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2017年4月20日 07:29 #6694古久根 敦ゲスト
皆さん,おはようございます,古久根です.
気象予報士試験とは直接関係する書籍ではありませんが,ご紹介してもいいかもと思っている本があります.
Q思考――シンプルな問いで本質をつかむ思考法
https://www.amazon.co.jp/dp/4478023425/ref=cm_sw_r_cp_ep_dp_Cc-9ybY3STWBRQ思考という呼び名は置いといて,この本で述べられていることは気象について勉強する姿勢につながります.
私は,復習の手引きなどで,「思い込み」「疑問を持つ」「自分で考える」などを頻繁に書いていたりしますが,その裏にはこの本に書かれた思考の仕方や姿勢があります.会社での嫌な事務処理作業も,「なんで自分はこの仕事をしないといけないのだろう?」「この仕事に楽しさはあるのだろうか?どこにあるのだろうか?」って考えると,ポジティブになってきて,嫌な仕事にも意味を見つけることができたりします.
気象予報士試験の対策では,「参考書に書かれていることはすべて正しい」と思いがちですが,「この理屈は本当に正しいのだろうか?」「理屈が飛んでいるような気がするけど,なんでそう感じるのだろう?」「予報官はこの地域の特徴に着目しているけど,どうしてそこにまず着目したんだろう?」などと「Question」を出していくと,知見が深まっていきます.すべてのQuestionを解決するには予報士試験のレベルを超えることもありますが,それは後のお楽しみとして残しておけばいい(保留する)のです.
質問が出てくる,質問ができるということは,それだけ成長している証で,逆に質問が出なくなったら成長が止まるとも言えるので,ガンガン質問や疑問を見つけていってはいかがでしょう?
#余談...とある方から,とある掲示板に古久根さんについての書き込みがたくさん発生しているよと教えていただきました.教えていただいた方ありがとうございます.私は一切書き込みをしていませんし,日頃見てもいなかった掲示板でしたので,見たときにはポカーンでした(^0^;) 推測が推測を呼び,推測という前提条件を忘れて,勝手な判断が増殖していく.こういう場合も「本人は本当に書き込みをしているのだろうか?見ているのだろうか?」「古久根さんの復習の手引きはどうしてあんなに細かく理論解説しているのだろうか?」「古久根さんは根っこから細かいことが好きな人なのだろうか?」と疑問に持つと,正しい議論の方向に修正できるはずです.気象も同じ.前提を忘れたり,疑問にも思わず,ただ思い込みだけで判断すると,間違った伝え方や情報につながりかねません.気をつけたい大切な姿勢を再度気づかせていただきました.
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2017年4月20日 18:13 #6695電球ゲスト
古久根さん、サイトの皆さん、こんにちは。電球です。
古久根さんには、いつも面白い話題を教えていただき
たいへん参考に、勉強になっております。多謝。
このところ別の資格試験で壁にぶち当たってまして、
思い返すと「疑問を持つ」「自分で考える」が抜けて
「わかったつもり」「思い込み」に陥っているような
情けない状態でした。猛省してます・・・そんな情けない状態の拙者ではありますが、
オススメの1冊は、小倉義光著「お天気の科学」です。「一般気象学」は鉄板の教科書だとは思いますが、
理系リテラシーがある受験生でも、読み進めるには
案外骨が折れる(拙者も最初そうでした20ページ
ぐらいで猛烈に眠くなる・・・)と思っています。
この「お天気の科学」は気象現象の「なんで?」に
応える形で書いてあるような気がしています。
「一般気象学」が少し取っ付き難いな・・・感じる
皆さまには、是非オススメいたします。※残念ながら内容が若干古いです。
改訂版でないかなあ・・・・・
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