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ダイゲスト
第38回実技2 問4 で台風の上陸についての設問です。
台風の進路の予報円が示されて、上陸するのはどの地方か?
という問題ですが、模範解答の他に新潟県への再上陸は
可能性は低いにせよありうるのではありませんか?予報円の中に進む可能性があるとすると、富山、新潟の
県境付近から日本海にいったん出て糸魚川付近に再上陸
というのは考えないのでしょうか?
それとも再上陸は上陸可能性からはずすのでしょうか?新潟県が北陸かというのは意見が分かれ微妙なのですが、
気象庁HPでは新潟県は北陸になっています。中島俊夫さんの書籍(実技編)でわざわざこんなひっかけに
引っかからないようにしましょうと記載されていて、北陸は
入れないという判断をされています。 -
かねけんゲスト
予報円は、単にあらゆる方向からそこに中心が来る可能性が高いということではなく、台風の速度と移動方向の予測をもとに示されているものでしょう。移動方向の予測は概ね北東方向であり、ある時刻の予報円の中に新潟と日本海があったとしても、日本海から新潟への移動が予測されているわけではないと思います。
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ダイゲスト
こんにちは
お返事ありがとうございます。
私的には、この問題は出題ミスか解答の誤りで、もっといろいろな意見が
投稿されると期待していましたが・・・あれから色々と考えて私なりの解釈をまとめると下記のように思うようになりました。
気象用語で言う「上陸」とは本土の4つの島に「初めて」「上陸」したことを
言うようで「再上陸」は含まれないようです。上陸・再上陸の定義(気象庁の説明より)
「台風の中心が北海道、本州、四国、九州の海岸線に達した場合を「日本に上陸した台風」としています。ですが、これは不正確で、「(初めて)北海道、本州、四国、九州の海岸線に達した場合」とするべきですが
気象庁は適当は表現が時々ありますから・・・だから岡山県の上陸はほぼあり得ない。こんなことわかってらーと思われる方が多いのかもしれないですけど、日本語の
正しい解釈は私は間違ってないと思うのですが・・・数学の問題ならあり得ない
ことだと思ってるのは私だけでしょうか?気象用語と思って解釈するのがいいようです。
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ていねんまじかゲスト
個人的な推測ですが、再上陸が一律上陸から外されているわけではないと思います。
ただ、ダイさんが想定された日本海にいったん出て糸魚川付近に再上陸する場合、新潟はその前から暴風などの台風の影響下にある考えられます。
時刻の観点で中心点で定義されるものの、気象的?にみると、この場合、新潟に上陸とは捉えないという見方はいかがでしょうか。
正しい定義に基づく説明にはなっていないと思いますが、下記の記事を見て、そんな風に感じました。
https://www.metsoc.jp/tenki/pdf/1995/1995_01_0055.pdf -
ていねんまじかゲスト
ちなみに、この考え方の場合、北上した台風の岡山への(再)上陸はあり得ることになります。瀬戸内海の沿岸は海岸線とは捉えないのかなとも思いましたが、少なくとも下記のニュース記事では岡山への上陸と報じていました。
https://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040001_X10C15A7I00000/ -
ダイゲスト
こんにちは
ていねんまじかさん、お返事ありがとうございました。
ところで、いろいろな考えがあるのだなとちょっと意外な気がしています。
元はと言えば、気象庁の定義が甘いだけのことだと思っているのですが、
実務的にはそうだろうなと思います。ただ、気象庁のHPで、台風の都道府県別上陸数によると岡山県は表に入らず
ランク外です。
一方、どこかのサイトで個人的に調べた人がいて、岡山は再上陸は結構多く
12回もあり再上陸を「上陸」数と考えるならランク入りするはずです。だから、やっぱり気象庁はじめこの問題に疑問を抱いていない人は
「初めて陸地に達したとき」と解釈してるんじゃないかなと・・・
しらんけど・・・ですが。余談ですが、
私は定年の歳はとっくに過ぎた前期高齢者ですが、まだ現役で働いています。
無謀にも気象予報士の試験を頑張っています。
頭の老化だけでなく視力の低下にも悩んでいます。天気図がクリアに見えない・・・ -
かねけんゲスト
24時間以内に台風が日本海に至るには、進路予想では左寄りの北北東向きの進路を取る必要があります。一方、富山、新潟の県境付近から日本海にいったん出て糸魚川付近に再上陸するためには、台風は東向きに進路を変えなければなりません。そのような転向はこの進路予想図では予想されていないのではないでしょうか。
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ダイゲスト
こんにちは
色々な解釈があるとは思いますが、かねけんさんは台風がカーブしたらダメだということになりますよ。
そこまで「予報円」は予想していないと思います。予報円の定義からすれば、台風の中心が12、24、48、72、96および120時間後に到達する可能性がある範囲
ということだけなので、カーブすることを予想してないわけではないと思います。
極端なことを言えばくるくる円を描いたり一旦円からはるか外れ扇形の外までも外れたところに行っても例えば24時間後に戻ってくる予想ならそこが円になるわけで、いったん海に出ることを禁止してはいないと思います。ただ気象庁の統計という立場から一つの台風で2回の上陸をカウントするのは統計的にへんですから、暗黙の了解でこうなっていて気象庁の定義に不正確さがあるということです。気象関係者の多くもそれに気づいていないということがおもしろいなと思って投稿した次第です。
そもそもこの問題を作った時に出題者はわざわざ佐渡島を明示して選択肢の最初に北陸をもってきているところから、佐渡への上陸は上陸でないんだよというところを問題にしたかかったんだと思っています。そうでなければ、予報円を小さくしておけばよかったわけですかね。 -
かねけんゲスト
台風がカーブしたらダメだといっているのではありません。図でも24時間以降北向きにカーブすると予想されています。ご指摘のような富山、新潟の県境付近から日本海にいったん出て糸魚川付近に再上陸する動きは、進路予想図で想定されていない動きではないかと考えているということです。問題の前提は予報円内を台風中心が進むということですから、T=0、T=12、T=24、T=48の位置と範囲は限定されています。また、予想時刻以外の位置は自由というわけでもありません。その中で、T=24より前に日本海に到達したのちT=24で本州に中心が存在する動きもありうると進路予想図から読み取るのには、無理があるのではないかと考えます。
なお、佐渡島はこの出題図では予報円内にはありませんので、上陸の判断への島の寄与を求めているわけではないと思います。
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