「北半球と南半球での低気圧性循環」について

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    • #63230 返信
      yumushi
      ゲスト

      「北半球と南半球での低気圧性循環」について質問させていただきます。

      質問のきっかけとなる過去問は第48回専門知識問4(b)です。調べて考えてもわからない(かえって混同しています)ため質問させていただきます。初質問で、大変緊張しております。。。

      ある受験機関の過去問の解説では
      「南半球においては、反時計回り(低気圧性循環)の場合を負の渦度、、、」とありましたが、これは間違いではないでしょうか。「天気予報用語集(第4販)P179」の記載と反対の内容であり混同する原因となっています。

      北半球
      低気圧での風は反時計回り(低気圧性循環)、渦度は正(低気圧性曲率)
      高気圧での風は時計回り(高気圧性循環)、渦度は負(高気圧性曲率)

      これは基本事項です。

      しかし、南半球について理解が進まずしっくりきません。

      南半球
      低気圧での風は時計回り(低気圧性循環)、渦度は負(低気圧性曲率)
      高気圧での風は反時計回り(高気圧性循環)、渦度は正(高気圧性曲率)

      が正しいと思うのですが。

      ここで「低気圧性曲率」とは「天気予報用語集(第4販)P179」によると
      「気圧の谷の場合のように、気圧の高いほうから気圧の低いほうをみて、凹状の形をしている部分の等圧
      線または等高線の曲がり具合」
      とあります。

      また、それでは南半球では低気圧の解析の際に渦度は「負」のまま扱い、絶対値をみるのか、という素朴な疑問もあります。

      類題の「第54回気象予報士試験模範解答と解説」での一般知識問8(b)の解説(P64参考図2)を元に考えると私の理解で正しそうですが、自信がありません。

      アドバイスをお願いします。

    • #63245 返信
      ヒデ
      ゲスト

      反時計回りの場合は正の渦度ですね。従って南半球では正負は逆になります。
      また、渦度と曲率は基本的には別の概念です。南半球でも低気圧が示す曲率は低気圧性曲率でいいでしょう。ただし、曲率の符号は、曲線を見る座標系によって変わります。

    • #63306 返信
      yumushi
      ゲスト

      ヒデ様、コメントありがとうございます。

      疑問点が解消しました。やはり某受験機関の解答はミスでしたか。実技もまだまだの初学者には、混乱の元になるのでしっかりチェックして欲しいですね。

      また、「曲率の符号は、曲線を見る座標系によって変わります」というのは、調べたのですが
      Z座標系、P座標系のことを指すのでしょうか。

      よろしくお願いいたします。

    • #63311 返信
      ヒデ
      ゲスト

      曲率の符号は曲線を見る座標系によって変わるというのは、もっと単純に、気圧の高いほうから気圧の低いほうを見る、南から北を見る、赤道から極を見る、あるいは各々の逆方向というように、座標のとり方で変わってしまうということです。

    • #63334 返信
      yumushi
      ゲスト

      ヒデ様
      何度もご教示いただき、ありがとうございます。

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