5400mの等高度線を赤鉛筆でなぞってみてください。その後で北上大さんの解説を読まれると理解が深まると思います。
明らかにわかるのは、偏西風における長波の波は2つ、弱いのを入れると3つあります。これが偏西風蛇行と言われるもにのです。気象での長波とは大きな波でして、360度ぐるりと回って2〜3つの波しかない波のことです。波の数は、高緯度側の高度が低ければ、低緯度側に凸になっているところの数のことです。正確には波の谷から谷までを1つの波とします。山から山でみてもOKです。
で
赤鉛筆でなぞった5400mの等高度線を見てみましょう。これが偏西風蛇行です。偏西風蛇行です。5400mをなぞったのは、問題が中緯度帯に注目しているからです。
さらに、高偏差、低偏差がありますが、上で述べた、等高度線の凸の状況が平年よりも強まりそう、つまり、偏西風蛇行が平年よりも強そうだということになります。
まずは赤鉛筆で確認してみてくださいね!