48回試験実技1問5について教えてください

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    • #8059
      猫だまし
      ゲスト

      48回試験実技1問5(2)で、北海道での警戒事項の穴埋め問題でした。その中で、8は暴風が正解でしたが、実技1の北海道での大雪の警戒状況を考えると、暴風雪ではダメなのかなと考えてしまいます。実際にこの事例の当日の北海道地域には大雪警報と暴風雪警報が出ていました。冬場の大雪の北海道で暴風が予想されれば、今までの過去問でも暴風雪に警戒という流れが多かったような気がします。どなたかこの問いについて、どうして暴風が正解なのかご享受下さい。

    • #8061
      電球
      ゲスト

      猫だましさん、こんばんは。電球と申します。

      これは・・・ひとかたまりの文章に見えますが、段落ごとに
      防災の着目点を変えている、と考えてみてはどうでしょう?
      問題の穴埋めを書いてみると・・・

       図3の降水量の予想から、北海道では、前12時間降水量が
      最大31㎜と予想されている。雪氷比を1.6とすると、降雪量が
      50㎝となることから大雪に警戒が必要であり、(1)で求めた
      地上気温からは湿った雪となるおそれがあるため、電線等へ
      の着雪にも注意が必要である。
         (—ここでひとだんらく—)
       また、最大風速は50ノットが予想されていることから暴風に
      警戒が必要であり、沿岸の海域では高波にも警戒が必要である。

      前半の段落は、雪に関する防災事項をあげています。
      大雪・着雪に要警戒ですね。

      後半の段落は、風に関する防災事項をあげています。
      暴風・波浪に注意が必要です。

      前後半を通して考えれば「暴風雪に警戒」でもいいような
      気がしますが、問題文は防災上の注意点を仕分けして拾い
      上げるような設問になっていると考えます。特に問題の
      部分は「~~であることから・・・」のフレーズですので
      ぼんやりではなく「AだからBである」のように直接的に
      関係する単語でないとダメなように感じます。

      まるで国語の読解問題のように感じるかもしれませんが
      こういう紛らわしい感じの問題も時々ありますよね・・・
      (泣きながら実技問題を解いてた2年前を思い出します)

    • #8062
      猫だまし
      ゲスト

      電球さん。早速のコメントありがとうございます。段落ごとに意味を考えるという発想は、全く思いつきませんでした。ご教示頂きありがとうございます。当方も、いろいろ考えてみました。「~に警戒を」というフレーズが出てくると大抵過去問では、〇〇警報に留意ということが多かったような気がします。実際に事例当日の北海道地域の警報も、順次、大雪警報、暴風雪警報が発令され、その後に波浪警報が発令されたようです。気象警報という観点では、実際のこの事例では、北海道地域では暴風警報が発令されなかったので、なかなか合点がいかない感じがして複雑ですね。電球さんがご指摘の通り、難解な国語の試験を受けているようですね。

    • #8065
      電球
      ゲスト

      猫だましさん、こんにちは。電球です。

      気象庁HPの気象警報・注意報の種類のページから
      暴風雪警報の部分を引用します(①②③を追加)。

      ①暴風雪警報は、雪を伴う暴風により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。

      ②暴風による重大な災害のおそれに加え、暴風で雪が舞って視界が遮られることによる重大な災害のおそれについても警戒を呼びかけます。

      ③ただし「大雪+暴風」の意味ではなく、大雪により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときには大雪警報を発表します。

      拙者なりに読み解くと、
      ①と②の意味は、暴風雪 は 暴風+風雪 であり、
      ③の記載とおり、暴風雪 は 暴風+大雪 ではない

      ここらへんに、ヒントはないでしょうか?

      問題文は、前半部分の大雪のボリュームが多いので
      防災上まず着目しなければならないのは大雪であり、
      後半部分では、付随して暴風・波浪も留意するべし、
      ・・・ということではないかと推察します。

      この事例の当日には、
      ①まず大雪に警戒する必要があるため大雪警報が出され
      ②雪のある中の暴風なので暴風雪警報も出された・・・
      ③沿岸では波浪警報も・・・
      という流れだったのではないでしょうか?

      ※暴風雪≠暴風+大雪は、拙者も見逃してました・・・

    • #8066
      猫だまし
      ゲスト

      電球さん。こんにちは。詳細なコメントをありがとうございます。当方も、認識不足の点がありとても勉強になりました。ありがとうございます。一方で当方が気になっている点があるのですが、気象業務支援センター発行の「問題と正解」書籍P169によると、8については、7が50ノットが正解であることから、最大風速50ノット(約25m/s)は、海上における暴風警報の発表基準であり、8は暴風が正解であるとの記載解説でした。この暴風警報の発表基準は理解しているのですが、この事例当日に実際には、北海道地域で暴風警報が発表されていない点を鑑みると解答例が、せめて暴風(暴風雪)のような感じになっていれば、すんなり合点が行ったような気がします。当方の文章が拙いため、途中から論点がごちゃごちゃになってしまいすみませんでした。ここは、配点が低いと推測される穴埋め問題ですが、合格・不合格のボーダーライン上の受験生にとっては、たかが1点、されど1点で、運命の分かれ道だった方もいらっしゃったかもしれません。過去問演習をしていて、1点の重みをかみ締めながら今後も勉強していきたいと思います。詳細なコメントありがとうございました。

    • #8067
      電球
      ゲスト

      猫だましさん、お疲れさまです。

      この問5は防災事項に関する問題ですね。
      試験での配点は、実際少ないかもしれませんが
      防災事項を正しく指摘できるかどうか??は
      気象予報士なるにあたって非常に大切な要素の
      1つである、と拙者は考えています。

      気象現象の予想についてはテレビもWEB上も
      情報過多ではないかと思うほど豊富と思います。
      そうした情報に触れているまわりの方々からは
      「だからどうなの?」あるいは「どうしなきゃ
      いけないの?」という問いを受けることがまま
      あります。防災上の注意事項を正しく拾い上げ
      わかりやすく話をする・・・のも気象予報士の
      役割のひとつではないか?と考えています。

      きょうも北日本の日本海側を中心に荒れてますね…

    • #8068
      ウルトラゾーン
      ゲスト

      猫だまし様、電球様
      横槍失礼します。

      過去問演習の出来が悪すぎて心が折れていたので、ずっとふて寝してましたが(^_^;)
      やや回復してきたので、気を取り直し、平成28年第1回の実技過去問を見てみました。

      問5(2)は、警戒が必要であると書いており、警戒→警報とつながるとは思いますが
      問題の趣旨はどのような警報が発表されるか?ではなく、どのような現象に警戒が必要か?
      だと思われます。
      どのような警報が発表されるか?ならば、警報の発表基準は2次細分区域ごとに異なる設定がなされているため、問題文の中にその地方の発表基準が記載されるはずです。(北海道の十勝地方の発表基準をざっと見てみましたが、おおむね大雪警報は40~50cm(12時間降雪)、暴風警報は20~25m/s、暴風雪が風速18m/s~で視程障害を伴う。でしたので、発表基準が記載されていたらどれも該当するんですが)
      今回の問題の(4)(6)(8)(9)は警報ではなく、現象を問う問題と考えられるので、(8)は一般的な基準(15m/s~で強風、25m/s~で暴風)としての「暴風」が入るのではないでしょうか?
      暴風雪というのは個別の現象名ではなく複合的な名称なので、警報を答えろという問題ならばありですが、現象を答える場合はあまり適切でないような気がします(間違ってたらすいません)
      あと、「気象業務支援センター発行の「問題と正解」書籍P169によると、8については、7が50ノットが正解であることから、最大風速50ノット(約25m/s)は、海上における暴風警報の発表基準であり、8は暴風が正解である」との解説はあまり適切でなくちょっと強引かな?という感じがします。海上暴風警報は海のものであり、沿岸なら該当すると考えてもいいと思いますが、十勝地方には内陸もあるので。

      電球様の書かれている
      「大雪+暴風」の意味ではなく、
      というのは専門知識の過去問で間違えたので、気をつけなければ!と特に印象に残っています。
      調べたら問題集に載っていた古い過去問(第21回、平成15年度第2回問12)でした。
      該当選択肢↓
      「暴風雪警報の基準を超える風および大雪警報の基準を超える大雪が予想されるときは、暴風雪警報に加えて大雪警報を発表する」→正

    • #8070
      まだ
      ゲスト

      この問題、自分も「暴風雪」と書いてバツでした。
      ちょっと納得いかないですね~。
      だって暴風警報ったら、雪が降ってない状態ですから。
      ちょっとでも雪が降ってたら暴風雪警報です。

      今になって考えてみると、「最大風速は50ノットが予想されていることから(海上では)暴風に警戒が必要であり、」と、この(海上では)をあえて省略したイジワル問題だと推察します。
      海上警報に暴風雪警報はありませんから。
      なぜ省略したかというと、(海上では)を入れたら簡単すぎるから。
      「50ノット」と、地上での単位「m」を使ってないんだから、海上とわかるだろ、と。
      また、直前の「電線等への着雪にも注意が必要である。」は、地上の暴風雪を否定しているだろ、と。
      風が強かったら着雪しづらいですから。
      違いますかねえ?
      でも、この(海上では)を省略したから、ワケわからん問題になってると思います。
      だって、どう見たって問題文は、引き続き地上のことを書いてあるとしか思えないもん。
      この問題は、気象予報士試験にありがちな理不尽問題なんで、正解できる必要はないと思います。
      言い過ぎですかね?

    • #8074
      古久根 敦
      ゲスト

      考えるって素敵ですね!

      この問題は,私としては「暴風」でも「暴風雪」でも正解になるべきであると考えています.ユーザ起点で考えると,どちらも重要だからです.

      暴風にしても,暴風雪にしても,起こるべき現象に対する注意喚起として,どちらも矛盾はしません.問題に対してもです.

      また,まださんがおっしゃる,「海上を前提」にしていることは読み取れませんし,海上はノット,陸上はメートルという決まりもありませんので,根拠が薄いです.ちなみに,ノットは船舶の航行で便利なことから生まれていますが,陸上でも低気圧通過を地図上で確認する場合,緯度経度をもとに瞬時に判断できるのがノットですから陸上でも活躍します.高層はすべてノットですが,海上ではありません.

      さらに,着雪については,強風時の気温0℃付近が最も起こりやすい状況です.気温0℃で降雪があるという着雪可能性のある状況において,風が強いほど着雪がしやすいのです.逆に風が弱ければ,雪は鉛直方向真下に降ってきますから,可能性としては電線に積もるだけです.融解しそうな雪結晶が風によって水平方向にも電線に向かっていくから着雪が怖いのです.船舶への着雪も同じです.波が穏やかで風も弱ければ,船舶を傾けるような着雪は生まれません.

    • #8075
      まだ
      ゲスト

      古久根さん、レスありがとうございます。

    • #8076
      まだ
      ゲスト

      途中で送信されてしまいました!
      ごめんなさい!

      久根さん、レスありがとうございます。
      「海上では」省略説はダメですか~
      決まった!と思ったんですけどね~

      さらに、着雪は強風の方が起きやすいんですか。
      それは知りませんでした。
      恥ずかしいなあ。
      所詮、新米ペーパー予報士ですねえ。
      これからも恥をかきながら、まともな予報士に近づきたいと思います。
      よろしくお願いします。

      • #8077
        古久根 敦
        ゲスト

        着雪については,雨が降っているとき,悪しっ他方が濡れにくいか,歩いても同じなのかをイメージするといいと思います.

        正解は走っても歩いても濡れる量はほとんど変わらないのです...走ると(相対的には風が強くなるのと同じ)単位面積あたりに単位時間に雨に当たる量は増えるが,走っているため濡れる時間は短い,逆に歩くと(相対的には風が弱くなるのと同じ)単位面積当たりに単位時間に雨に当たる量は減るが,歩いているため濡れる時間は長い.身体に当たる雨の量(単位時間単位面積)と,当たっている時間が相殺しあうのです.

        これを着雪で考えると,着雪の場合,人間のように走ったり歩いたりしませんから,雪に接する時間は風が強いときも弱いときも同じ.ただし,風が強い場合,単位時間・単位面積で電線にあたる雪の量が増えますから,トータルとして風が強い方が雪にさらされやすくなります.,

    • #8078
      若狭
      ゲスト

      古久根様、この実技1は当方にとっては難問です。どこに手がかりがあるのか、わかりません。しかし、古久根様が言われると、どっちでもいいんだ、と。前を進む勇気をいただきます。まだ様、また、電球様の、思考の順序、考えさせられます。そのような知識が当方には不足しているので、思考をかさねるしかありません。ウルトラゾーン様も一段とアップされているようですばらしい。当方は、繰りかえしの過程で、第43回実技1(平成26年)問5の(1)で、西日本から北日本にかけて、(暴風)、(高波)、北日本では加えて(暴風雪)に警戒がひつようである、。となって、加えて、にこだわって、(暴風雪)が浮かびました。高波は、問14からは予想できそうですが、図1、図5~図12を用いて考えるならば、正解は得られるのか、と思ってしまいます。1点をかせぐにはまだまだという思い。本日は午後から夕方まで召集されてしまいます。予定がくるい、図書館ごもりができませんね。皆様はどうでしょうか。

    • #8079
      ウルトラゾーン
      ゲスト

      古久根様
      その雨が降っている時は走っても歩いても塗れる量は同じ。というのは小学生の頃にNHKの番組で実際に実験しているのを見てなるほどー!と思ったのを覚えています。
      その後、雨の時に実際に走ったり歩いたりしてみたんですが、実際の肌感覚としては走るよりも歩いてる方がずぶ濡れになる気がしますね。やはり理論と人間の感覚はズレがあるんだなぁというのが実感です。

      若狭さん、私は全然アップしてませんよ(T_T)
      先月末から過去問をまじめにやりはじめて第46回からさかのぼっているのですが
      1回分を解く時間が150→155→140→83と次第に減っていったので、これは行けるか?と思ったら
      その後は、127→105→105→148(←第43回実技2)と全然ダメダメで話にならないと心が折れて
      今週は勉強時間が半分です(^_^;)
      ちなみに昨日は、夏に受けた第48回実技1をやってみましたが、82分でした。確か試験の時はまるまる1問以上空欄で提出した覚えがあるので、あまり変わってないです!(T_T)
      13日、14日には気分転換にふたご座流星群を見ようと近所の公園で1時間近く粘ってしましたが、結局見る事ができたのは1つだけでした。

    • #8082
      ウルトラゾーン
      ゲスト

      前々言「問題の趣旨はどのような警報が発表されるか?ではなく、どのような現象に警戒が必要か?だと思われます。」の辺りは撤回・・・ではなく、取消しです。(撤回は有効だったものを将来に向かって無効とすること。取消しは間違っていたものを過去に遡って無効とすること。)

      第43回(平成26年度第2回)実技1の問5(1)③では、思いっきり「暴風雪」となってました(^_^;)
      この回は、
      「~西日本から北日本の広い範囲で「暴風」や「高波」に、北日本では加えて「暴風雪」に警戒が必要である」
      となっておりました。

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