この問題の解釈は気象塾講師も間違っていますが、北半球では等高度で温位は南の方が高いというような平均論から考えるものではないと考えます。(b)や(c)の状態は、静力学平衡が成り立っているという前提から考えておかしいと考えます(一定温位・圧力で層厚・密度が変わっている)。(a)(d)(e)は暖かい側で層厚が増加しており問題ありませんが(d)は誰もがわかるように風向が逆。(a)も(e)も圧力勾配の大きいほうで風速が大ききなっていること、低圧側を左に見る方向に風が吹いていることなどより、前提と矛盾がないので正しいと判断できると思います。