- このトピックには3件の返信、2人の参加者があり、最後に吉之助により4年、 12ヶ月前に更新されました。
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2020年1月13日 18:32 #13691吉之助ゲスト
試験が近づいてきました。わからないことが多いです。
平成26年度第1回実技1問3(5)について
疑問1
強い降水が始まった時刻は「5時40分」が回答ですが、高層時系列図の上昇(暖色系)、下降(寒色系)において何故、下降(寒色系)で降水ありと判断されるのでしょうか?知識のない私はつい、上昇(暖色系)が降水ありと思ってます。降水があれば上昇流では?
未だに疑問です。
疑問2
同問(④)について、降水粒子の落下を示す負の鉛直速度は④7時30分から8時30分ですが、何故この時間帯で降水強度が最大とみられるのでしょうか?高層時系列図の見方が解りません。 -
2020年1月13日 19:47 #13692Prometheusゲスト
とりあえず疑問1についてですが、高層時系列図のもとになっているウィンドプロファイラでは、空気よりも降水粒子の電波の散乱が大きいため、降水粒子が存在する場合は(仮に空気が上昇流であったとしても)降水粒子の(鉛直)速度が計測されます。下記資料の3ページ④を参照下さい。
(気象庁)ウィンドプロファイラ観測値の配信について -
2020年1月13日 23:11 #13693北上大キーマスター
吉之助さん
他の方にもお願いしていることですが、問題番号は通し番号で指定してください。
平成の1回目2回目、令和の1回目というのが、どうしても馴染めませんので、よろしくおねがいします。ということで、平成26年度第1回は第42回ですね。
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>何故、下降(寒色系)で降水ありと判断されるのでしょうか?まず『降水』について考えてみましょう。
降水とは、上空から落下した水が地表に到達する現象です。(雨でも雪でも)
上空から落下した雨滴が途中で消滅したら、降水ありとは言いません。だから、地表での出来事に着目します。
上空で水が舞い上がる現象ではありませんから、上空の上昇(暖色系)は、関係ありません。>降水があれば上昇流では?
>未だに疑問です。降水を引き起こすための準備運動として上昇流は必要です。
しかし、降水が始まれば、地表付近は下降流になるのが当然でしょう。
雨粒が上から下に落下しているのに、周囲の空気は上昇するのですか。
そんなことはありえません。
雨粒が落下するときには、摩擦によって周囲の空気も一緒に下降します。一般気象学の208ページの下段をご覧ください。
降水とともに下降流が始まることが記載されています。.
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>同問(④)について、降水粒子の落下を示す負の鉛直速度は④7時30分から8時30分ですが、何故この時間帯で降水強度が最大とみられるのでしょうか?青い色が濃いからです。
降水が強くなれば、周囲の空気も引きずり下ろすので、下降流が強まるのです。
負の鉛直速度のピークを問われているので、地表付近で青い色が濃い時間帯を答えればよいのです。蛇足ながら、ここで言う『負の鉛直速度』は下降流ですよ。
『鉛直p速度』が負(マイナス)ならば上昇流ですが、『鉛直速度』は負が下降流なので混同しないでくださいね。 -
2020年1月14日 13:18 #13701吉之助ゲスト
Prometheusさん
参考資料ありがとうございます。このような資料があるのでね。気象庁ってなんかすごいところのように見えます。よく読んでおきます。ありがとうございます。
北上さま
通し番号の件、大変失礼しました。今後、気をつけます。
一般気象学の208ページ確認しました。しっかり赤線を引いていましたが、全く頭には入っていませんでした。
『負の鉛直速度』は下降流、『鉛直p速度』が負ならば上昇流、わかりやすいご説明ありがとうございます。疑問が解けました。
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