はじめまして。
私なりの解釈をお伝えしようと思います。
まずは、私見であることをご容赦ください。*気象予報士ですが弱気で申し訳ないです。
第48回実技2問1の事例です。
このような場合、私が注目しているのは、下記の3点です。
①850hPa天気図の低気圧循環中心:北海道の西海上にあります。
②850hPa等相当温位線が北側に楔状になる部分(つまり閉塞点):おそらく297Kが対応しており、北緯43度、東経142度付近にあります。つまり、①の中心から離れています。
③850hPa等相当温位線集中帯の南縁(寒冷前線)と低気圧中心との距離:閉塞段階に入ると、寒冷前線は低気圧中心から南方向へ離れていきます。
すごくシンプルですが、私は、まず①に着目し、②と③をみて850hPaでの閉塞を判断しており、この事例では閉塞していると判断しました。そしてこの面の前線を解析し、地上風などとの整合性を考えながら地上の解析を行います。(間違えていたら申し訳ありません。)
閉塞の判断だけでしたら、500hPa強風軸との位置関係の方がわかりやすい目安となりえますが、
この問題に関しては初期時刻の渦度解析図がないように思います。
長文失礼しました。テキストや、ほかの方のご意見も参考にしていただきますようお願い申し上げます。