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のぶゲスト
はじめまして。
先週から気象予報士試験の勉強を始めたのですが、一点わからないところがあり、質問させていただきます。かんたん合格テキストP116問2の解説を読むと、水蒸気圧の大小は気温だけに依存すると書いていますが、55回試験問2の解説においては、気圧が下がると水蒸気分圧も下がると記載されています。
分圧の概念をしっかり理解できていないだけかもしれませんが、一見矛盾しているように思えてしまいました。
どのように理解すればよいか教えていただければ有難いです。 -
Prometheusゲスト
気圧が下がると同時に気温も下がったからです。
問題文には「断熱的に持ち上げた」と記載があるので、上昇に伴う空気塊の変化は断熱膨張だと分かります。断熱膨張の場合は気圧が下がれば同時に気温も下がります。その結果、水蒸気分圧が下がることになります。
私の手許に「かんたん合格テキスト」がないのですが、この説明で矛盾がないことはお分かりと思います。いかがでしょうか。
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Prometheusゲスト
補足です。私の説明の中の「問題文」とは「55回試験問2」の「問題文」という意味です。
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のぶゲスト
Prometeus様
早速ご回答いただきありがとうございます。
確かに断熱膨張で気温が下がるため、「かんたん合格テキスト」記載の「水蒸気圧の大小は気温だけに依存する」と矛盾はないことがわかりました。
ご丁寧にありがとうございました。 -
Prometheusゲスト
のぶさん:
解説が役に立ったようで何よりです。
なお、気体の状態変化には本問で取り上げられた断熱変化のほかに、主なものとして等積変化・等圧変化・等温変化があります。これらは状態図(pv線図)でどう表され、状態方程式ではどうなるのか比較すると理解が深まると思います。
また、気象現象に関連して出題されるのは断熱変化が大半だと思いますが、断熱膨張については凝結の有無による違いがポイントとなります。 -
のぶゲスト
Prometheus様
ヒントも有難うございます。大学1年で熱力学をやって以来、20年ほど経ってしまったのでほとんど忘れてしまっています。。お示しいただいたそれぞれの変化を詳しく見ていこうと思います。
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