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ik
ゲスト乾燥断熱減率について調べておりましたが、参考書、webサイトにより単位表記が異なっており混乱しています。
0.976K/100m とあるのもあれば
0.976℃/100m とも記載されています。
(0.976を簡略にして1Kや1℃としているものも含みます)私の認識では0K=-273K でしたので、換算するとあきらかに異なる数字になるはずだと思っていたのですが、何か他の理解の仕方があるのでしょうか?
恐れ入りますがどなたかわかる方がいらっしゃいましたらご教授いただけますと幸いです。
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ik
ゲスト申し訳ありません、上記質問の、
0K=-273K は
0K=-273℃
の誤りです。
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Prometheus
ゲスト確かに0[K]=-273[℃]なのですがK単位の温度は℃単位の温度に273を足した値で、目盛の間隔は同じです。そのため、温度の増減に関する値である断熱減率はK単位でも℃単位でも同じ値になります。
具体例で説明しましょう。
空気塊の温度を25[℃]とします。この空気を凝縮させずに100[m]上昇させたとき温度が1[℃]下がって24[℃]になったならば、乾燥断熱減率は(25-24)[℃]/100[m]で0.01[℃/m]です。
ここで温度を[K]表示すると、上昇前の25[℃]の代りに25+273[K]=298[K]、上昇後の24[℃]の代りに24+273=297[K]を使って計算することになり、乾燥断熱減率は(298-297)[K]/100[m]でやはり0.01[K/m]です。
何故かというと273は℃とKの差(オフセット)なので、上昇前後の増減を考えるときに消えてしまいます。そのため断熱減率は[℃/m]でも[K/m]でも同じ値になります。
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ik
ゲストPrometheusさま
ご丁寧な説明ありがとうございます。
確かに273の差があるだけで間隔は同じですね。
スッキリしました!
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