行っていたのが、日々の天気図閲覧。
      毎日発表される地上実況図と、高層天気図、短期予報解説資料、および天気図と同じ時間のひまわり画像(主に赤外と水蒸気画像)を毎日ダウンロード。
      天気記号の読み取り、気圧配置から等圧線の読み取り、強風軸解析、トラフ解析など
      また高層天気図から前線解析をして地上天気図と見比べて答え合わせをするなど。
      さらに、短期予報解説資料の解説文を読んで、例えば「日本の南から華南にかけて前線が・・」と書いていたら、頭の中に正確に天気図を描く訓練をしていた。
      ひまわりの画像と天気図のつき合わせも常に行っていた。前線に伴う雲域、高気圧性バルジ、フック、積乱雲、台風の変化、霧または層雲の識別、冬場の流氷や、山火事、海域による水温の違いなどが見えることもあり楽しみでもある。
      天気図閲覧は今後も続けていくつもり。

      また、一時期、エマグラムを使ったSSI算出をマスターするために、ワイオミング大学から公開されているエマグラムデータを利用した(検索でたどれるはずです)。毎日2回の高層データから自動的にエマグラムを生成してくれるので、天気図を見て大気が不安定そうなときや前線との位置関係によって状態曲線がどうなっているのか知るのに非常に役立った。

      過去問を利用した勉強
      最近のものから10年分さかのぼって実施した。
      2周は時間を決めて採点し、ノートに問題ごとに自分にとっての難易度などを記入していった。3回目は簡単な問題は端折り、過去間違えた問題を重点的に解いた。

      受験直前時期
      ノット物差しの利用・・・めざてんさんから教わったノット物差しの練習
      自分にとってどのようにするのが一番速く使いやすいかを試行錯誤して、結果として、配布された問題用紙表紙の目盛りの上からマーキングするのではなく、問題用紙の目盛りの上にトレーシングペーパーを置いて、写し取りながら目盛りを記入していくのが最適、との結論に至った。トレーシングペーパーは試験時間中常に使うから邪魔にならないし、「ものさし」をあてがうのよりも資料図の上にべたりと置いたほうが測りやすい。本番もそれで効率的に測れた。もちろん、元のアイデアのめざてんさんには感謝しています。

      2回目試験当日(実技のみ受験)
      初めての実技試験で、トレーシングペーパーが思ったよりも厚手で非常に扱いやすく、これは良かった。
      実技1はまずまずの出来で、2もこれくらいできれば合格圏内かも、と思ったけれど、実技2はあまりできた感じがしなくて、振り返っても勝算は2~3割という感触だった。
      他の方も同様の報告をしているので、実技2の平均点はかなり低かったのではないか

      試験後
      合格するかもと期待を抱くと次の試験勉強のモチベーションが上がらないので、今回は不合格という前提で完全に割り切って、試験直後から次回のためのアクションを開始した。結局使うことはなかったけれど、次回のために進めていた作戦を紹介します。
      何度も繰り返し受験する場合、同じ過去問を何度も何度も回し続けたとしても、だんだん問題内容を覚えてきてしまい、わかっている問題を何度解いても合格には近づかないはず、自分に何が必要でどうすればいいのか分析する必要がある。試験の少し前あたりからそのように考えていたことを実践することにした。

      PDF編集ソフトを購入して、過去問を、たとえばある回の実技1の問題、資料、解答用紙、模範解答 が一つのファイルになるように編集し、問題1、2, 図1、2,・・それぞれのところにブックマークを付けて検索性を上げた。
      エクセルを使用し、1問1行でまとめる作業をした。つまり、1行の中に問題文、使用する資料図、問題のカテゴリー、一言キーワード(失点リスクとか、簡単とか、落とし穴とか)、模範解答 を記入した
      資料図は、その問題で必要なところをスクショしてその行内のセルに埋め込んだ・・・それを過去10年分を目標にまとめ続けた(途中)。

      見込みでは今月末くらいに10年分のエクセルデータベース化が完了予定だった。
      使い方としては、前線解析なりトラフ解析なりカテゴリーでソートをかけてまとめ、集中的に練習する、 または、一言キーワードで分類し、簡単な問題とむずかしい問題を除外する。簡単なものはやればできるから得点向上にはつながらない、むずかしいものは同じパターンで再度出題される可能性が低いうえ、他の多くの人が解けない可能性が高い、これに時間をかけるのは無駄。
      重要なのが、基本的な問題で間違えるパターン。これを徹底的につぶし込む、予定だった。最新のエクセルは図をセルの中に埋め込む機能が使いやすくなっていて、価値が高い。

      長くなりましたがこれまでの経緯はそんな感じで、振り返って1年ちょっとの勉強期間でしたが、参考とする情報はめざてんさん初めたくさん手に入れたけれど、大事なのは何が自分にとって最適か、自分で考え自分で判断することだと思います。
      それにしてもめざてんさんには感謝です。Web上の広告は勉強の邪魔として広告収入なしの状態に移行した英断には敬意を抱いています。
      ついでに申し上げると、私の好みとしては動画よりもテキストで説明された方が理解しやすいと思いました。

      以上、大変長くなりましたが、次に続く方の参考になれば幸いです。

      追伸ですが、今回の試験を終了して新幹線に乗ろうとしたら車両トラブルで運転見合わせ中。時間帯がずれていたらかなり危ないところでした。最近鉄道がよく止まるので、会場への移動手段には周到に準備されることをお勧めします

    • #79592 返信
      あー
      ゲスト

      合格までの受験回数 2回
      第63回 一般○ 専門○ 実技×
      第64回 一般、専門免除 実技○

      職業 公務員(専門職 気象とは関係なし)
      年齢 30代
      性別 女性
      学習環境 自宅

      最初は、 ユーキャンの気象予報士入門テキストきほんのき を読み、受験に必要な基礎知識を把握。
      その後、らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト(一般、専門、実技)を読む+問題演習を繰り返し。
      ある程度理解できた時点で、インターネット上の過去問を印刷して演習を試みるも、解説なしでは全くわからず途方に暮れていたところ、めざてんに出会いました。
      わかりやすい動画解説に感動しました。めざてんサイトに貼り付けてある無料の動画に加え、有料の動画もほぼ全て視聴しました。とてもわかりやすい動画でありながら、1つ300円という超良心的な価格が本当にありがたかったです。
      めざメールももちろん利用させていただきました。
      その後は、過去問を繰り返し演習していきました。気象予報士試験精選問題集(2024年版)も購入し、こちらも繰り返し演習しました。めざてんの動画も繰り返し視聴しました。

      なお、一般及び専門については、第51〜62回について過去問演習しました。実技については、第50〜63回について過去問演習しました。実技のうち、めざてんサイトに解説がない分は、インターネット上に無料で解説を掲載している他のサイトをみて勉強しました。

      個人的なこだわりとして、ノートをつくる時間と労力を省くため、その代わりに印刷・演習した過去問の紙(一般、専門、実技全て)に、直接解答のポイントを書き込んだり、マーカーで線を引いたりしました。書き込みは丁寧に書くと時間がかかるので、自分だけがわかればいいという認識で、キーワードのみ書き込みました。
      受験1か月前くらいから、繰り返しの演習に加え、書き込み済みの過去問の紙を繰り返し読んで勉強しました。

      前回不合格だったときと、今回とで、実技の出来があまり変わらない感触だったので、「また落ちたな」と思い、合格発表がいつかもロクに覚えていなかったのですが、帰宅するとハガキが届いていて、見るとまさかの合格でした。

      令和7年3月末までは育休中で、子の昼寝中など、それなりに勉強時間を確保できていたのですが、4月以降は朝の5時頃から30分〜1時間程勉強し、仕事に行くような生活でした。学科免除期間に合格できなければ諦めるつもりだったので、今回合格でき、とても嬉しいです。

      地方からの受験のため、受験のたびに、宿泊費、交通費がかかる上、
      今回落ちたら、専門スクール(通信)を受講したいと家族に相談するも、高額だからダメだと言われていました。
      このように、金銭的にもシビアな状況で、本当にめざてんには救われました。

      今回合格できたのは、間違いなく、めざてんのおかげです。
      北上大さま、本当にありがとうございました。

    • #79601 返信
      つかボン
      ゲスト

      合格までの受験回数:5回
      今回の受験科目:学科一般と実技
      年齢:50代
      性別:男
      お仕事:会社員
      学習環境:本とインターネットで独学 在宅勤務を最大活用
      これまでの学習状況:2年3か月
      ウインドサーフィンが趣味で地上天気図は日常的に見ていたのと学生時代は物理をやっていたので、
      気象予報士試験は普通の人よりは近道なはず・・・と思っていましたが実に思い知らされました。

      今回、第64回試験の実技の感触は、実技1は全部埋めたが70点はなんとかいけたかな?、 
      実技2は文章問題1つと計算問題1つが空欄、
      平均したら70点いったかどうか?で自信は半々。
      落ちたら次は何をすればいいのか悩むなぁ と思っていました。

      <学科対策>使ったテキストです。
      1:ユーキャンの気象予報士入門テキスト:
      2023年のGWに本屋で立ち読みして、これならなんとかなりそうだと大いなる勘違いをして気象予報士チャレンジを決めた一冊。 一般の法規のテキストは結局これで足りました。 
      2:一般気象学:理系にはこういう説明が理解が進みます。読んでいて楽しかったです。 
      3:らくらく専門:使えるのですが、すでに古くなった情報があちこちにあるので、最新情報を書き込みながら使いました。
      4:特選問題集:過去問自体より、解説欄にたくさん盛り込まれている関連情報が参考になりました。

      <実技対策>ひたすら過去問を繰り返したのは皆さんと同じで、10年分、第42回まで練習。
      点数が取れるようになってきたら、制限時間を60分に短縮。

      間違った問題はノートに模範解答とポイントを書き溜めていって、
      自分の弱点だけを詰め込んだ自分に最高のテキストは2冊になりました。
      参考にそのノートから項目と例をいくつか。 独自に見つけた技ですが、先人がいるかもしれません。

      1・ポカノート・・・ポカミスした問題とミスの内容を書き溜めた黒歴史の数々。
      見なおすたび恥ずかしくてとても人様には披露できないが、二度とやらなくなるので効果てきめん。

      2・とくテク・・・問題を解くときのテクニック集。参考にいくつか。
      ・開始したらすべてのページ右下に 図の番号、それが予想図ならば予想図の時間と、日付、時刻 をメモ
      例えば 「図7 500高度・渦度の12時間、地上の12時間予想図 初期時刻 3/25 21時(12UTC)」
       → 「7-12 26-9」
      ・問題に取り掛かるとき、問題の行の左側を「L」で囲む。目を戻したときにどの問題だったかすぐ判るよう。
      ・問題文を読むとき、ポイントには〇、質問には□で囲む。 文章を書くとき、書くべきが何か判るよう。

      3・実技テク・・・心得とか注意点の数々
      ・周りの人は意識する必要は無い いつもの力を出すことに集中
      ・必ず新しい問題が出る 焦らずに それをどう解くかを過去問から想い出す
      ・問いは図に書き込め 見れば判る
      ・計算には時間を掛けてよい 計算ミスのほうが時間の損 など

      4・前線極意・・・前線解析で悩ましい過去問を、850用と地上用それぞれ書き貯めた。 

      5・フレーズ集・・・これはいいフレーズと思った模範解答を、問題とセットで書いておく。

      <試験日近くにやったこと>
      1:ポカミスの最小化
      最後までこれとの闘いでしたが撲滅は無理。回答欄をぜんぶ埋めることより、最後の2分間は見直しに使う が学びです。
      2:いつもと違う机で練習
      図書館とかコミュニティーセンターを転々として、いろんな机と環境で過去問練習しました。
      某大学の机の奥行がA4縦1枚ちょっとしかなくて作業しずらかった経験からです。
      ちなみにTFTビルはA4縦2枚よりも広く、私の受験経験の中ではいちばん快適。

      <最後に>
      それなりにできたと思った試験で不合格が重なるたび、落ちたモチベーションをどう戻すかはみなさん悩むところでしょう。 決定打ではないですが私の場合、
      ・地球気のサイトの高層天気図で、なんちゃって実況解説とか予報をしてみる。当たると勉強の成果が見えて結構うれしい。
      ・ウェザーニュースさんのガチ天。気象予報士試験と関係なさそうな問題も多いが、当たるとそれなりにうれしい。
      ・お天気ニュースでキャスターの名前の横の「気象予報士」の文字を見て、この人にもできたんだから自分にも出来るはず!と鼓舞する。ただし効果は限定的。

      こつこつ続けていけば点数は上がり時間も短くなり、それは合格に近づいている証拠なので、試験に直結しなくても楽しいと思えることを見つけて気分転換しながら、あきらめずに頑張ってください。

      北上先生、
      過去問のストックとめざメールの配信をありがとうございました。
      実技試験の開始待ちのあの緊張感でいっぱいの時、65点取ればいいのアドバイスを思い出してすごく心が楽になりました。

    • #79785 返信
      くーちゃん
      ゲスト

      1.合格までの受験回数:4回

      2.今回の受験科目:一般と実技
      ・受験開始前の目論見では、初回受験で学科2科目に合格し、以後実技に専念するつもりでした。しかしなが ら、私の場合、学科2科目の同時免除は叶わず、2回目以降も一般・専門の何れかと実技を受けることとなりました。他方で、学科の知識は実技対応の基本であり、実技の習得と並行しつつ学科の復習と強化に励むことにも一定のメリットはあったと思います。

      3,年齢:70歳

      4.性別:男

      5.仕事:無職

      6.受験の契機
      ・公務員として定年退職後、団体事務局での勤務を経て、68歳で完全リタイア。それまでの間、仕事中心の生活が続いていたところ、急に自分中心の時間を多く抱えることとなり、このまま無為に過ごせば直ぐにボケそうな危機感が生まれました。
      ・そこで、興味を持って生涯続けられそうな勉強テーマとして、日常生活に欠かせない天気予報に思いが至りました。実際、日々の天気予報で、「前線」や「低気圧」等の言葉を聞いても、その意味を理解できていないことには、常々フラストレーションを感じていたところです。
      ・調べてみると、気象予報士試験は相当難しいようですが、当方は元々理系であり、何とかなるのではないかとの期待もありました。しかし、実際に勉強を始めてみると、そう生易しくないことは直ぐに、また時間経過とともにますます分かってきました。
      ・ご案内のとおり、気象は、比較的新しい学問・技術分野であり、コンピューター技術の進歩とともに急速に発展しつつあります。高校レベルの物理・化学の知識はあればベターですが、他分野の専門知識は余り役に立たず、また理系・文系の別も殆ど関係ないと思います。一方、他のあらゆる分野と同様に、根気や物事を論理的に考える力は大切です。

      7.勉強方法
      【学科試験】
      ・基本的に、市販の参考書や問題集を通じての独学でした。併せて、めざてんサイトやIKサイトが有用でした。
      ・しかし、市販参考書類には、初学者にとって分かりやすく、かつ、最新の情報を網羅したものが無く、めざてんサイトには、その意味で大変お世話になりました。特に、北上様のビデオ解説では、参考書に記載されていない基本原理なども動画で分かりやすく解説されており、小ネタのユーモアを含め飽きることなく何度も拝聴しました。特に、エマグラムや降水過程に関する説明は丁寧、かつ、本質的で貴重な内容でした。また、「語呂合わせ呪文」も活用させて頂きました。さらに、めざメール通信も、一定期間毎日発信して頂けるので、忘れかけていた内容の復習にもなり、助かりました。これらの準備・作成に要する労力は膨大なものと拝察され、無償ボランティアサイトとして、質の高い内容を保持しつつ運営されていることに深く感謝と敬意の念を抱く次第です。
      ・何れにしろ、学科試験に向けて覚えるべき知識量は半端でないにもかかわらず、当方の記憶力は日々衰えていく一方です。3つ覚えたら、翌日には2つ忘れ、1週間後には何も覚えておらず、2回、3回と繰り返してやっと1つ覚えられるといった具合です。このため、大事な点はノートへの抜き書きや切り抜き貼付をし、何度も読み返して記憶の定着に努めました。また、天気記号や雲形記号については、ネットからjpegの図を探し、Flashcardsというスマホの単語帳アプリに搭載して覚えました。
      ・過去問は一般・専門とも過去20年分くらいを3回程度やりました。何度も間違える問いについては、それ以上やったと思います。専門知識については、気象技術の進歩とともに正答が変わりますが、一般知識については、法令関係を除き、古い過去問にも理解度を深める有用なものがあると感じました。なお、過去問収集においても、めざてんサイトの過去問閲覧室のお陰で手間が省け、有料解説動画も多く利用させて頂きました。
      【実技試験】
      ・F塾の受講を基本としつつ、比較的新しい過去問については北上様の有料解説動画を通じて勉強しました。めざメール通信からも、有益な情報を沢山頂きました。特に、近時に配信された「まちがい探し」シリーズは、記述式問題に関して陥りがちな回答誤りの傾向を例示、分析され、試験直前の対策として貴重なものでした。
      ・実技の最大の関門は、誰もが感じるように制限時間に対して問題数が多いことです。さらに、この傾向は近年益々強くなっているように感じます。
      ・この対処には、作業系の問題等では手作業や読み取りに一定時間を要することは避けられず、問題に当たった時に解法や回答の構文が瞬時に想起できるように思考プロセスを短縮することしかありません。過去8年分程度の問題を繰り返し演習する度(5~10回程度)に回答時間も徐々に短縮し、最近では制限時間内で、自己採点では高得点を取れることが多くなってきました。
      ・一方、ケアレスミスの克服には最後まで難渋しました。自分ではまだボケていないつもりでしたが、時間制約の中では、分かっていたはずなのに違う答えを記述してしまうのです。計算間違い、風向や移動方向の方位間違い、経緯度の記述間違い、符号・単位の記載漏れ、穴埋め問題での送り仮名間違い等々、枚挙に暇がありません。
      ・このため、間違える度にノートにメモし、ケアレスミスの傾向を把握し、ミスを誘発しそうな問題では回答用紙への記載時点で必ず再チェックすることを通じ、少しずつミスが軽減してきました。また、私の場合、本番で全問回答後にダブルチェックする余裕は無いと分かっていたので、その都度の確認を習慣付けるようにした次第です。なお、このプロセスを通じ、衰えていないつもりであった老いは確実に進行していることを再認識し、車の運転を始め日々の行動を謙虚に行う姿勢が増しました。
      ・気象業務法の規定には、気象予報士試験は「気象予報士の業務に必要な知識及び技能について行う。」とあります。勉強が進むほど、実技試験は、後段の「技能」についても求めていると強く感じました。通常では時間内に処理できないような多くの問題が出題されるのも、基本知識に加え、迅速な読解力や作図力等の技能面が問われているのだと思います。これについては、反復練習と、その過程で自分なりの工夫を見つけるしかありません。頭だけでなく、手を動かすことが不可欠です。この技能向上面に関し、めざてんのノット・海里ものさし、コンパスの使用法等は大いに参考になりました。
      ・何れにしろ、分かるとできるは別物です。一旦間違った過去問について、回答例や解説を見て、ああ成程、こう解けばいいのねと分かったつもりになっても、時間を置いてその問題に取り組むと解法が全く頭に浮かばず、前回と同様の間違いをすることも屡々です。そのまま放置すれば、本番では何の役にも立たず、費やした時間も無駄になります。さらに演習を重ね、技能面を含め、もう大丈夫というレベルに達することが重要だと思います。

      8.勉強量とモチベーション維持
      ・現役世代の方々と違い、この点はリタイア世代の数少ない優位性です。ジム通いや習い事、余暇や旅行等を除き、できる時は毎日平均5時間以上を試験勉強に費やしました。こんなに長時間勉強したのは、大学受験以来です。これに伴い、ボケの進行速度を多少なりとも遅延できたように思います。
      ・他方、身体の衰えは記憶力だけでなく、集中力の低下にも繋がっています。暫く参考書や自分のノートを読んでいると次第に眠くなります。そのタイミングで、学科・実技の過去問演習を挟み、脳を活性化させた後に、また参考書に戻る等のサイクルを心掛けました。なお、実技と異なり、学科については順不同で個別の問いにゲーム感覚でチャレンジできるので、気分転換にもなります。また、ネット上にある気象関連の動画視聴なども刺激になります。
      ・また、学生の季節休みの時期には図書館へ出掛け、中高生に混じって勉強しました。一生懸命頑張っている若者の中で居眠りする訳にもいかず、若かりし頃の志(?)を思い出しつつ、家での自習より効率が上がりました。
      ・受験の度に、とりわけ実技の壁に圧倒され、合否発表を待たず実力不足に落ち込みました。そんな時は、余暇による気分転換を交えつつ、過去問習得こそが合格への道筋であることを信じ、自身の勉強ルーチンに早く戻れるように心掛けました。手と頭を動かしていれば、落ち込みも次第に緩和されてきます。スポーツ等と同様、時々はスランプを挟みつつ、進歩は階段状かもしれませんが、着実に訪れます。振り返れば理解度が増していることに気付き、次回こそはとの意欲も高まってきます。

      5.受験Tips
      ・トレペか、コンパスか
      擾乱やトラフの追跡、方位確認、移動速度計算等でのプロット作業に際し、試行錯誤の結果、北上様のご推挙にも沿い、コンパス方式に落ち着きました。特に、最近ご指導頂いた赤のジェルボールペン利用は明度も格段に上がり、利便性が増しました。トレペ(トイレットペーパーでなく、トレーシングペーパー)の場合、複数の擾乱を転写するときなど、どの点のどの時点のものを写したのか、老いた頭では混乱するケースがあります。一方、コンパス方式では、全体の気象図の中で写すので混乱のリスクが少なく、慣れれば時間短縮できます。また、その後、コンパスで2点間の長さを10度分の緯度線間に当てて概略の比率(0.1単位)を見れば、移動距離や速度は暗算で概ね求められます(距離の場合:600海里 or 1100km×当該比率、12時間移動速度の場合:50ノット×当該比率(ただし、24時間の場合は更に2で割る。))。100海里、100km、5ノット刻みなどの指示がある問いでは、救済措置(回答例の括弧書き)を含め、概ね正答を得られると感じています。同時に、北上方式であるノットものさしや海里ものさしの利用方法も身に付け、本番でも実践しました。ただし、1ノット単位等での回答が求められる場合は、物差しでの直接計測による正攻法がマストです。
      ・定規類のこと
        2点間の距離計測には、普通の15cm程度の細長い定規が必須です。加えて、エマグラムの状態曲線上の点の気圧計測等では、縦軸の気圧目盛りに平行に読み取れるよう三角定規があると便利です。また、異なる高度間の温度風の作図でも、上下の風ベクトルを上手く平行移動させるために三角定規は有用です。また、蛇足ながら、試験開始直後に問題用紙から図面をビリビリと切り離す際には、別途30cm程度の長い物差しを当てると、手早く切り離せます。
      ・時計
        時間制約のある中で、腕時計では文字盤が小さく、視力の衰えた老人には辛いため、小型の机上に置ける目覚まし時計を常々利用し、本番でも持ち込みました。なお、同様の対応をしている受験生も見かけました。また、本番での試験開始時刻が、実技1で13:10、実技2で14:55と極めて中途半端であり、焦った頭では75分間の残り時間の見当が付きにくいので、自宅演習の際も時計を毎回、当該開始時刻の何れかに合わせて、慣れるようにしました。
      ・高齢者はルーペのダブル使用を。
        近視の上に老眼が進んでいる身にとっては、矢羽の風速値、渦度・上昇流の極大値等、図面の読み取りが大変でした。通常は、虫眼鏡タイプのものを、さらに補助等圧線作図などで沢山の数値を判別する場合は、眼鏡タイプのものを併用しました。何れも100均のもので十分でした。
      ・机のこと
        東京受験であった私の場合、受験場所は4回とも異なりました。毎回、机が狭いのですが、特に東大駒場は机が最も狭く(椅子も固く)、かつ、左端の席だったため図面を広げる十分なスペースがなく、困惑した経験があります。それ以降、自宅学習の際も、敢えて机のスペースを制限し、狭いスペースでも回答用紙、問題用紙、図面、文房具類を配置し、演習するよう心掛けました。
       ・過去問のコピー
         学科の過去問については、回答や計算過程は自分のノート等に記載すればよく、問題用紙の使いまわしが可能です。他方、実技の過去問については、回答用紙は当然として、問題用紙(図面を含む。)にも書き込みが必須であり、かといって演習の度に鉛筆の跡を全て消していくのも面倒なので、毎回コピーを用意することになります。例えば、過去8年分の問題用紙と回答用紙の合計は、各問平均19頁×各回2問×年2回×8年=608頁となります。5回演習を繰り返すと3千頁を超え、家庭のインクジェットプリンターで対応すると、その都度プリントするにしてもかなりの時間とコストがかかります。私の場合、めざてんサイトからダウンロードした各問のPDFファイルをPDF編集ソフトで統合した上で、業者さんにコピーを外注しました(1頁3円程度)。なお、カラーコピーを含むと全体が高額となるので、カラー頁は別途抽出し、自宅のプリンターで印刷しました。
      ・温度移流に伴う気温変化率(℃/h)の計算問題
        時々出題されますが、理屈は単純であるものの計算がかなり面倒です。すなわち、
      当該地点を挟む等温線数本間の温度差(℃)×当該地点の風速(ノット)/{(当該地点を挟む等温線数本間の風向方向の長さ(mm)/当該地点のある緯度10度分の長さ(mm))×600(海里)}
      です。これに関し、計算ミスが多い当方なりに工夫した結果、以下でほぼ正答が得られるようになりました。すなわち、第60回試験以降、実況図・予想図の北緯30~40度間の図面上の長さが40mmとなっていることを前提としつつ(毎回、要確認)、等温線4本間(9℃)の長さを計測すれば、式を約分していくと次のように計算が簡略化できます(各自でご確認ください。)。
      0.6×当該地点の風速(ノット)/当該地点を挟む等温線4本間の風向方向の長さ(mm)
      なお、この値に、北緯40~50度の場合は1.1倍、北緯20~30度の場合は0.9倍します。
      ・初出の問題は捨てる勇気を。
        学科試験では、順不同で解きやすそうな問いから答えていけばいいのですが、実技試験では、問題は流れになっているため、冒頭の設問から順に解いていくのが原則です。しかし、試験本番では、ほぼ毎回、受験生の幅広い知識や応用力を試すためか(受験生間の得点差を生ませるためか)、過去問に無い初出の問題が出されます。第64回試験の実技2問2も、私の知る限り、その類の問題でした。ここで、受けて立とうという下手なチャレンジ精神を発揮すると、痛い目に合います。私もまんまとその罠に嵌ってしまい、10分以上をこの問いに費やしましたが、結果的に配点は僅か6点。本問は後続の問題とも関係がない上に、他に答えられそうな問いへの回答時間が無くなってしまいました。
      過去問の類題こそが得点源であり、それに集中すべきと分かりつつも、本番で途中の問題を捨てるには勇気が要り、かつ、瞬時の判断が必要です。しかし、長文で見たことの無いような図や問いが出された場合、少なくとも後回しにするのが賢明です。仮に最後まで解いて、時間が余ればトライすればいいと思います(私の場合、時間が余った試しは一度も無かったですが。)。

      6.結びに
      ・日々接する気象予報解説などは、背景を含め大分理解できるようになってきました。しかし、日本は四季折々の美しい変化に恵まれながら、気象災害の絶えない国であり、学ぶほどにその自然の摂理の奥深さを感じます。また、これまで気象学とその技術を発展させてこられた先人達に、深い敬意を抱きます。
      幸い、約2年間の勉強で試験には合格したものの、まだまだ知識も技能も浅く、気象に関する学びの入り口に立ったばかりだと認識しています。
      ・年齢的に、職業として気象業務に就くことは難しいと思いますが、今後、更に研鑽を重ね、防災関係のボランティア活動などに関わることができればありがたいと考えています。お世話になりました北上大様のご健勝とめざてんサイトの益々のご発展、並びに気象予報士を目指す同志の皆様の早期合格を心より祈念申し上げます。
      以上

13件の返信スレッドを表示中
返信先: 第64回気象予報士試験合格者の声
あなたの情報: