シアーラインの見つけ方について

はじめに フォーラム めざてん掲示板1 シアーラインの見つけ方について

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    • #6331
      わかやま
      ゲスト

      おはようございます! わかやまです。

      2月11日03時40分発表の短期予報解説資料を見ていたのですが、

      1.実況上の着眼点のまる2のところで『山陰・近畿北部・北陸にかけてシアーラインがのび、、、、』

      とあります。

      一般に、シアーラインを見つけるためにはどのような天気図で、どこに着目すれば良いのでしょうか?

      どなたか、よろしくお願いします。

    • #6332
      Yoshiken
      ゲスト

      こんにちは。

      着目点は下層(例:850hPa面や925hPa面)の風(風向)分布です。
      タダで見られる天気図としては、試験にもよく登場する
      850hPa気温・風・700hPa鉛直流解析図です。

      ただし、風の解析地点が粗いので、精度よく見出すには、
      数値予報の格子点解析値をもとにした、
      850・925・950hPaの風分布をみます。こちらは
      密度が高いのですが私の知る限りは無料で見られる
      サイトはありません(気象会社が有料で提供して
      います)。

      なお、わかやまさんのおっしゃるシアーラインは
      JCPZのことですが、日本海上で見られるシアの
      ため、地上付近の風分布でも大丈夫です(海上は
      陸上に比べ摩擦抵抗が少ないため)。

      また、JPCZでは、シアーラインに対応して
      等相当温位線が本邦側から大陸側に向けて
      楔状になっており、この楔に着目すること
      も有用です。

    • #6424
      わかやま
      ゲスト

      Yoshiken様

      ありがとうございます!

      地上付近の風分布や等相当温位線を見るには、どのような天気図があるでしょうか?

      無料のものもあるでしょうか?

      あと、可視画像を用いる場合もあるらしいのですが、基本は風の分布で確認するということで

      良いのでしょうか?

      どうぞよろしくお願いします。

    • #6428
      Yoshiken
      ゲスト

      おはようございます。

      アジア太平洋地上天気図(ASAS)に風データはありま
      すが、これですと、シアーラインを精度よく見
      いだせないので、やはり格子点値(GPV)をもとにした
      密度の高い図を使います。相当温位もそうですが昨日
      書きましたとおり、私はタダで見られるサイトを知り
      ません。

      衛星画像ですが、おっしゃるとおりJPCZの雲域は衛星
      画像でも着目できます。可視画像でも白くうつるので
      着目可能ですが、雲頂に着目させる赤外画像の方が
      使い勝手はよいと思います(可視画像の白さだけで
      対流雲と決めつけられないこともあり。各種天気図や
      赤外画像なども用いて総合的に判断)。
      おそらく、JPCZを衛星画像から判断させる問題の場合、
      可視画像だけで判断させることはないと思います。
      もちろん過去問全部見たわけではないので「絶対」と
      は言い切れませんが。

      先日の事例は、日付を隠されても、可視画像だけでJPCZ
      とわかりますが、試験では確実に「これだ!」と
      わかる事例であっても、きちんと根拠をひとつひとつ
      書かなければいけないことだけは覚えておいていただ
      ければと思います。

    • #6433
      わかやま
      ゲスト

      Yoshiken様

      ありがとうございます!

      アドバイスいただいた内容をもとに、がんばって学習していきたいと思います。

    • #8965
      とうり
      ゲスト

      私の疑問に思っていることは、「めざてん」にあるので、WEB検索。ありました!Yoshikenさんが書かれた「日本海上で見られるシアのため、地上付近の風分布でも大丈夫です(海上は陸上に比べ摩擦抵抗が少ないため)」です。海にある場合は書きやすいのですが、海上と陸上になりますと、私には難易度があがります。49回実技1問4では、シアーラインの、始まりと終わりの決め方が、わかりません。それらをのぞけば、ラインを書くことができますが、始点と終点の決め手は何かご教示ください。とくに終点はむずかしい。さらに向こう側までいきます。よろしくお願いします。

    • #8966
      あきら
      ゲスト

      みなさま、こんばんは。
      どの程度の細かさが必要なのか掴めなかったのですが、次の図面で要が足りますでしょうか?
      日本850hPa相当温位・風12・24・36・48時間予想図(FXJP854)
      あとは、FXFE502,504,507あたりかなぁ。
      これらであれば気象庁のHPでも入手できます。
      過去のものもSunnySpotや地球気のHPで簡単に探せるかもしれません。

    • #8968
      ウルトラゾーン
      ゲスト

      今パソコンの実技試験問題フォルダで49回実技1問4のシアーライン解析を確認してみましたが、これはなかなかに難しいですね(あれ、49回は受けたはずなんだけどなぁ)

      始点と終点がどっちなのかわからないですが、始点が北東で終点が南西側ってことでいいですか?
      このシアラインは、西北西の季節風と南寄りの風の境界を解析させるのかと思いきや、直前の穴埋め問題で、内陸に低温域がありこれが高気圧となってその外側に風が吹き出しているとあるので、西南西の季節風と高気圧の境界を解析させる問題である事がわかります。
      その時に高気圧の風はあっち向いたりこっち向いたりしていてわかりづらいのですが、なんとなく高気圧性曲率で変化しているような感じです。そして季節風はほぼ安定して西北西です。
      また低温域とあるので、温度の急激に変化しているところを探す事になります。
      すると、私の場合は、始点(北東側)は模範解答よりもう少し西に1cmくらい長くしてしまうかもしれないです。そして終点(南西側)は気温を重視して、佐賀県の0.1℃と-5.9℃の中間よりも少し-5.9℃寄りのところまで線を引きそうです。なぜなら0.1℃と-5.9℃は距離が離れているとは言え、明らかに気温が違うから(←実際の試験でどんな風に線を引いたかは、忘れました(^_^;))
      ただ、ここで問4の(3)の問題文をよく読んでみると、「福岡県内の日本海沿岸に見られるシアーライン」と書いてあります。なので、シアーラインを解析するのは福岡県内のみという事なんだろうなぁ!というのが私の結論ですね。
      佐賀県まで線を伸ばしたら問題の答えになっていないという事で0点になるのか減点になるのか、はたまた、そもそもが佐賀県まではシアーラインとして解析してはいけないものなのか、それは今の私にはわからないレベルです(T_T)

    • #8972
      とうり
      ゲスト

      あきら様が書かれているように、風(風向き)のものは、850hPaがベストですか。これに注目致します。ありがとうございます。ウルトラゾーン様、私の性格上(よくないですが)、「福岡県内の日本海沿海」に注目して、南西側、北東側において、継続していると示すように、少し2mmぐらい県外に出すようにします。やはり、これは減点対象になりそうに、ここに書いていて思いました。やはり、題意をくんで書くべき。「県内」とあるので。結論、了解しました。

    • #8975
      あきら
      ゲスト

      とうりさん、
      そうですね~。風向ポイントの多さで見るとFXJP854が入手可能図面で一番良いように思います。試験問題にもよく利用されているみたいですね。
      シアラインのお話は、私も受験したのにどう書いたかよく覚えていないのですが、ウルトラゾーンさんの仰るように福岡県内との題意なので県内にとどめておくのが良いと思います。
      この問題では、海からの季節風と内陸の高圧部からの風がぶつかってシアを形成し、そこが降水域になる可能性がありますよ(沿岸前線だったかなぁ?)という事を問うているんですね。
      類似の問題として、関東地方のシアラインもよく出題されます。神奈川や千葉の南沿岸からの南寄りの風や茨城沿岸の東寄りの風と内陸での冷気滞留による高圧部からの風によりシアラインが形成されます。高圧部の勢力によってシアラインが移動します。
      局地図面が出たら内陸の高圧部とシアライン、地形図が出たら山岳による暖湿風への影響を考慮されると良いと思います。

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