高気圧と低気圧

このトピックには8件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。4 週間前 北上大 さんが最後の更新を行いました。

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  • #15001 返信

    sj

    何かの問題にあったとかではないんですが、ふと思った疑問です。
    高気圧といえば暖かく空気としては軽い。低気圧といえば冷たく空気としては重い。だから温暖前線が近付くと暖かい空気が冷たい空気の上に行く。寒冷前線が近付くと冷たい空気が暖かい空気の下に潜り込む。
    という解釈で勉強してきました。
    ただ高気圧といえば地上気圧は1020や1030と高く、低気圧といえば1000をきるような数値になってくると思います。
    なぜ暖かい空気の高気圧で地上気圧が高くなって、冷たい空気の低気圧でそういった数値になるのか今一つ理解ができません。
    高気圧といえば気圧が高い、低気圧といえば気圧が低いということが当たり前だったので、軽い空気の高気圧で高い数値、重い空気の低気圧で低い数値というのがわからない状態です。
    ここまでの過程で誤っている点やこの疑問に対する答えをいただけたらと思います。
    よろしくお願いします。

  • #15003 返信

    とうり

    sj様、高気圧と低気圧、その定義を実際の値を与えて気象庁は決めていないようです。「高気圧 ;(高さ(気圧)の同じ面で、周囲よりも気圧(高度)が高く、閉じた等圧線(等高度線)で囲まれたところ」としています。 また、低気圧の定義も。
     丁度、実技問題で、第49回気象予報士試験実技1問4の場合を解いているところでした。内陸における気温と風の分布から、「-5℃以下の低温域付近から風が吹きだしている」ことを手がかりに、この付近の小規模な現象を推定。答は「高気圧」。このように推測することからみれば、「気温と風の分布」から判断しています。
     いろいろな情報から判定するようです。

  • #15005 返信

    北上大
    キーマスター

    sjさん、こんにちは。

    根本的な勘違いをしていますよ。
    同じ気圧であれば、空気は暖かいほうが軽く、冷たいほうが重いのです。
    火を焚いたときに煙が上に登るのは温められた空気が軽いからです。

    >高気圧といえば暖かく空気としては軽い。
    違います、逆です。
    高気圧と言えば冷たくて空気としては重い、のです。
    シベリア高気圧が最適例です。
    日照不足や放射冷却で冷たくなった空気は重いので下降流を発生する高気圧を形成します。

    >低気圧といえば冷たく空気としては重い。
    違います、逆です。
    低気圧といえば暖かく空気としては軽い、のです。
    熱帯での台風発生をイメージしてください。
    太陽熱で海面水温が温められて、軽くなった空気が上昇して低気圧が発生します。

    SJさんの後半の文章も、『暖かい』と『冷たい』を逆にすれば、納得できると思いますよ。

    • この返信は1 ヶ月前に  北上大 さんが編集しました。
    • この返信は1 ヶ月前に  北上大 さんが編集しました。
  • #15009 返信

    Prometheus

    佐藤元さんという気象予報士の方が、自著「天気図と気象理論」をネット掲載しているページに参考となる図が載っていましたので紹介します。

    気象の理論  気圧(p.42)

    こちらの下の方の図を見れば、高気圧と低気圧における気柱の温度や気層の厚さ、地上気圧や上層での等圧面や圏界面高度との関係、そして大気の流れのイメージがつかめると思います。

  • #15011 返信

    sj

    とうり様、北上大様、Prometheus様ご回答ありがとうございます。
    御三方の解説・ご指摘のおかげで根本的な間違えが分かりました。
    これをもとにさらに理解を深めていきたいと思います。
    ありがとうございました。

  • #15036 返信

    荒海

    軽い、重たい、冷たい、暖かい

    北上大さん、何か大切なことを理解されていないようです。

    気圧とは、周辺気柱の空気の重さのこと。正確にはある水平面にかかる圧力。

    気柱の空気の重さが重くなるためには
    気柱の背が高い、、、太平洋高気圧
    気柱に含まれる空気が冷たい、、、下層でのオホーツク海高気圧
    実際にはこのハイブリッド

    しっかり理解していないと、間違いが間違いを伝播させますよ!

    • #15037 返信

      荒海

      sjさんの書き込みに間違いはありません。

      ただ、気柱の背の高さという要素がなかっただけです。
      他の方のコメントには誤りあり。

      ちなみに、乾燥空気の方が湿潤空気よりも重いため、乾燥していて冷たく、背が高ければ地上気圧は高くなりますが、この3つの条件はなかなか満たされず、特に冬季は圏界面がかなり下がるため、下層を主役に高気圧が形成されます。シベリア高気圧など。

    • #15046 返信

      北上大
      キーマスター

      そうですね、表現が不十分だったようです。
      高気圧、低気圧は、周辺の気圧との関係ですから、単純に暖かい/冷たい、軽い/重いでは、決められません。
      また、一つの気柱の中でも、背の高さに応じて高気圧や低気圧の程度が変わることもしばしばありますね。

  • #15045 返信

    sj

    荒海さま、ご丁寧にありがとうございます。
    荒海様のおっしゃっていることは、とても筋が通っていると思います。
    解説してくださった方が少しずつ違う視点で見ているため齟齬がありますが、おっしゃりたいことは皆さま同じようなことだと思います。
    皆様の解説をもとにもっと理解を深めたいと思います。

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