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ダイゲスト
今頃になって基本中の基本的なことをお伺いします。
第44回気象予報士試験 実技2 問1(1)
[2] 地上低気圧と500hPaトラフの位置関係を書いて、低気圧が発達する可能性に言及する、基本的な問題
北上先生も「こりゃあ、発達する低気圧条件の
基本中の基本なので、
確実にポイントにせんと
あかんなぁ。」という程度の問題なのですが、
模範解答も、北上先生も120度より西に解析しておられます。
私にはトラフが東経122度から120度くらいにしか見えません。(500hPa)
300hPaに至ってはもっと東に見えます。
しかも、曲がり方が、どちらかと言えば「く」の字側に曲がってるように見えてしまいます。
(模範解答は「し」の字側に湾曲
それで、
低気圧はトラフの東側に位置するので,発達する可能性が高い。(29字)
ということなのですが、ここだと地上低気圧から17度くらい西?に位置しています。
しかもかなり浅いトラフ。
どこかで、関連するトラフは遠くても、せいぜい10度くらい西にある。それ以上西はあまりない。
というような記述を目にしたことがあります。
模範解答がこうなんだから文句を言わずそういうものと覚えるのがいいのでしょうが、皆さんにはどう見えましたでしょうか?
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かねこゲスト
設問を、水蒸気画像の暗域の特徴により明確に解析できるものとその位置と解釈して、高層天気図を参考にしつつも、あくまで水蒸気画像をベースに読み取れる情報を答えればよいのだと思います。その場合には解答例のようになると思います。また10度ルールは私は知りませんし、経度の10度は緯度によって距離も異なりますので、気にしなくていいのでは?出典がわかれば教えてください。検討します。
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ダイゲスト
お返事ありがとうございます。
>あくまで水蒸気画像をベースに読み取れる情報を答えればよいのだ
ということですね。私一人とんでもない読み違いをしてるのかとも思っていました。
確かに水蒸気画像だけをみるとそう解釈できますね。過去の掲示板でも話題になってないし、私自身前回この問題を解いたときは
なんとも思っていなくて・・・過去問をやり直せば出てくるはずですから、「10度ルール」は調べてみます。
たぶん、発達しない低気圧の例で取り上げられていたと思います。 -
ダイゲスト
追加 2022年版精選問題集 の最後の問題にこの回の問題が取り上げられていて、500hPaの天気図からでもトラフは模範解答の場所にあると回答されていて「典型的状態」だそうです。
単に私の目が狂ってるだけのようでした。
お騒がせしました。 -
ダイゲスト
「10度ルール」の出典?を見つけました。
この北上先生の過去問解説 第43回気象予報士試験 実技2 問2(1)この模範解答でも遠すぎると言ってることだし、第44回気象予報士試験 実技2 問1(1)トラフ
は本当にこの低気圧の発達に寄与したのでしょうか?今風に言うと「エビデンスはあるんか!」と言いたくなりますけど。
これが、気象予報士試験の神髄なんでしょうね。以下転載
500hPa地上低気圧の中心よりもかなり西側に500hPaのトラフがあります。
しかし、この低気圧に関連付けるには遠すぎますね。
トラフが地上低気圧の西側に位置すると言えるのは、東経間隔で5°くらいで、もっと離れていてもせいぜい東経10°程度までですから、このトラフは、遠すぎて関係ないでしょう。とすると、対応するトラフがみつけられません。
これを20字で表現するのですが、困りました。
「500hPaトラフは遠く離れ過ぎている。」(20字)何を言いたいのか伝わらないと思いますが、他に書き様がないのです。
気になる模範解答は
「対応する明瞭なトラフがみられない。」(17字)
なぁんだ、こんなふうに書けばいいのか、ッて感じ。
こんな風に的を外した問題は、初めてみたような気がするなぁ -
かねこゲスト
ダイ様
情報ありがとうございます。トラフ問題は頻出する割には主観の要素も大きく、てこずる感じがします。ただ、10度にはこだわる必要はないのではとも思います。例えば、50回実技2問2では、経度15度(800海里)程度離れた低気圧へのトラフの影響が述べられています。ただ、900海里以上離れた場合の結びつきを述べている例は見つけられませんでした。高さ方向で考えると、軸の勾配が1/300より離れると結びつきは無いと判断できそうで、1/200位内ではかなり自信をもって結びつきを主張できそうですが。
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