吉之介さん
>図10の2時の北東側に-2℃のポイントで7m/Sありますが、ここを内陸部とは言わないのでしょうか?
ここは、内陸部ではなく、沿岸部8m/sの配下だと思います。
判断基準としては、風向かな。
ここで言う内陸部は、南寄りの風の成分が含まれていますね。
>何故気温が上昇するのでしょうか?
>北寄りの風なので、気温は下がらないのでしょうか?
何故かと疑問を持って考えることは、予報士の資質としてとても大事なことです。
わたしにもよく分かりませんが、図8下を見ると九州北部に気温の極小域があることが理由でしょうか。
この気温極小域の北端では、一般的な南北の関係とは逆に、南側で気温極小点から吹く南風によって気温が低下し、北側では通常の季節風によって気温が戻る(上昇する)ことになります。
ただ、予報士試験対策からいうと、解答を作成するのに関係がない部分で悩まないことです。
ここで与えらた条件は、図11の気温と風向のグラフの読み取りだけで、その成因については問われていません。