58回一般問5(b)で、「大気中に水蒸気が多く存在するほど、大気から地表に到達する長波放射は少ない」は誤りが正答とのことなのですが、混乱しています。温室効果ガスである水蒸気が多く存在すると、大気からの下向き長波放射を吸収してしまい、地表に到達する量が減るのではないかと・・・
問の条件で「気温の高度分布が同じ」とされているので、同じ温度の大気から射出される長波放射量は同じと考えてしまいます。射出量が同じであれば、途中の水蒸気で吸収される分、地表への到達量は少なくなる気がします。
私の理解のどの部分が間違っているのか、どなたかご指摘頂けると助かります。