プリン革命さん、こんにちは。
これは、気象とは関係がなく、プリン革命さんがご指摘の通り『算数』的な疑問ですね。
まず、状況を示す図を描いてみましょう。
『温度勾配』というのは、上の図の赤い線の傾きの大きさです。
図を見ただけで分かったかもしれませんね。
さて、勾配をどう表したらよいでしょうか?
日常生活では、30度の急斜面とか、70度の絶壁とか、角度で表すことが多いですが、
10m行って1m上がると言うように、三角形の底辺の長さとその時の高さで表すことも一般的です。
この場合、直接的な数字で言えば
鴨川-勝浦は、8.0℃/20km
勝浦-八丈島は、3.3℃/220km
ですね。
これでは、比較が難しいので、距離を10kmにしたら温度が何度上がるかで比較しましょう。
すると
鴨川-勝浦は、4.0℃/10km
勝浦-八丈島は、0.15℃/10km
になりますね。
上の図で、茶色で表した矢印の長さになります。
これが、求めている解答ですが、勝浦-八丈島は、小数点の丸め方指定によって0.2℃になります。
これなら、2つの区間の温度勾配の大きさが比較できますから、何倍であるかが分かります。